★★★★★【小説】フレドリック・ブラウンSF短編全集1
安原和美さんが訳した本ですね。
私は最近図書館を利用する様にしていまして
本のジャンルが聊か偏り過ぎているな、 小説が欲しいな。
と手に取った本です。
フレドリック・ブラウンと言う作家を知らなかったのですが
SFと推理が両方得意な作家さんと言う事で読んでみるとまさにその通り。
オチが秀逸で推理もちゃんと出来る、 SF的なガジェットは出るが
それを言うのは野暮と言う物だ、 ちゃんと推理物になっている。
それだけでは無く
人間の信じる心で実在できる妖怪変化の世界や
常人と狂人は別の世界で過ごしているとか面白い設定も出してくる。
メタネタぶっこんで来る話もあるが、 それに関しては言語圏が違うので
すんなり納得は行かないが、 そう言う事ね、 とはなった。
エタオイン・シュルドゥルに関しても活字機が馴染み無いので少し首を傾げた。
フレドリック・ブラウン氏は『発狂した宇宙』という別作品でSFファンをこき下ろし。
『ファンたちは執筆や編集をしたがっている』と称したのは流石。
今やSS書きも大勢居る、 確かな慧眼の持ち主だ。
この本の一番良い所はまだ1巻目と言う事である。
まだこんな作品がたくさん読めるんですか? と言うのは素晴らしい。
是非とも続きが読みたい。
短編が多いのも嬉しい、 星新一が好きなので。
おすすめポイント
★★★★★
間違い無く傑作。




