表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
配信者の俺がゲーム内に転生したので悪女ハーレムを作ろうと思ったら甘々おねぇちゃんハーレムが出来ちゃった!  作者: 風祭 憲悟@元放送作家


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

47/52

第43話 死んだはずのキャラが生きていると、またもやこうなる

「聖女テラー様、一目見て惚れ申した、どうか我がきさきに」

「あらまあ、どういたしましょう、砂漠の国の、タラマスカス国の将軍様にプロポーズされるなんて!」

「ここまで一目見て、心を奪われたのは初めてだ、会話して確信した、どうか、どうか我の隣へ、ダリアンの妻に、どうか」


 俺こと、おいらテイクたちのウェルカムパーティー、

 って別に来賓の中心は俺じゃないか実情はともかくとして、

 本来の派遣団団長たるエリオ王子もすんごい表情で驚いている。


(いや俺だってびっくりだよ)


 第11回アメリカ横断ウルトラクイズの決勝が3人になったくらいのびっくりだ、

 というのも聖女テラー様は本来、ダングルキアと魔物が手を組んだ一団から味方を逃がすため、

 自分の命と引き換えで光魔法を放って退場する一発屋みたいなお姉様だったからだ、ちょい熟女。


(コミカライズ版でも、いざという時に自分の命を使うのが聖女とか言ってた記憶が)


 その彼女がもうすぐ魔界の誘いに乗って、

 悪の道へと突き進むはずのダリアン将軍が、

 ほぼ一目ぼれであっけなく陥落してしまった、いや、してくれた。


(いや、こんな設定、ゲームには無いだろう)


 本来なら絶対にありえない組み合わせ、

 元のゲームのシナリオ担当が実は脳内で考えていたとか?

 俺がぽかーんとしていると我が愛しのスティラさんが背後から抱きかかえて話す。


「テイクくんが天啓を教えてくれたおかげよ」「えっ?!」

「テラー様、今後のシナリオだっけ、ストーリー? 筋書きを全部教えたら、

 では少し色仕掛けをしてみましょうって、そしたら」「じゃああれ、チャームの魔法?!」「に近いわね」


 ゲーム内でもあったが、

 あれは魔物魔法だったはずだぞ、

 と会場内に居るタラマスカス国の魔道士軍団を見ると、ハンド扇風機で涼んで雑談してら。


(魔王との手引きも、あの魔道士軍団のせいだったんだよなあ)


 そっちを潰すのは、

 また後の話として、

 とりあえず今はこの展開だ。


「どうしましょう、ダリアン将軍、あまりにも突然過ぎて」

「では正式な申し込みが必要か、教会へのお布施が必要ならいくらでも」

「私は、平和な国であればいつでも嫁ぐ気持ちは準備しておりますわ」「平和が望みか」


 おっ、これはさすが人柱上等の聖女様、

 ゲーム内でも犠牲になってくれたのだが、

 今のこの世界では生贄になってくれるのか、平和のために。


(そして、この将軍に恋焦がれているはずの悪女様は……)


 あれ、普通に警備してる、

 こっちすら見ていないんだけど!

 普通にパーティールームの出入りをチェックしている。


(この段階だと、そこまで興味は無いのかな)


 時期だけを見たら惚れてておかしくないのだが、

 これはきっと、そもそも本来のシナリオである、

 闇の森と魔物の繋がりイベントがまだ未発生なのだろう。


「ではこう致しましょう、ダリアン将軍」「テラー様、なんなりと」

「賭けをしましょう、飛竜同士の模擬戦を、そしてそちらが勝てば、私をダルアン将軍に」

「なんと! それで良いのであるか」「はい、ただし私の方、こちら側が勝てば、望むものを頂きたいのですわ」


 何そのギャンブル決闘、

 まあ負けてもテラー様はきっと、

 砂漠の国に入り込んで魔王軍との関係を拒否ってくれそうだけれども。


「わかった、ではこちらから一番の飛竜騎士を出そう」

「ただし、ひとつ特別な条件が」「それは? 殺し合い、とか」

「いえ、むしろ殺しは禁止で、そうではなく……戦うのは女性騎士ひとりで」


 と、ここで颯爽とやってきたのは……!!


「失礼、マティスリア国の飛竜騎兵隊長、ドミニクと申す」

「これはなかなか、強そうであるな」「私の闘いを見て頂きたい」

「わかった、となるとこちらからは……シヴァール! おいシヴァール!!」


 二回呼ばれて急いで来た!


「ははっ、ダリアン様」

「こちらにいらっしゃるドミニク殿と、飛竜で決闘せよ、あくまで模擬戦だ」

「かしこまりました」「してテラー様、我々が負けた場合は」「人には人、もしドミニクさんが勝てば……この子をちょうだい」


 まさかの、

 悪女シヴァール様が賭けられるぅー?!


「良いかシヴァール」

「私はこの国の駒、ダリアン様のご命令であれば」

「教会に入れられる可能性もあるのだぞ」「負けたのであれば、それも致し方ないと覚悟をします」


 ちょ、これ、この大チャンス、

 ドミニク姐さんに頑張って貰わないと、全力で応援しちゃうぞ?!

 って聖女テラー様、俺が悪の女幹部シヴァールを狙ってる話まで、聞いちゃっているのかーーー?!?!


(都合良過ぎる)


 とりあえず、

 マリーヌちゃんの方へ逃げちゃおうっと。


「テイクくん、あのシヴァールってひと」「うん」

「おっきいね」「色々ね!」「……私は」「マリーヌちゃんはマリーヌちゃんで、いいとこいっぱい!」

「ほ、ほんと?!」「もちのろん!!」「……増えても、私を、おろそかにしないでね」「だいじょぶだいじょぶ」


 さあ、決闘をみんなと見守ろう、

 ってそれ、いつやるんだろうか???

新作『ファンタジジイアドベンチャー』はじめました!

https://ncode.syosetu.com/n8937mb/

よろしかったら読むだけでも読んであげてください!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ