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【第2章完結!】美少女店主はおっさんに戻りたい!~異世界転生の行き先はこちら~  作者: 松川あきら
第2章

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6.オリハルコン


 ティモが私の店に訪れたのは、最初に会った日から7日後のことだった。

 扉のガラス窓からおそるおそる店内をのぞき込んだティモとガラス越しに目が合う。ティモは一瞬、驚いたように後ずさり、それでも気を取り直したのか、あらためて扉を開けた。

 ちりりりん。

「あ、あの!」

 鈴の音に重ねるようにして、ティモが声を上げる。

「いらっしゃい。来てくれたんだね。その後、どう?」

 私が声をかけると、ティモは嬉しそうに笑った。

「よかった、忘れられてたらどうしようかと思ってたっス」

「覚えてるよ、ティモは印象深かったからね。どう? 時期的に、稀人向けの講習が一段落したところかな?」


 稀人がこちらの世界の常識を知るための講習は、その稀人がどれくらい体の知識を取り込んでいるかによって、内容も、かかる時間も変わってくる。セロは稀人として目覚めて1ヶ月以上経ってからギルドに足を運んだから、講習自体は半日で終わったと言っていた。アロイはそもそも子供だったので、冒険者ギルドに行ったのは10歳の頃――つまり、目覚めてから3年以上経ってからだったと言う。アロイへの講習は単なる注意事項の読み上げだけだったらしい。


「はい。多分、だいたい終わったと思うっス。あの……宿も、ギルドのほうで安いところ紹介してもらって、狭いけど個室だし、朝メシもついてるし……そんで、オレ、ギルドの人に教えてもらいながら何日か過ごして、そしたらだんだん、体の方の知識も思い出してきたっていうか……」

 ティモの話し方は少し幼く感じる。それに加えて、どことなく自信なさげでもある。こんなに立派な体格でこの自信のなさは……と思ったけれど、魂のほう――つまり、ニホンでの元の体つきもこんな風だったとは限らないのだと気がついた。

 今は背が高く、贅肉はないのに厚みのある体で、短く整えた濃い赤茶色の髪まで頑丈そうだけれど、魂がこの肉体に入る前、ニホンでどんな体だったのかはわからない。


「体のほうの知識を思い出すのに、少し時間がかかる人もいるらしいからね」

「そ、そうなんス。そんで、オレ、村では自警団のメンバーだったみたいで……剣術の本当に基本の“き”くらいは習ってたっぽくて、それを言ったら、傭兵ギルドで剣術を教えてもらえることになりました」

 少しだけ恥ずかしそうに、へへ、とティモが笑う。

「へぇ、よかったじゃない。武器を扱いたいって言ってたもんね」

「はい。それで、あの……今日はこれを加工してもらいたくて」


 ティモはズボンのポケットから小さな青い魔石を取り出した。薄い正方形に切り出された魔石は冒険者登録の証だ。危ないところに出向くような実戦はまだまだとしても、街なかの雑用や安全な場所での採集は新人冒険者の定番仕事だ。


「あ、了解。何に加工する? こないだセロがしていたような鎖のペンダントは、武器で接近戦をする人には向かないんだよね。ほら、引っかけて切れちゃう可能性が高いから。同じ理由でピアスにするのもおすすめはしない。耳たぶって結構いろんなものに引っかかるからさ」

 耳をとんとんと示して見せると、魔石ごと耳たぶを引っかける様を想像したのか、ティモが痛そうに眉を寄せた。

「えと……何がおすすめですかね。オレは何でもいいんスけど」

「一番邪魔にならないのは腕輪かな。鎖で繋ぐような華奢なやつじゃなくて、バングルタイプね。ちゃんとサイズを合わせてフィットさせれば、邪魔にならないと思うよ」

「じゃあ、それでお願いするっス。なんか、前世でもアクセサリーとかつけたことないんで、注文するの少し恥ずかしいんスけど」

 ティモがそう言って照れ笑いをした。こんな風に笑うと、21歳どころか10代半ばにも見える。


 右利きだというので、左手首を測らせてもらう。

「材質はどうする? 銅や真鍮は安いけど変色しやすいんだよね。金は高いし、銀もそれなりにする」

 青銅や鋳鉄はアクセサリーには向かない。武器を持たない冒険者であれば、木彫りの腕輪にプレートをはめ込むという手もあるんだけど。

「えーっと……これは、あの……念のために聞くんスけど、ミスリルとかって……」

「……み、すりる?」

 私が首をかしげると、ティモは慌てて顔の前で手を振った。

「あ、や! なんでもないっス!」

 ひょっとしたら、セロかアロイがいれば何らかの解説があったかもしれない。リナも知っているかもしれないが、リナは今、使い魔である犬のモモと一緒に散歩兼買い物に出ている。


 ヤバいヤバい、とティモは小さな声で呟いた。

「どうにも、気を抜くとそういう、通じない単語が出ちゃうっス。ミスリルもオリハルコンも現実にはないっスよね」

「オリハルコンはあるよ」

「えっ!?」

「え?」

 ティモの驚きように、こちらも思わず疑問符を浮かべてしまう。

「オリハルコンあるんスか!? え、ヤバ! 伝説の金属っスよ!?」

「伝説は知らないけど、銅と亜鉛の合金を南洋のほうではそう言うね。さっき変色しやすいって言った真鍮のことだけど……真鍮にするかい?」


 オリハルコン……と呟いていたティモが、迷うように口を開く。

「ベ、ベルさんのおすすめは何っスか?」

「今のおすすめはアルミ合金かな」

「アルミ!? アルミニウムなんてあるんスね」

「あるよ。……と言ってもね、少し前までアルミはすごく高かったんだ。2年くらい前に稀人がアルミの新しい抽出法を見つけて、つい最近、値段が劇的に下がったんだよね。日用品の材料として出回るようになってきたんだけど、アクセサリーにするなら合金にすることで軽くて丈夫になるからおすすめだよ。変色もしにくいしね」

 ニホンで専門の高等教育を受けたというその稀人は、私は顔も名前も知らないけれど、アルミの他にもいくつか効率の良い冶金技術をユラルに伝えてくれた。こちらに来てしばらくは冒険者として活動したらしいが、すぐに魔法を研究するようになり、魔法をある程度修めると次には魔力による冶金を研究し始めたというから精力的だ。


「なるほど。軽いのはいいっスね。……でも、あの……オリハルコンでお願いしていいっスか!」

「了解、じゃあ加工は真鍮で……と」

 受注用のメモに書きながらそう呟くと、いや!とティモが否定してきた。

「そこはオリハルコンで、って言って欲しいっス!」

 何のこだわりだろう。南洋のほうではそう発音するし、西の大陸ではオリカルクムとも言うけれど、真鍮は真鍮だ。

「……じゃあ、オリハルコンで(うけたまわ)るよ。これは加工に少し時間がかかるから、5日後くらいにまた取りに来て」

「あ、あと、魔法の収納袋っていうのを大小揃えておけば便利だって聞いたんスけど」

 言いながら、ティモは商品棚に目をやる。私もメモを書き終えて同じ棚に目をやった。

「収納袋は……ティモは今、使ってるものはある?」

「や、そういうの持ってないんス。保存箱とは違うんスよね?」


 聞いてみたところ、故郷の漁村ではそれぞれの船に大きめの魔法の保存箱が設置されていて、個人間の取引でも小さな保存箱を使うことが多かったらしい。漁村という性質上、取引するもののメインが生鮮品だからだろう。

「魔法の保存箱は、時間経過を極端に遅くするものだけど、中に入れるものの大きさや重さは変わらないよね? 逆に、時間経過は変わらないけど体積や重さを変えるのが魔法の収納袋だよ。一番高品質なものなら、体積と重さをどちらも10分の1くらいにしてくれる。安いものだと3分の1くらいかな。野営道具なんかはかさばるから、少し高めの収納袋に入れる人が多いよ」

 私の説明を、ティモは時々ふんふんと頷きながら、真剣な顔をして聞いていた。

「四次元ポケットの簡易版みたいな感じスかね」

「え、なにポケット?」

「や、なんでもないっス!」


 大小1つずつの収納袋を選びながら、ティモは他の商品も見ているようだ。

「いろんなモンがあるんスね。……あと、オレみたいな初心者が買っといたほうがいいものってありますか」

「とりあえず、万一のために回復の魔結晶を最低1個は身につけておくのをおすすめするよ」

 これは絶対だ。誰に聞いても同じことを言うだろう。

「マ、ケッショ?」

「ギルドで教わらなかった? 魔結晶。魔法を込めた結晶のことだよ。どんなに安全な場所だと思っても、回復の魔結晶は最低ひとつ。それなりに危険な仕事をするなら3つ4つは持っていたほうがいい。あと、外壁の外に採集に出るなら、獣除けや虫除けの魔結晶もあれば便利。簡易結界とか浄化なんてのもあるけど、今は必要じゃないかも」

「あ、あー! 魔結晶! そうだ! ギルドの人にポーションないんスかって聞いたら、それの代わりに魔結晶があるって教わったっス!」

 今まで、アロイやセロからポーションなんて聞いたことはなかったけれど、稀人の間ではそんなに真っ先に出てくる名称なんだろうか。いや、彼ら以外の稀人からもポーションなんて聞いたことはなかったけれど。


 私は、魔結晶の現物をカウンターの上に取り出す。布張りのトレイの上に、いくつか並べて見せた。

「これが魔結晶だよ。水色のが回復だ」

「なるほど。……ハッカ味っスか?」

「食べちゃだめだ」

「え!?」

「握りしめて魔力をほんの少しだけ流すんだよ。魔結晶の中に魔法と、その魔法に必要な魔力が込められているから、それを開放するきっかけの魔力を流すだけでいい。魔結晶は蓋付きの小さな収納ケースに入れてベルトに付ける人が多いよ。あと、緊急用に回復の魔結晶をひとつ小さな革袋に入れて首から下げる人もいるね」

 首から下げるのは、だいたい、薄くて柔らかい鹿か羊の革で作った小さな巾着で、魔結晶を1個か2個入れられるくらいのサイズだ。ベルトに付ける収納ケースは厚手の革でしっかりと作った固いケースが多い。街の外に仕事に出るなら、人にもよるが、だいたい10個から20個くらい入れていると思う。


「えっと、じゃあ……とりあえずその回復のやつを1つ、いや2つお願いするっス。今のところは街の地理を覚えるついでに荷運びを請け負ってるだけなんで、外の仕事をするようになったら、他のも買いに来るっス!」

「うん。それがいいと思うよ。首から下げられる小さい袋をサービスしてあげる。他の魔結晶を揃える時に、ベルトに付けるケースを考えればいいよ。魔結晶2つと収納袋2枚、あと魔石の加工は半金だけもらって、引き渡しの時に残りの半金もらうね。合計で2700……2500カディでいいよ」

 今は安宿暮らしとはいえ、ギルドが紹介するレベルの宿なら、生活に必要なものはだいたい揃っているはずだ。生活用の魔道具は、そこを出て新しい部屋で暮らし始める時に揃えればいいだろう。


 ティモは財布から金貨と銀貨を出した。金貨や銀貨と言っても、昔と違って今は金銀をそのまま使っているわけではない。偽造防止に魔法で加工してある合金製の貨幣だ。

「ありがたいっス! くぅーーっ! こうやってポーション……じゃないや、魔結晶ってのを買うとアガッてくるっス! ヤベー、オレ、冒険者って感じっスね!」

 感無量、と言った感じでティモが嬉しそうに握りこぶしを作る。


 ちりりりん。

 扉に付けた鈴が鳴った。店に入ってきたのはアロイだ。店の中に入って、扉を閉めた後に少しだけ通りを気にする素振りを見せた。

「いらっしゃい。どうしたの? 外が何か?」

「いや、なんでもないよ。――ああ、ティモが来てたのか。ひょっとして、最近は傭兵ギルドでしごかれてる?」

 ティモの顔を見た後に、軽く全身を見て、アロイが微笑む。

「え! なんでわかるんスか!?」

「あちこちにカラフルな打ち身のあざがあるようだからね。今日は? 買い物に来たのかい?」

「冒険者登録をした魔石の加工もお願いしたっス。……そういえば、さっき買った魔結晶って、打ち身にも効果があったりするんスかね」

 ティモがそう言いながら私のほうを振り返る。


 だが、回復の魔結晶についてなら私よりアロイのほうが専門家だ。私が答えるより先にアロイが頷いた。

「もちろん、効果があるよ。回復の魔結晶は、数日分の自然治癒力を30分程度に圧縮するものだと考えればいい。品質にもよるけど、だいたい5日から7日分くらいかな。だから例えば、君が風邪をひいたとする。薬を飲まなくても、5日間安静にしていればだいたい治るだろう? 外傷でも、単純な切り傷なら清潔な布で押さえて5日間そのままにしていれば傷はかなり塞がる。それが魔結晶1つ分の回復力だ。ただし、内臓まで届くような深い傷や骨折なんかは5日じゃ治りきらない。そうなったら、街の外でなら魔結晶を2つ3つ重ねて使えばいいし、街の中なら医術院に行くのが一番いい」

 アロイの説明に、ティモが「はぇー」と声を上げた。

「何でもかんでも治るってわけじゃないんスね?」

「そう、万能薬なんてないのさ」

 言いながら、アロイはカウンターの上にある、ティモが買った物を見た。


「ああ、僕が作った魔結晶も買ってくれたみたいだね。どうせベルも多少サービスしたんだろうし、僕もたまにはサービスしよう。【湧き出ずる泉、癒やしの白虹】――これで多分、打ち身のほとんどは治ったはずだ」

 アロイとティモの間に、一瞬だけ白い光が瞬いて、すぐに消える。

 ティモは目をしばたたいた。

「え、あ、い、今の何スか!?」

 回復魔法を見たのは初めてなんだろうか。まだ体の記憶を完全に取り込んではいないのか、いや、小さな漁村ならそんなものなのかもしれない。

「回復魔法だよ。魔結晶よりも強力で効率がいい」

 アロイが答えている。が、それは魔結晶の品質と回復術師の技量によるかもしれない。

「アロイが作った魔結晶なら、見習い回復術師の治療より効率がいいかもね」

 私がそう言うと、アロイは軽く肩をすくめたが、否定はしなかった。


「ヤッベーっ! ほんとだ! 痛くないっス!!」

 肩を回したり、腰をひねったりしながら、ティモが嬉しそうに声を上げる。剣術の鍛錬は、綿の入った胴着を着てやるはずだが、木剣とはいえ何度も食らえばあざになるのだろう。ただ、実際に攻撃を受けて、それでも戦い続けるためには、攻撃を避けるだけじゃなく、食らう訓練も大切なのだ。

「今日は? この後も傭兵ギルドかな?」

 アロイの問いにティモが元気よく頷く。

「そうっス! 痛いとこなくなったんでちょっと気合い入ってきたっス!」

「確か冒険者ギルドの近くだったね。――なるべく細い路地を経由していったほうがいいかも」

 道がわかるならだけど、とアロイが付け加えた。


「どうして? さっきもアロイは店の外を少し気にしてたけど、なんかあった?」

 聞いてみると、アロイは軽く腕を組んで、うーん、と唸る。

「あったというほどでもないんだけど、九聖教が少しにぎやかでね。稀人だとわかれば嫌がらせをしてくるかもしれない」

「きゅーせーきょー?」

 ティモが繰り返す。伝わっていないのが丸わかりだ。

「稀人嫌いの宗教団体さ。ティモは独り言の声も大きいからね、稀人だってことが周囲にすぐバレそうだ」

 アロイの言葉には私も同意する。

「だいたいの人は稀人に好意的だけどね。九聖教にバレたら確かにやっかいかもしれない。2~3人で組んで演説しているようなグループを見かけたら少し遠回りしたほうがいいかも?」


「はぇー……そういうこともあるんスね。わっかりました! 少し周囲に気をつけて戻るっス! 今日は本当にありがとうございました!」

 買った物をまとめると、ティモは私に向けて丁寧に頭を下げた後、アロイに向き直ってそこでもまた頭を下げた。

「また必要なものがあったら買いに来るっス!」

 戸口でまた軽く一礼をして、ティモは外へ出て行った。


「そういえば、アロイは何か用事があってうちに?」

 ティモに見せていた魔結晶を片付けながらそう聞いてみた。

 いや、とアロイが笑う。

「そこの商店街で買い物をしていたんだけど、あちこちに九聖教がいてね。ちょっと帰る時間をずらそうと思って。30分くらい時間つぶさせてよ」

「なるほど。じゃあお茶でも淹れるよ。私も休憩しようと思ってたんだ。――アロイは九聖教に顔を知られてるの?」

 湯を沸かしながら聞くと、アロイは首をかしげる。

「うーん、どうだろう。うちの父親がこの街ではそれなりに知られてるからね。その息子が稀人だっていうのは有名だけど、僕の顔を直接知られてるわけじゃないと思う」


 アロイの父親はいくつかの大きな土地の地主でもあり、工場や商会の出資者でもある。その工場や商会では稀人の技術を取り入れてるし、従業員にも稀人を採用している。稀人反対派からしてみれば、目の(かたき)にしたくなりそうだ。

「あからさまに攻撃はしてこないだろうけど、稀人だってわかるような話題は、外ではしばらく避けたほうがいいかもね」

 私がそう言った、ちょうどその時。


「世界は! 稀人が導くままで良いのですか!!」

 店のすぐ前を、拡声の魔法で演説をしながら九聖教の一団が通り過ぎていった。一団といっても、3人か4人くらいの小さな集団だ。今日は偽エリクサーを売るよりも演説に注力しているらしく、いつもの稀人批判とニホン批判を繰り返しながら、通りを歩いている。


 私とアロイは目を合わせて、同時に肩をすくめた。


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