5.5
志村海人(転生後はシムラ・ウミ)・・・交通事故で転生したはずが、「ルーさん」の「望み」のせいで転生先で14歳くらいの女の子になってしまった!俺は男に戻りたい!!
追記:友達ができました!前世の俺見てるかーー!
ルーさん・・・神様のもとではたらいでいたが、適応できる世界が見つかり、晴れて異世界転生を果たした。俺を女の子にしてなぁ!!
俺は今、夜ご飯を食べて・・・
・・・いるはずなんだけどなぁぁぁ!
そう、今の状況はこうだ。
ルーさんはカップ麺を食べていて・・・ってこの世界のものじゃないやつ食べてんだけど!?
この世界に来て初めて見るんだけど・・・。
そして・・・俺のもとにはご飯なんて何も・・・ない。
何故、こんなことになったかって?
それは、1時間前に遡る必要がある。
「ただいま~。」
「おかえり~。遅かったね~。」
「ルーさんや。ちょっと聞きたいことができたんだけどいいかい?」
「え、なに?海人くん。」
「私が今日こんなに遅かった理由知ってるかい?」
「遊んでただけでしょ?も、もしかして、言えない趣味でもやってたの?」
「違うわい!今日入学試験だったんだよ!!!なんで言ってくれなかったの?!危うく私入学すらできなかったんだけど!?」
「え?!入学試験なんて知らなかったんだけど?!ていうか、こういうものって大体入学って最初からしてるもんじゃないの?!」
「何で知らないんだよ?!一応はあそこで働いてたんだろ?!」
「働いてたけど?!そんなの聞いてないんだけど!?」
「はぁ・・・まぁいいや。じゃあ、ほんとに知らなかったんですね?」
「そうだよ!だからワタシワルクナイ。」
「まじで、たまたまおつかい行っててよかったー。」
「ほんとだねー。」
はぁ、ルーさんも知らないことあるんだな~。なんとなくルーさんの女神様だった感が抜けないな~。
とりあえず今日は疲れたぁ。
「ところで、海人くん。カレーの具材は?」
「あ。」
というわけだ。
なぜか俺はかっこつけ?たそがれ?ながら回想をしていると、
「海人くん。明日から当番連続ね。」
「はい。」
でも入学試験あったんだから仕方ないじゃん!?
一応これでも試験終わりなんですけど?!それぐらい許してくれても~。
「あの~、ルーさん。そのカップ麺みたいなもの私にもいただけないでしょうか?」
「別にいいけど~。ていうか!?海人くんさっきから一人称私になってるんですけど!?」
「え?別に私そんな・・・って!?ほんとだ!?」
「やっぱりそうだよね?!なんで?!もう女に目覚めちゃったの!?」
「違うわ!今日できた友達とちょっと話すときに使ってただけだよ!!」
「と、友達って・・・か、海人くんに友達なんてできるの?!」
いや、それは失礼なんじゃないか?
「友達くらいできるわ!カシル・オーベルグて人なんだけど・・・。」
「オーベルグ?ってオーベルグ産ってそういうこと!?」
「え?どういうこと?」
「い、いや別に何でもない。」
「まぁ、いいや。それで、ルーさん、カップ麺みたいなやつをいただいても?」
「しょうがないなぁ〜。あんまり普段こういうのに頼るのは嫌なんだけどな〜。」
すると、ルーさんの手に突然杖が出てきて、
「母なる大地を越え、この世に逸脱せしもの我もとに顕現せよ!トレード!!」
そうルーさんが唱えるとポンッという音とともにカップ麺が出てきた。
「る、ルーさん。今の詠唱は?」
「私スキルにマジックメイカーってのがあってね、魔法を作ることができたんだー。」
「へー・・・・いや、なんでだよ!?」
明らかなるチート技じゃん?!俺の身体強化ってなんだったの?!
俺より無双しそうなやつが隣いるんだけど?!
「ルーさんは俺TUEEEEけどスローライフしますみたいなやつなのか?!」
「いや、私は可愛いts男子をはべりまくります!って感じなんだけど。」
「それはそれで怖い!っていうか、そんな魔法も使えるんだ。」
「そうなんだよね〜。作りたい魔法があったときに頭の中で想像していくうちに詠唱が思い浮かぶんだ〜!」
「そ、そうなんだ。」
俺は未だに身体強化のスキルに振り回されているのに・・・。
このスキルはほんとに悩ましい!!!
志村海人(転生後はシムラ・ウミ)・・・交通事故で転生したはずが、「ルーさん」の「望み」のせいで転生先で14歳くらいの女の子になってしまった!俺は男に戻りたい!!
追記:友達ができました!前世の俺見てるかーー!
ていうか最近「私」って使うの慣れてしまってなんか複雑!!!
海人日記より
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