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幕末に転生したら近衛家の姫でした。まず屋根を直します

作者:1009
最新エピソード掲載日:2026/03/22
老舗百貨店でバイヤー兼社内ベンチャー担当として働いていた橘咲、28歳。深夜のオフィスで過労により倒れ、気づけば幕末の京都で五摂家筆頭・近衛家の姫君「近衛糸子」として転生していた。前世で幕末経済史を専攻した大学院生でもあった咲は、転生後の現実に驚く。日本最高の家格を誇る近衛家の実態は、屋根が雨漏りし食事も質素な慢性的赤字家計。朝廷全体が幕府からの乏しい援助に頼るだけの、想像を絶する貧乏暮らしだった。「まず金を作ろう。話はそれからだ」糸子は父・近衛忠房を説得し、京都の職人たちの品に近衛家のお墨付きをつけて売る商売を始める。百貨店バイヤーとして培った目利きと交渉術で、西陣織・京焼・宇治茶の販路を開拓。近衛家の家計は少しずつ好転し、念願の屋根の修繕も果たした。しかし糸子の目は、その先を見ていた。前世の知識が告げている。このまま何もしなければ、やがて黒船が来る。薩摩と長州がイギリスの武器を手に幕府と戦い、日本は外国勢力に翻弄されながら近代化への道を歩む。南北戦争の余剰武器が日本の内戦に流れ込み、列強が日本を食い物にしようとする時代が来る。それを変えたい。外国に言いなりにならない、日本独自の近代化を。そのためにはまず金が要る。情報が要る。人のつながりが要る。
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