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街道の旅

ご意見ご感想ありましたらよろしくお願いします。

「皆大丈夫かな」俺はギルドの扉の前だった。昨日はあれから商業区の酒場へ移動し、たらふく酒を飲まされたがどうやら酒にも俺はめっぽう強いようだ。他の三人は家にも宿にも帰れなくなってしまい担いで大葉亭に運んだのだ。


大葉亭を出る時もまだ起きてくる様子はなかった。


ギルドのカウンターには何時も通りミリアさんが座っていた。


「おはよう、エイジ君。他の皆は?」


「おはようございます、ミリアさん。飲みつぶれてまだ寝てますよ」


「エーラが潰れるなんて珍しい!ちょっと見たかったわ。で、エイジ君は今日もクエスト?」


「はい、討伐系で何かありますか?」


「エイジ君は心配するだけ損ね。銀のランクで受けれて良さげなクエストはこれとこれです」


出された紙を見る。



”ミローの街から東に2日のジャニスの村の近くにオークの群れが出没する、甚大な被害が出る前に退治してほしい”


”北の街道にて10人程の盗賊団が無法し放題、悪徳奴隷商人などとも繋がりがある様子。壊滅、もしくは捕縛してほしい”



いきなりハードになったな、本来パーティでこなすクエストをソロだからしょうがない。移動距離を考えると下の方が近いが最悪人を殺る事になるか、、、。


考える俺を見てミリアさんは他のもありますよと言ってくれたが俺は下のクエストに決めた。この世界で冒険者をやるなら何時かは通る道、早めに済ませようと決めたのだ。


「では、受理します。盗賊団のよく出没する街道はミローから1日の距離で上手く遭遇出来るとは限りませんからギルドのショップで簡易的な野宿セットと保存食を買ってくといいと思います。まぁ、ある程度したら帰ってきても問題ありませんし」


「分かりました、では行ってきます。あ、ギルドのショップって火薬売ってますかね?」


「ちょっとわからないかな、店員さんに聞いてみてね」


「はい」


カウンターから向かって左奥にショップがある、初めて来たな。


「いらっしゃい」


中から出てきたのは髭もじゃの腰ぐらいの身長のおじさん、ドワーフだ。


「どうも、あの、、、」さっきミリアさんに言われた物を頼む。


「ちょっと待ってな」奥に引っ込もうとするおじさん。


「あ、あと火薬ってありますか?」


「あるぞ。どれくらい必要なんだ」


「金貨一枚分あります?」


「あるがそんな持てないだろ。金貨一枚だと大樽一つだから相当な重量だぞ」


「問題無いです、お願いします」


「分かった」改めて奥に行き再び台車を押して帰ってくる。


「火薬大樽1つと野営セット、保存食詰め合わせを5日分で合わせて金貨1、銀貨5だ」


俺は支払いを済ませギルドを出る。もちろん品物は全て空間にしまった、、、一瞬の隙をつき内緒でな。



今日は何時もの南門ではなく北門から出て行く、目標ポイントまで1日かかるようだ。まぁ、のんびり弾でも作りながら、、、しまった、鉄が無い。

今更戻るのもかったるいしこのまま向かおう、幸い投げナイフは数本あるし。道中ゴブリンとか他の盗賊とか居たら狩ろう。




物事は願ってる事の逆ばかり。そのまま歩を進めて行くがこういう時に限って何も出ない、数人の行商人にすれ違っただけで結局日がくれてしまった。

街道沿いに歩いていたら前に焚き火が見えてくる、どうやら道の駅らしい。と言ってもただ馬車が停めれる位ひらけた場所ってだけだ。


1台の馬車とでっぷり太った男、恐らく商人だ、周りには護衛らしき男達が5人居た。


俺が近づいてくるのが見えたのだろう、5人の護衛は綺麗に鶴翼に広がり俺を見る。

確かに敵を殲滅するならそれでいいかもだが護衛対象に全員背中を向けちゃ守れないだろ。


なんて考えながら両手を上げて止まる。


「冒険者のエイジ・ナリミヤと言います。この先の街道に用があるだけで敵意はありません」


それをみた護衛の1人が商人と話して再びこちらを向く。


「我らはこの先の王都へ荷を届ける最中の者だ。良かったら一緒に休まないか?ただし一応ギルド登録を見せてほしい」


そう言われ俺は手に自分の情報を浮かばせ近づいて行く。


それを見た護衛が「その若さでシルバー?!人は見かけによらないな」と呟きながら水晶玉を持ってくる。


「これに触れてくれ」言われる通り水晶に触れると玉は淡いブルーに光る。


「これは?」


「ギルドで販売されている物でギルドに登録されてる冒険者ならこれで簡単な身分証明ができるんだ、青なら優良、赤なら犯罪者か賞金首って感じでね」


「なるほど。じゃあ俺は平気ですか?」


「ああ、無礼を許してくれ。僕らはクラン”薔薇騎士(ローズナイト)”のメンバーで僕はアランだ。そして、、、」


他の4人もそれぞれ紹介される、皆銅の冒険者だ。


「最後にこちらが我らの雇い主の部下で商人のジャミラ様だ」


「お若いのに銀の冒険者とは恐れいる。一夜とはいえよろしく」どうぞと手を出される。


「こちらこそよろしくお願いします」丁寧に全員に頭を下げ勧められた位置に座る。



1人は寂しいなんて考えていたから丁度いい。護衛達も2人を残し会話に参加し夜はふけていったー


実はこれとは別にもう一話書いてました、ボツにしましたがw


いつか使いまわせたら、、、いいですね(*≧艸≦)

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