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49話:さあレッツアルバイト!

お待たせしました! 49話更新です!

 セラ先生に「リアーネさんのサイン」という名の鉄板二枚を渡したことで、この日行われる筈だった授業の進行を1時間分遅らせたという珍騒動を引き起こしたが、それでも魔物使いの学校は無事授業を終えることが出来ました。


「みなさん、今日は先生からお知らせがあります。今日からレナータ様は学校を実質卒業します。正確には卒業まで自由に職場体験に行かれますので、学校にはあまり来られなく――」

「「「「!!??」」」」

「ねえレナータどういう事よ!?友達なったばかりなのにもう会えないなんて私絶対嫌よ!?」

「先生お願いだから正気に戻ってくださぁぁい!?」


 ……いやまあ、全然無事ではありませんでしたけどね!特にウチのクラスが!

 リアーネさんのサインを貰ったセラ先生の暴走っぷりが酷いのなんのって。

 朝イチのホームルームで開幕レナータちゃんの卒業宣言、動揺するクラスメイト、マジ泣きするシャーロット、堪らず叫ぶレナータちゃんという初っ端から混沌とした有様である。


「先生、ステイ! ステイです! ひとまず座ってください!」

「はあい! レナータ様!」

「土下座じゃなくて! 様づけはやめてくださいっ」

「はいっ、ごしゅじん様! この卑しい奴隷に何なりと命じてください!」

「もっと悪化してる!? じゃなくて! セラ先生は先生なんですから、ふつうにレナータって呼んでください! 態度もいつも通りでっ、あと私は卒業はまだしませんから!」


 リアーネさんのファンなら垂涎物な贈り物を受け取ってしまったことにより、セラ先生の中でレナータちゃんの立場が完全に上になってしまったらしい。

 職場体験じゃなくてアルバイトをすれば良いという名案を、先生本人が払いのけ、レナータちゃんの要望を丸々叶えようとしてるんだからさあ大変。


「ええっ、それだとごしゅ……レナータさんの望んだ通りには」

「アルバイトで良いんです!」

「ああっ、レナータさんが私なんかの低俗な考えにわざわざ合わせてくださるなんて……」

「先生いい加減にしないと私怒りますよ。具体的にいうとお母様のサイン没収します」

「アルバイトですね! わかりました! さあ皆さん今から授業を始めますので、席についてください」

(((変わり身はっや!? というかレナータは先生に何したの!!?)))


 レナータちゃん的にはアルバイトの方が良かったので、先生を一旦落ち着かせてなんとか説得することに成功した。

 最後の方なんか、鶴の一声でいつも通りに戻ったセラ先生にクラスのみんなが戦慄していたし、いやあ人って好きなものが関わるとああも変わるもんだなと実感しました。



 ――そんなどったんバッタンした学校での時間も終わって、レナータちゃんはセラ先生の提案通りアルバイトを始めるべく、俺を連れてある場所へと来たのであった。



「ここが、職業案内所……」


 レナータちゃんはその場所の前までたどり着くと、期待に満ちた目をして呟く。

 目の前にある木造の建造物には、魔物を連れた沢山の老若男女が忙しく出入りしている。


 ここは職業案内所、縮めて職安。

 それは書いて字の如く、職を求める人間に働き口を紹介する場所である。


 魔物使いの国は何もかもが魔物に合わせてサイズが大きいし、それに伴うように国土も広い。

 故にいちいち現場へ赴いて職を探すのは非効率極まりないので、各地に点在する職業案内所で職業を探すのが定石とのことだった。



「どんなアルバイトがあるのかな? 楽しみだねティコ――

「フッ、コヒュー、コヒューッ……!」(ふぐっ、しょ職安、職安かはっ……!)

「ティコーー!?」


 ああやばいっ、急にお腹と頭と胃と息と心臓とそのほか諸々とが痛くなってきた……!

 もちろんこれらの症状は全て職安を目にしたことによる発作である。

 魔法ニートを舐めないでほしい、職場体験の時でさえ調子がダダ下がりだったというのに、実際に就しょ……おえっ、就職するための場所に近づいてしまえばこうなるのも仕方ないのである。



「大丈夫? どうしたの? お腹が痛いの?」

「ウゥゥ……」


 うずくまったままの俺の背中を、レナータちゃんは優しくさすってくれている。

 なんて優しいんだ我がご主人、就職するわけでもないのに勝手にビビっている俺に対してこの気遣いである。


(そうだ……これはレナータちゃんのため。レナータちゃんの理想の将来を見つける第一歩なんだ。俺が足手纏いになってる場合じゃない! ……別に俺は就職に来たわけじゃないし)


 俺は就職しに来たわけではない、そう心に強く念じ、身体に喝をいれる。



「ゥググ……ガォオ!!!」(なんの……これしき!!!)

「――っ!? て、ティコ?」

「ガウガウ、グルル」(大丈夫、心配かけてごめん)

「大丈夫、なんだよね?」

「が、ガフン!」(も、もちろん!)


 腹をくくったとはいえ未だ顔が青い俺を見て、レナータちゃんは心配気味だ。

 ……毛に覆われたマンティコアの顔が青ざめてるのかどうかはさておき、とにかく大丈夫だとコクコク頷いてみせる。


 だがそれでも、一度弱った姿を見たレナータちゃんは安心してくれなさそうだ。

 ここは一発、元気に吠えてみるか。


「グガアアアアアォォォ!!!」

「〜っひゃあっ!?」


 腹の底に響く程の大咆哮、これだけ元気よく叫べば調子が悪いなどとは思わないだろう。


「……うーん、私の勘違いだったのかな」


「なんだなんだ!?」「何の声っ!?」「うおっ、マンティコアだ」「ウチの子がパニックにー!?」「あば、あばば……」


「「…………」」


 いかん、咆哮のインパクトがでかすぎた。

 周囲の人々の奇異の視線が集まり、命の危機を感じた魔物達が騒ぎ出してしまっている。


「……は、早く入ろっか」

「が、ガウ」(う、うん)


 恥ずかしいというか、居た堪れなくなった俺たちは、そそくさと建物の中へ入るのであった。




「ほぇー……、張り紙がいっぱい、あれ全部お仕事の募集なのかなぁ」

「が、ガウ。ガウガウぅぅ……」(う、うぐっ。魔法使いの国とそんなに変わらないな……)


 レナータちゃんが壁いっぱいに貼り付けられた張り紙と、それを確認している沢山の人と魔物をみて、目を丸くしている。

 ここが魔法使いの国と同じ施設なら、彼女の予想通りあの紙一枚一枚が募集の用紙の筈である。


 この施設は左右の両壁が巨大掲示板となっていて、就職先やバイト先を探す人たちはまずここを確認する。

 希望の場所が見つかった人は、入口においてある応募用紙に色々と記入して、正面にある受付に提出すれば、後日バイト先に面接を受けにいける……はずだ。


 ちなみに募集用紙は天井近くまで貼り付けてあるので、一部は空を飛ばなければ確認できなかったりする。

 まあ俺は翼があるから問題ないし、仮に飛べなくとも何かしらの飛行手段を貸してもらえるのだろう、魔法使いの国と同じならの話だけど。



「ティコ、行ってみよう!」

「が、ガフー!」(お、おーっ!)


 見惚れてるばかりではバイト先は見つけられない。

 どんな職場があるのだろうとレナータちゃんは目を輝かせて、そして俺はストレスでキリキリと痛むお腹を隠しつつ、バイトを確認しに行った。



「このバイトは……うん、大丈夫。あっ、ここもいけそう。うわー、どこにするか迷っちゃうなぁ」

「ガフガフ」(迷うのは良いことだ)


 掲示板を前にしたレナータちゃんは、募集の紙をみてあっちこっちと忙しなく動き回っていた。

 どうやら彼女はティコと一緒に働ける職場を見つけようとしているのだが、想像以上にお眼鏡に適う場所が多いようだ。


 うんうん、素晴らしいことだ。

 俺はかつて悩むことすらしなかったから、こうやってレナータちゃんがバイト先を悩んでくれていると安心するよ。


「ティコ、どこがいいと思う?」

「が、がうっ」

「? プイって首を逸らしてどうしたの?」


 やめてレナータちゃん、俺に募集用紙ちょくししたくないげんじつを見せないで。

 魔法ニートの俺は近づくだけで精一杯だった、レナータちゃんが見ている募集用紙に視線すら向けられなかったりする。

 うごご……静まれ俺の忌まわしき記憶……。



「うーん、どうしようかな。上の方の募集も見てみたいけど、ますます迷っちゃいそう……」


 地上から見れる範囲のの募集は確認したので、今度は上の方を見てみようかと悩むレナータちゃん。

 その時である。



「あら? レナータちゃんじゃない!」

「おー!お久しぶりっスね」

「あっ! 店長さんにトキコ先輩! お久しぶりです!」

「ングアァオ」(お久しぶりです)


 後ろから聞き覚えのある声が二つかけられて振り向くと、そこには以前の職場体験先でお世話になった二人がいた。

 ネコ型モンスター専門カフェ、「ニャンちゃん家」の店長さんと、先輩店員さんだ。



「久しぶりね。ここに来るってことは、アルバイトを探してるのかしら?」

「はい、そうなんです。お二人ははどうしてここに?」

「アタシ達は逆よ。アルバイトの募集をかけようと思って、ココに募集用紙を張りに来たってわけ」

「あれからお客さんが大分増えちゃって、ウチも大分忙しくなったから……って感じっスね」


 ぴらりと店長さんが手元の募集用紙を俺達に見せてくれた。

 ほほう、どうやらお店も繁盛しているらしい、きっと俺達が職場体験をしたことで有名になったんだろう。

 

「丁度よかった、レナータちゃんにその気があるならでいいんだけど。またウチで働いてみない?」

「レナータちゃんとティコくんなら何時でも大歓迎っスよー。接客バッチリ料理は薄味、マンティコア目当てで集客力アップも望めるっスからねー」

「トキコ、ぶっちゃけすぎ」

「でへへ」


 おお、二人にアルバイトに来ないか誘われた。

 なんだかこういうのは、その、新鮮で嬉しいな……自分達の働きぶりを評価してもらえてるみたいで。

 ただ、おそらくレナータちゃんは――


「誘ってくれてありがとうございます、とっても嬉しいです。でも……ごめんなさい、私、今回は他の場所で働いてみたいんです」


 ――うん、やっぱり断るだろうと思った。


 ぺこりと二人に頭を下げるレナータちゃん。

 彼女の目的が理想の将来探しである以上、見知った場所で働き続けてもあまり意味がない。

 お誘い自体はとっても嬉しいし、モンカフェでの日々は楽しかったが……やはり今回は別の場所で働きたいのだ。


「えーっ、残念っス……。ま、まさか私の教育方針がスパルタすぎたっスか!?」

「ごめんなさい……。あと、トキコ先輩の指導はゆるっゆるでとても受け入れやすいです……」

「そんな、謝らなくていいわよ。職場体験の時と同じで、ティコくんが安全に働ける職場を探してるんでしょう?」

「あ、えーっと。実は最近その辺りの事情も変わって――」


 断るついでに、レナータちゃんはこのアルバイト探しの目的を話していた。

 俺に直接会って話し合った結果、今は自分がやりたいことを将来やっていくために、まずはそのやりたいことを探しているのだということを。



「――なるほど。それでアルバイトか……。色んな職場を見て、自分のやりたいことを見つけたいのね」

「真面目! どこまで真面目なんスかレナータちゃん!」

「い、いえそんな」


 その立派な志に二人は感心している様子。

 ああよかった、バイトのお誘いを蹴ったからちょっと心配だったのだが、杞憂で済んだ。



「ふふん、それとレナータちゃん、随分そのダグラスさんって人の事を信頼してるのね? 案外、魔法使いが好みのタイプだったりするの?」

「へにゃっ!? そそ、そんなんじゃないですよぅ!? 確かにダグラスさんの事はすっごく尊敬してますけど……!」

「かわいい! どこまで可愛いんスかレナータちゃん!」


 それとウチのご主人様が果てしなく可愛い件について。

 レナータちゃん恋愛関係は初心ウブなのか~、めっちゃ顔赤くしてる、超かわいい。



「がうがう……」(あうあう……)

「なんかティコくんまでゴロゴロ悶えてるっス」


 ……そう、俺はレナータちゃんの可愛さで悶えてるのであって、決してその、レナータちゃんにちょっとでもそういう風(・・・・・)に意識されてたってことを知って悶えてるわけじゃないんだからねっ。



「も、もうっ! からかわないでくださいっ……!」

「あっははは、ごめんなさいね。若い子の浮いた話とかアタシ大好物でつい」

「むー! むー!」


 店長さんに弄られまくってぷんぷんと怒るレナータちゃんもまた可愛いのである。

 ……そ、そっかぁ、少なくとも俺のことは意識されてるんだぁ。



「カレナ先輩悪趣味っスよー。……そうっスね。レナータちゃん、話題を変えるついでに、バイトの候補とかはもう決めてるっスか?」


 意外にも、先輩さんは悪乗りせずに助け舟を出してくれた。

 ああ、確かにそれは俺も気になっていた、いやまあ気になってたけど募集用紙が直視できないから確認しようが無かったわけですが。


「あっ、はいっ。私とティコが出来そうなバイトは見つけたんですけど。候補が多くって、まだ絞れてないんです」

「候補が多い……? 例えばどんなバイトがあるっスか?」

「えっと、これです」


 「候補が多くて絞れてない」という言葉に眉を顰める先輩は、取り合えずどんなバイトがあるのかレナータちゃんに聞いていた。

 すると、レナータちゃんは丁度近くにあった募集用紙の内容を読み上げる。




「バイト内容はレストラン厨房での下準備、夕刻以降は調理も担当。ネズミ型魔物が出るため、ネコ型魔物を相棒とする魔物使いは優遇します。まかない及び相棒のご飯は無償提供で―――」

(過剰戦力っスね……)

(過剰戦力ね……)

(過剰戦力だな……)


 うん、レナータちゃん、きっとそこのレストランはネズミ退治にマンティコアは想定していないと思うんだ。

 彼女にとってはマンティコだろうとネコという括りなので、その事実には永遠に気づけないのだろうけど……。



「あの、レナータちゃん? 多分そこは止めておいた方が良いと思うわ」

「ええーっ!? なんでですか!?」

「マンティコアにネズミ退治……いいえ。その、ティコくんってモンスターフード食べないでしょ? 流石にバイト先にティコくんのご飯としてお肉を出させるのはちょっと、こう、難しいんじゃないかしら?」

「はっ! 確かにそうですね……」


 ナイス店長さん!

 上手い事マンティコアにかかる食費の所為にして、なんとかレストラン勤務を阻止してくれた。



「うーん、それなら郵便配達のアルバイトにしようかなぁ。早朝と夕刻に郵便物の配達、空を飛べる魔物を相棒にしている魔物使いは優先して雇うって書いてますし……」

「そ、それも辞めた方が良いと思うっス! 朝っぱらからマンティコアが空から来襲するのを目撃……じゃなくて! 確かにティコくんは飛べるっスけど、ハガキなんて軽いもの配達するなんてパワーがもったいないっスよ!」

「そ、そうですか? じゃあ――」


 バイト先の候補が絞れてないというのは、どうやらレナータちゃんがマンティコアを単なるネコ型魔物とか、単に空が飛べる魔物と認識してるせいらしい。

 この調子だと「相棒の魔物と同伴可能」なバイトの大半が、彼女のお眼鏡に適っているのではなかろうか……。




「バイトって、意外とむずかしいんですね……」

「そ、そうね……」

「地味に思うんスけど、モンカフェ(うち)がアリなら何でもいい気がしてきたっス……。それくらい候補が多かったっス……」

「ガフ、グルルル」(二人とも、お疲れ様です)


 そんな感じで、マンティコアを連れてやるにはヤバそうなバイトは二人が添削してくれた。

 いやほんとに二人が居てくれて良かったと思う、あのままレナータちゃん基準でバイト先を選べば、バイト先に俺の居場所が無い場合すらあるからな……。


「うーん、ううーん。でも今度は候補が全然なくなっちゃいました」


 レナータちゃんがうんうん唸っている、添削しすぎて今度はバイト先の候補が一気に減ってしまっていた。

 残ってるものといえば、魔物を連れていくのが禁止されてる場所か、マンティコアの力を活かすにふさわしい「外の世界」に関わるものくらいだ。

 


「ちょっと私、上の方を見てきます。ティコ、飛んで!」

「ガフン!」


 上の方に張り付けてある募集から探すしかない、そう考えたレナータちゃんは俺の背に乗った。

 俺はばっさばっさと翼を揺らして上昇し、天井付近まで高度を上げていく。



(でもなー。確か天井付近に張り付けてある奴って、大抵人気が無くてずっと募集したままのバイトが多いんだよな……)


 俺は空を飛びながら、上の募集も当てにならないかもしれないと思っていた。

 魔法使いの国での話なのだが、「危険地帯に生えている薬草摘み」だとか、「新しく開発した魔法の実験台」だとか、滅茶苦茶危険な故に人気の無いアルバイトが上の方に張られていることが多いのだ。


 きっと外の世界に関わるアルバイトも多いだろう。

 いやまあ、今のレナータちゃんなら戦う事を怖がってないから大丈夫だろうけど……俺としては危ないのはちょっと嫌だな。



「――! ティコストップ!」

「ガウッ!?」

「わ、わわっ。と、とと……」


 ゆっくりと募集用紙を見回り始めようとした途端にストップがかかった。

 慌てて静止したので、俺の身体が大きく揺れてしまう。

 なんだなんだ!? もう見つかったの!?


「これ! 私このアルバイトやってみたい!」

「――ガウ?」


 レナータちゃんはハツラツとした声と共に、ある一枚の募集用紙を指さしていた。

 その募集用紙は少し茶色く変色していて、長く放置されていたようだ。

 肝心の内容は、こうだ――。




 ――場所、ウシ型魔物牧場。

 バイト内容、早朝から牛舎の掃除、エサやり。夕刻はウシの追い立て。

 放牧のため一時的にウシを「外」へ連れ出し、夕刻には牧場内に戻します。

 追い立て役または「外」の魔物を追い払うため、強い魔物を相棒とする魔物使いを優遇します。


今回の解説

エリー:先生! あたしもアルバイトしていいですかー!

セラ先生:アルバイトはお金が必要な人か、成績優秀者しかできません。エリーさん、この間のテストの点数はしっかり覚えてますよね?

エリー:………(泣)

レナータ:わ、私が勉強見てあげるから!

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