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配信者の俺がゲーム内に転生したので悪女ハーレムを作ろうと思ったら甘々おねぇちゃんハーレムが出来ちゃった!  作者: 風祭 憲悟@元放送作家


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第54話 こちらで取戻しつつある前世の日常

「はい1位は私テイク、2位スティラママさん、

 3位マリーヌだよさん、4位デティさん5位シヴァール(ドミニク許さん)さんでした~、

 おっと今日も1時間の配信が終わりますね、ミニゲームお付き合いもありがとうでした、エンディング流しま~す」


 あれから1カ月くらい経ち、

 この修行場秘密基地で配信も始めた、

 最も主に見てくれるのは悪女ハーレムの4人だが。


(デティちゃんなんか同じ部屋ですよ!)


 彼女専用のPCを買ってあげました。

 いやこれハゲモンクのリーフ様にPCあげて、

 孤児院の子供にも見せてあげたいけどネットが接続されないんだよなあ。


(まさか4kmとかケーブル伸ばす訳にもいかないし)


 いや有線とかどこの田舎だ、

 こっちの世界にスターリンクとか無いし!

 WEB通販で衛星が買えたとしても、いくらかかるんだよっていう。


「では次回はスーパーモンキー西●記実況です、雑談主体になるかと、ではまた~」


 ……ふう終わった、

 この世界で唯一の実況主でした、

 視聴者リスナーも4人だけど、それでも前世の日常を取戻しつつある感じ。


(雑談実況でも面白い人は面白いんだよなあ)


 いや作業雑談というジャンルがありましてね、

 エロ漫画描きながら面白い雑談してくれる『大作』さんて人も居るし、

 将来的には魔王討伐実況とかカメラ持ってやるのも、って通信手段がアレか。


「テイク様、実況お疲れ様でした」

「うん、デティちゃんもミニゲーム『とんでもなく難しいパズル』慣れてきてたね」

「やればやるほど、頭が良くなる気がします」「僕も追い越されちゃうかも、でもそれが良い!」


 さて、実況中にも言ったけど、

 このあと打ち合わせなんだよなあ、

 安くて美味しくて量も食べられる某イタリア料理店のなんとか屋。


「デティちゃん行くよ、ってそんなにおめかししなくても」

「でもテイク様とレストランですから、見られて恥ずかしくないように」

「いやそんなカップルだからって見て気にする人なんて……戸締りOKと」


 エントランスから商業エリアに入ると、いきなり目に入ったのは……!


(うお、いきなり数字のアイス屋からアツアツカップルが!!)


 婚約したスノちゃんと、

 最近は大人っぽくなってきたクリネくんだ、

 スノちゃんすっかりメスの顔している、そして遠くで見ててハンカチ噛みそうなマリーヌちゃん。


「マリーヌちゃん行くよ」

「テイクくん……弟が幸せになるのは、嬉しいはずなんだけど」

「結婚式を見て幸せそうな姿を見たら、ふっきれると思うよ、いや、ふっきらないと」


 と無責任なことを言いつつ、

 某サイゼなんとかかんとか屋に入ると、

 すでにスティラさんと養子扱いのリリアンちゃんが。


「テイクちゃん、実況楽しかったわ」

「あっはい、最後までご視聴ありがとうございました」

「隣で見てました」「リリアンちゃんも、もうちょっと大きくなったらPCを」


 と話していたら6人掛けテーブルに、

 ドリンクを両手に巨女がやってきた。


「テイク、どうもあのPCというのは目が疲れるな」

「あっそうですね、一応は対策方法もあるのですが」

「それにしてもその口調は最近ようやく慣れてきたぞ、降臨女神だったか」


 あっ、これフリか。


「おいらテイク! 悪女ゲットだぜー! ……いやね、昔、たま●っちのテレビアニメがあったんですよ、

 それであの世界観になぜか異世界転移みたいな形で普通の、人間の女の子がやってきたんですけれども、

 違和感が凄くて、で、その子が地球に戻ったとたん、オープニングやエンディングで存在そのものが消されてて、めっちゃ怖かった」


 ってシーンとしちゃったな、

 謎BGMだけが延々と流れている、

 落ち着いた感じの、絶対タイトルが出てこない毒にも薬にもならないインスト曲。


「それでテイクちゃん、そろそろ出発よね?」

「一応はエリオ王子経由でこれから行く方向を調べて貰ってるんだけど、

 まだ魔物軍はナリを潜めているんですよね、ただ先手を打つのは重要で、だからもう行っちゃおうかと」


 このまま何事もなく、

 という可能性もあってそれはそれで平和で良いのだけれども、

 でもそれだと『2大裏悪女』をゲットできなくなってしまう。


(ならば先に捕まえてしまおうと)


 一応、最近になってその2人の存在が丁度確認された。


「テイクくん、結構遠いんだっけ」

「うんまあ、治安はそんなに良くない国だから慎重に」

「私たちの強さならば問題ないだろう」「シヴァールさん、まあそれはもちろん、ただ巻き添えの可能性が」


 僕らは無傷でも、

 周囲の罪の無い住民がやられるとまずいからね。


「テイク様、ではご説明を」

「うんまあ、説明より行った方が早いけど、目的は言っておくね」


 遠い遠いバルロッサ国、

 その陥落都市マルロの闘技場、

 目的の悪女はそこに居る、ただ……普通にやると、逃げられるんだよなあ。


「その前に注文するよ! リリアンちゃん今日こそエスカルゴ食べる?」

「ごめんなさい……」「テイクちゃん!」「お仕置はベッドでお願いします」

「テイク様、ドリンク取ってきますね」「うん、てシヴァールさんホットココアとアップルジュース、一緒に飲むと胃に悪いよ」「別々で飲むが」


 羊肉の串刺し頼んじゃお~っと。

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