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d|IF|fer Affection  作者: 江川無名
 
29/31

第二十六話 おもいと嘘

 ―― Julia side ――




 何故、陽の光は眩しくて、空の色は青いのか――ユリアはたまにそんなことを考える。


 身近なものよりも遠くのものの方が気になってしまったり、感情を揺さぶられてしまう。それは彼女だけに留まらず、人間の本質なのかもしれない。

 決して掴めないものを掴もうとして、その眩しさに目を細めながらも、もがいて知りたいとただ願う。


 だから、彼女は今も思い続けていた。



 どうして、陽の光は眩しいのだろうと。



「……リア? ――ユリア?」

「!? ……ルイ? ごめん、どうしたの?」

「いや、ぼーっとしてたからどこ見てたんだろうって思ってさ」


 ルイの言葉で我に帰ったユリアは、彼の顔を一度確認した後、右腕を擦りながら二人の人物の方へと視線を向けた。


「……楽しそうだなって思って」

「リアさんとハルキのこと?」

「……うん」 


 約五十メートル先にいる二人の表情を見て、優しげでありながらも、羨望が混じった目を細める。 


 距離があるため、何を話しているのかは分からない。

 しかし、距離があっても楽しい話をしていることは分かる。


 二人を包む空間は、陽の光のように眩しくて、澄んだ泉のように美しく、森の中の生物達のように楽しげだった。

 ヒト以外の誰かがその場を楽しさで溢れさせているではないか――そんな風にとらえてしまう。



 自分とハルキの間には、到底生み出すことが不可能な空気だった。



 その空気が妙に羨ましくて、自分には生み出せない空気をハルキと作り上げるリアに嫉妬の感情を抱いたりもした。


 高々、一週間しか交流もないのに馬鹿げてる、と思ったりもする。

 でも、ユリアは彼を見て――。



「もしかして、恋?」



「なんでそうなるの!? 違うよ! ……確かに、気にはなるけど」

「――これも僕の形なんだよ。……ああ、ごめんごめん! でも気になるって言うけど、ユリアってティシアとハルキに対してあたりが強かったよね? どうして、急に?」 


 興味津々な態度で距離を詰めてくるルイをユリアは両手で遮る。


「前にこの接し方は失礼な態度、みたいなことも言っていたけど、それだけじゃない、よね多分」


 ユリアは暫くの間、無言だった。

 無言の理由は複雑ではない。ただ単純に、可笑しい子だと思われるような気がしたからである。


 ハルキのことが気になるようになった理由は、決して誰かに理解されるものではなく、誰かからしてみたら可笑しな感覚であることは、ユリアとて理解していた。

 しかし、ルイに理由を(うそぶ)いたり、内緒にしたりするのは絶対に違うとユリアは思った。だから、どう思われようが構わないという考えで、彼女は静かに世界を見守る空を見上げながら言葉を紡いだ。



「懐かしいの。――世界も、出会う人々も、陽の眩しさも、失った悲しみも、ハルキに対するよく理解できない感情も。――すべてが何処か懐かしい。特にハルキに対してはよくそんな感覚を抱くの。……こんなの、おかしいよね」

「…………あはは。それは……おかしいね」


 ルイの反応はごもっともだったし、予想はしていた。だから、嫌な気分になったりすることもユリアはなかった。


 

 それに、内緒にするのは違うと言ったが、流石に事情が事情であるために隠してある理由が、実はもう一つだけユリアにはある。

 それは、彼もティシアも「本当の自分」を隠しているのではなく「本当の自分」を忘れているだけだと気が付いたこと。



 二日程前の夜にハルキと展望台のような場所で会話したことでその事を理解した。そして、その時から彼に、そして世界に対して「懐かしさ」を心から感じ取るようになった。


 そのため、ユリアにとってあの日の出来事は、一生忘れることのできない記憶となっているのだが、ハルキはあまり覚えていなさそうなのが、彼女としては不服であり、寂しくもある。



 ティシアに関しては一昨日の夜。ティシアが倒れた状態でクレンの手によって、あの村に運ばれてきた時だった。詳細は何故か欠けてしまっているが、彼女が倒れている姿を見た時、何かがユリアを裏切り、守り、駆け抜けた。

 駆け抜けたものがなんなのか、裏切ったものがなんなのか――守られたものはなんなのか。全てが謎で、全てが曖昧。しかし、それがティシアに対する見方を変えさせた。


 更にその後、昨日の森の中で彼女に対して「懐かしさ」を覚えた。咄嗟に手を掴んでしまったのは、それが原因である。


 ただ、もう一つの理由に関しても、結局は「懐かしさ」に帰着しており、どちらの理由をとっても、誰からも納得はされそうにない。



 ――懐かしいと思うだけの人生を全うしていないのに、世界に「懐かしさ」を覚えるなど。


 しかし、ユリアのその考えはニアによって、打ち払われることになった。



「…………ニアはそう、思わない」

「え?」


 家に魔法の練習に使うための道具を取りに戻っていたニアが、ユリアの考えをゆっくりと首を左右に振って否定する。


「ニアも……よくある。例えば、森の中にある泉を初めて見た時、その空間にいる鳥や動物達の楽しそうな姿をみて……初めましてなのに、懐かしいと思って、いつまでも立ち止まって……その場所を眺めてしまったり。他にも、リアがいなくなるって気づいた時の悲しみとか……リアが戻ってきたときの嬉しさとか。……なんだか、懐かしかった」

「そうなんだ……」


「……それにニアはね……ユリアの事、懐かしいって思ってる」

「えっと、近い……よ?」



 突然顔を咫尺(しせき)の間にまで近づけてくるニアに驚き、ユリアは視線を逸らしつつ、両手をニアの体の前に挟み込んだ。

「だから……当たり前」



 ニアの話し方は非常に淡白で、声は非常に小さかった。しかし、それでもユリアに共感し、「おかしくないよ」と伝えようとしていることは誰だって理解できる。

 想いが乗って、気持ちが乗って、過去が乗る――彼女の言葉は、全てが乗ってる重みが確かにあった。

 そして、その重みはユリアの心を軽くさせた。


 だから、ユリアは淑やかでありながらも、ルピナスやゼラニウムのような、季節を無視した美しい花が咲きそうな笑顔を浮かべた。



「うん、ありがとう……!!」



 陽の光はまだ眩しい。空もまだ青い。――懐かしいと思える時間はまだまだ続きそうだった。




 ◇◆◇

 ―― Haruki side ――




「いらっしゃいませ!! 『ミステリアス・キャンディーズ』にようこそ! どちらのキャンディーをご購入ですか?」

「えっと、たしか――」


 目の前にいる若い女性の店員に、俺はリアから受け取った紙に書かれていた飴の名前を読み上げる。

 書かれていた名前は、芳醇な飴ともう一つ。しりとりで二回目に使われた飴の名前だった。


「分かりました、ありがとうございます!! あ、そうでした!! 今なら、こちらもおすすめです!! 名前は険しくて激しくて恐ろしくも優雅で――」



 俺は途中から聞くのをやめた。



 女性店員がすらすらと飴の名前を読み上げている間、俺はサンプルケース(?)に目を通すことにする。

 中身を確認すると、飴は二十種類以上あるようで、値段はお手頃価格なものから、飴にしては少々割高な価格のものまであった。



「こちらのキャンディーはいかがでしょうか?」

「えっと、形容し難い飴に関しては、名前変えた方がいいと思います。というか、それ実際にはどんな味なんですか?」

「実際? だから、険しくて激しくて恐ろしくも――」


「いや、本当の味の話なんですけど。ほら、苺とか、葡萄とか……」


「…………」

「え……何この無言の時間」

「…………はぁ」

「え! なんで溜息つくんですか?」


 店員はすごく露骨に怪訝そうな顔をし始めていた。これでも一応客なのに――そう思ったりもしたが、流石に俺が悪かったなと反省する。

 確かに、不思議な味を売りにしている店に対して、本来の味を聞くのはご法度もいいところだった。


 俺は自らの非を贖うために、店員に謝ろうと口を開いた時、目の前にいた女性店員は何かを思い立ったかのように悪戯な笑みを零した。


「全部同じ味ですっ」

「は?」

「だ! か! ら! 全部同じ味なんですよっ」


「値段違うのに!?」

「ええっ。目を閉じて鼻をつまんで食べれば同じ味がしますよっ」



「まさかのかき氷シロップ!!」


 匂いと色が違うだけで、実際には全く同じと言われているかき氷と同等の事を飴でやってのけている。


 ――凄い……のだろうか。


「どうやってつくってんの? てかそこまでいったら詐欺じゃんせめてその味を再現してほしいわ値段違うんだから同じ味とかそういうの良くないと思うしぶっちゃけ苺とか檸檬でもいいんだよでもこういうのって子どもが楽しむもので――」


「うるさいです、クレーマーですか? さっさと買ってください」



「あ、はいすいません」



 俺は自分が欲しかったもの(高いのを一個と安いのを一個)もついでに頼み、店員から計四つの飴を受け取った。

 様々な色で美しく着色された球体の飴が、白い棒状のものに突き刺さっている形となっており、巷で最近流行りのチュッパチャップスみたいな感じだった。 


「でも、なんでこんなことしてるんですか? 別に違う味を作ればいいのに」

「それは私も知らないんですよね……確かになんでなのでしょう?」



「子ども達の想い出を壊すためさ」


 奥から一人の男がやってくる。その男はタンクトップを着ており、鍛え上げられた筋肉を隠すことなく剝き出しにしている。

 ファンシーなこの店にまるで似合わず、最悪の形で混ざり合ってしまっていた。童話的な空気から少年漫画的な空気へと、可愛げある雰囲気からむさくるしい雰囲気へと――来た人が裸足で逃げ出しそうだ。



「俺には野望がある。そう! 全く違う味だと思っていた子ども達が大人になった時にすべて同じ味だと明かし、思い出をぶち壊しにするというな!!」

「うわぁ……最低すぎる野望」


 店長と思わしき男性は、引き気味の俺を制止するかの如く、サンプルケース越しに俺の肩に右手を置く。体躯に似合った痛さすら感じる重さが肩に加わる。


「ふははは、君はこの都市のモノじゃないのだろう? このことは内緒にしておいてくれよな。俺から言いたいんだよ」

「――いや、俺は別に構いませんけど、そっちの店員はどうするんですか?」

「何? ……はっ!!」


 背後からの禍々しいまでの殺気を感知した男性は、ゆっくりと後ろに振り返る。

 そこにいたのは女性の店員。激しい殺気と猛る憎悪に怒りを添えて。(まなこ)が笑わぬ凶器の笑顔が世界を凍らす。



「……な、なんでそんなに怒っているんだい? 君だってこの野望に共感してくれていたじゃないか?」

「いつ、ですか?」

「初めて君がこのお店に来て働きたいと言ったときじゃないか。俺は確かにこの野望を君に話し、君がそれを聞いても尚この店で働きたいと言ってくれた」

「聞いてません!!」


「嘘だ!! 俺は君の事を奇特な奴だなとか思っていたのに!!」

「くそったれな考えっていう自覚はあるんですね」


 俺のツッコミはお構いなしで、女性店員はサンプルケースの左側にあった扉を開き、怒りのオーラを爆発させながら小さな道に出る。


「今日かぎりでお暇をいただきます!!」

「ああ、待ってくれ!! 今のは全部冗談のつもりだったんだ!! 本当だ!! ……本当の話を聞いてはくれないか!」


 女性店員の後を追うように道路に出てきた男性定員は、彼女の背中に向けて土下座する。

 彼女はあまりにも深すぎる溜息をついた後、ゆっくりと立ち止まり彼の方へと振り返った。


「……分かりました。言い訳を聞きましょう」


 彼は真面目な顔つきを維持したまま、静かに語り始めた。

 通行人の視線が痛いから早く帰りたいな、と思いながら俺は彼の話に耳を傾けた。


「俺は昔、貧乏だったんだ。一日一枚の食パンの耳と一日五滴の水で生きるような……そんな暮らしだった。飽きるし、空腹は収まらない生活。その中でも俺は、他の家から漂う料理の匂いを嗅いだり、料理のイラストを見ながら、空腹感を満たし、飽きないようにいろいろ工夫して飯を食ってその場を凌いだ」

「店長にそんな凄惨な過去があったんですね」


「そこから色々あって、それなりの金を手にしてこの都市にやってきた俺は、子ども達のために何かしたいと思った。少ないお金でも幸福になるようなそんな料理があればいいのにと思った。……ただ、俺にはなにも思いつかなかったんだ」



 お手頃価格の飴の方が種類が多いのはそこが理由なのだろうか――しかし、彼の過去がこの店を展開している理由なら、提供しているのが飴というのは些か疑問が生じるところである。


 そんな疑問と同時に、俺ここにいる必要ないよな、という真理に辿り着き、リアの元に帰りたいという気持ちが増していた。


「悩み苦悩していた時、赤髪の女の子二人のうちの一人に言われたんだ……色んな味があって、しかも味が分からないような摩訶不思議なお菓子があったら面白そうねって。それで俺ははっとして、色々な味の飴を作ろうと決意したんだ。しかし、俺にはその技術がなかったんだ」


「全く別の味を作る技術がということですか?」

「そうだ……。それに色々な味を作るとなると、当時俺が持っている金じゃあ、店を建てて二種類の飴を用意できるかどうかくらいだった。そこで俺は金が安く済んで、色々な味になる方法があることを思い出した。それが匂いと見た目だった。これは貧乏生活を送ったやつしか知らない。……ノーブレスオブリージュだと思った」


「いや、完全に持たぬモノだろ。味同じなんだから」


「だから、俺は子ども達に夢を与えたいんだ。確かに……同じ味だけれど、知らなければ色々な味を楽しむ事が出来るだろう」


 ツッコミ無視されたからもう嫌だな、と俺は悲しみに暮れながら戻りたいという気持ちを溢れされた。


 俺の内心を知る由もない女性の店員は、土下座していた男性の前に立ち、右手を差し出した。



「そうですね……子ども達の時間に囁かな幸福を与えたい。それは私も同じです。――その気持ちが本当だと信じて、やめるのはなしにしますね」

「本当か!?」

「待って、今ので腑に落ちるのか? 絶対無理だろ」



 不可解な点が多すぎるし、明らかに嘘が混じってる。九割の真実の中に一割の嘘を混ぜ込むのが最適な嘘のつき方だ。彼はまさにそれをやってのけている。

 ――しかし、和解しようとしている二人に水を差すのは自重すべきと判断し、俺は口を開かずに事の顛末を見守った。


 彼は女性の手を掴み起き上がる。それは、和解の握手とも捉える事が出来る程力強かった。


 二人の間の剣吞な空気は完全に消え去り、周囲の空気に溶け込む。

 女性の店員は先に店の中に戻ろうとしている中で、何故か男は俺の方に近づいてきて――。



「まあ、全部嘘だがな」



「ヒイ!! 耳元でささやくな気持ち悪い!」


 ――嘘だと明かしてきた。

 全身に走る悪寒と耳に残る生暖かな息が、持続的な不快感をもたらす。


 全てが嘘だったことへの苛立ちと、耳元でささやかれた不快感と、話の中に出てきた少女がリアかニアであると予想でき、彼女達を嘘に利用されたことへの不愉快さから――俺は男に一矢報いようと決意する。


「…………さっきの話全部嘘らしいですよ」

「ああ!!」

「やっぱり嘘じゃないですか!!」

「いや、それも冗、どぅはっ!!」

 

 女性店員の綺麗な蹴りが男の顔面に直撃。彼の身体が回転しながら宙を舞った。

 見た目不相応の蹴りに若干恐怖を覚えるが、男性は恐怖も何もないと言わんばかりに、鼻血を大量にだしながらも、何処かへ立ち去ろうとする女性店員の右手を両手で掴んだ。


「待ってくれ!! 君がいないと、この店が潰れてしまう!!」

「潰れてもいいでしょ!! 自分の罪を実感してください!!」



 今手に持ってる飴が最後のになりそうだなあ、と他人事のように二人の顛末を見届けた俺は、その場を後にした。




 ◇◇◇




「ただいま」

「おかえり、ちょっと遅かったわね」

「色々あったんだよ」


 俺はしゃがみ込んでいたリアに二個の飴を渡す。


「ありがとう」

「いえいえ」


 彼女はいただきますと小さく声に出した後、長い名前の方の飴を頬張った。


「うーん、この味! 懐かしいわあ」


 左手を頬に当てて、すべての幸福を詰め込んだかの表情で美味しそうに咀嚼する彼女を見て、俺はちょっとした悪戯心が沸いた。


「それ、全部味同じらしいぞ」

「何言ってるのーハルキは。そんなことあるはずないじゃない」

「じゃあ、目を閉じて鼻つまんで食べてみなよ」


 秘密を告げたのは、リアなら別にそこまで落ち込むこともないだろう、とそういう判断だった。それと自分では確かめていなかったため、同じ味というのが根本的に嘘の可能性も否定できていなかった。


 彼女は目を閉じ左手で鼻をつまんで、良い感じに持っていた二つの飴を交互に食べる。


「……同じ味なんだけど!? ハルキが同じの食べさせたんじゃないの!?」

「いや、自分で食べたじゃん」


 リアは目を見開き、自分が確かに全く別の飴を食べていたことを確認し、俺の言っていることが完全なる事実だと気が付き、その場に頽れた。

 空気が夏を無視して寒くなる。鳥の鳴き声が悲しいものに聞こえてくる。


「かき氷のシロップと同じだったなんて!!」

「そのツッコミは俺がさっきやったよ」


 彼女は頽れた体をゆっくりと持ち上げて、俺の顔の前で人差し指を立てて憤怒する。


「いい!? 世界には知らなくていい真実もあるの!! これは絶対に知らなくていい真実だわ!!」

「そこまで言う!? ……えっと……な、なんかごめんな」


「私の、青春……カムバック」


 そして、彼女はまたへたり込んだ。


 思った以上にショックを受けてしまったリアを見て、俺は相当深い罪悪感に苛まれながらも空を見上げる。


 いつの間にか、黄昏時になりつつあった。日本なら烏が鳴いて家に帰るように諭す時間でもある。

 ユリア達の方を見ると、彼女達はどうやら問題なくやっていけている様子だった。


 その点には安心する。

 しかし、今日一日ずっと持っていたもう一つの不安要素は全く消えていなかった。



「……流石に俺だって心配するって」




 それはティシアがこの時間になっても戻ってきていない事だった。

「活動報告」に前回のあらすじをのこしました。

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