やっぱり爆弾娘
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「本当にありがとう。あたしに出来ることなら何でも言ってくれ、、、エイジ」熱い眼差しで俺を見つめるエーラさん。
こ、こ、これはまさかきたのか!人生初の春が!いやいやまだわからん、、、焦らない焦らない。
「とりあえず何かご飯食べたいです」
「だ、だよな。お腹すいたよな、待ってろ」エーラさんは飛び上がる様に席を立ち厨房へ向かった、スキップしながら。
ふとロザミア達の方を見るとまだ言いあってる、言い過ぎたかな、、、でも俺は間違ってないはず。気にしてもしょうがない。
とりあえずメシを食ったらまた火薬を探さなきゃな、昨日の所以外も雑貨屋はあるから手当たり次第に当たってみるか。
何て考えてるとエーラさんがお盆を持ってやってきた。
「待たせたなエイジ!いっぱい食べてくれ」
目の前に美味そうな料理が並ぶ。
「キングリッパーの餡かけとクイックルバードの焼き肉だ」
キングリッパーの餡かけー
人間の胴体ほどの大きさをもつカニ。巨大な爪を持ち挟まれたら鉄でも引きちぎる力を持つ為ネットなどでの捕獲は至難。討伐も堅い甲羅のせいで時間がかかることが多い。その身は豊潤な甘みを持ち高級な食材。
その身をほぐしとろみをつけたあんかけにたっぷり入れ炒めた高級料理。 お値段銀貨2枚なり。
クイックルバードの焼き肉ー
ハトぐらいの飛べない鳥。だがその敏捷性は高く普通には先ず捕まえられない。苦労して捕まえた場合も直ぐに血抜きしないと味が劣化してしまう為こちらも高級食材。
たっぷり脂を含んだ皮と歯応えのいい肉質は1度味わうと忘れられない。シンプルに塩焼きでどうぞ。 お値段銀貨3枚なり。
「すごいですね!頂きます」もぐもぐ、、、
美味い、美味すぎる!何だこれ、味付けは地球より淡白なはずなのに食材が美味すぎる。
「あたしの奢りだからたっぷり食べな。おかわりも遠慮すんなよ」と言いながらそのまま席に座るエーラ。
「あ、あの、、、」
食事に夢中になっていたら声をかけられる、リカリカだ。
後ろにはロザミアと居る、エーラさんはチラッと一瞥するが直ぐに視線を戻す。
俺は顔をあげてリカリカを見る。
「本当に失礼しました、、、ロザミアは昔からこういう事ばかりで」頭を下げるリカリカとちょっとバツが悪そうにもじもじしてるロザミア。
きっと何時もリカリカがフォローをしてるんだろうなぁ。
「別に俺は気にしてないけど、何もしてないし。それに謝るなら俺じゃなくエーラさんにだよ」
「はい、そう思います。エーラさん、すいませんでした、、、ほら、ロザミア」
促されてロザミアは一歩前に出てくる。
「悪かったわよ。おばさんなんて言って、、、」顔を真っ赤にして軽く頭を下げる様子をエーラさんは見て言葉をだす。
「あー。まぁ気にすんなよ、お互い様って事でな。とりあえず座んな」と言いながら他のウエイターを呼ぶ。
2人はエーラさんに促され席につく。
その後何回かの謝罪と食事を皆でとり食後のお茶を飲みはじめた。
「仲直り出来てよかったです」リカリカが笑顔になる。
「だね」なんだかんだ事が終わったらこの2人、なかなか相性がよかったらしく今ではロザミアはエーラを姉様と呼んでいる。
「エーラ姉様はもう冒険者には戻らないの?」
「んー、どうするかなぁ、、、」
エーラさんには2人は俺が光の魔法が使えるのを知っていると伝えたら先ほどの冒険者を引退した話しをしていた。
「エイジに治してもらったなら問題無いわよ!良かったら私達とパーティ組んで欲しいわ」
「それは是非お願いしたいです、まだまだ私たちも未熟ですし初クエストであんな目にあいましたし」とリカリカも援護しだす。
「あんな目ってどうしたんだよ?」とエーラが聞くとリカリカは俺の方を向いてラッシュボア遭遇の話しをする。
「、、、と言うわけなんです」
「そりゃ災難だったなってエイジやっぱ凄いな!あたしの現役時代でもラッシュボアに1人で挑んだ事ないぞ」
「たまたまです、、、」とお茶を濁そうとするとロザミアが目ざとく一言言い出す。
「良かったらエイジも一緒にパーティ組みましょうよ。私達2人に姉様とエイジがいれば最強よ!それなら〜、姉様もイヤとは言わないでしょ?」
「「「え?!」」」ロザミア以外の三人がハモった、、、
さてどうなることやらw




