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エピローグ

いつになっても忘れない。


あの日のこと


燃え盛るアイツのバイク。


赤く染まった道路。


割れたメーター。


雨で滲むテールランプ。


漏れ出たガソリンの匂い。


動かなくなったアイツ。


俺には何もできなかった。


走り去っていったあのバイクは


真っ黒だった。


それから何年経っても

この首都高を走ると昨日のように思い出す。


雨。

点滅する電灯。

長いトンネル。

あの日の仇を取れるというなら、俺はどんなことでもする。

それが――


ライダーの性ってやつだ。


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