119/147
6 ラブレターズ・ハイ
「で、できた・・・・・・」
撫子へのラブレターをようやく書き上げた紳士クンが、
そう言って目一杯のびをした時、
外から新聞配達をするバイクの音が聞こえて来た。
紳士クンの頭は眠いのを通り越して冴え冴えとしていて、
完成したラブレターを前に、更に気持ちが高ぶっていた。
(これなら、お姉ちゃんを虜にする事ができるかもしれない)
紳士クンがそう思えるほどに、ラブレターは素晴らしい内容だった。
眠過ぎるあまり、ある種の覚醒状態になっている紳士クンには、
少なくともそう思えた。
ちなみにそのラブレターの内容は、次の様な物である。




