第11話 説明会と・・・
タイトル書くのやめてみました。
どっちのほうが見やすいですかね?
しばらくこれで行きたいと思います。
どちらにするか確実に決まったら、すべてをどちらかの表示にしたいと思います。
「と、いうわけだね。」
私は自分が吸血鬼の王的な存在であるとはまったくもって知らなかった。
でも考えてみれば、納得できなかったことに納得がいく。
なんで私はこんなにも体が覚えているかのように動くのか。
それはきっと、クイーンと関係あることなんだと思った。
「・・・あの、私があんなに戦闘ができるのとかって、もしかして。」
「そうだねー、クイーンだからじゃないかなあ?樹希も同じような感じだと思うけど、まだ戦闘経験一回しかないもんね。樹希くん、あの一回で不思議なことあったりしたかな?」
樹希は突然話を振られてきょとんとしたが、きちんと返事を返した。
「え?俺ですか?まあ・・・その、マギを使うってなったときにはっきりと銃が浮かんだこととか・・・ですかね?俺自身はそこまで銃詳しくもないし使うならライフルみたいなかっこいいのがよかったなとか思ってました。」
「なるほどねー、ちなみにね、この場合における騎士って守るっていうより一緒に戦って力を合わせて絶対に勝たせることにあるんだ。」
「・・・勝たせる・・・あ。」
樹希がそうつぶやくと私も前の戦闘を思い出した。
「そういえば、前の戦闘の時に俺自体がとどめは刺さなかった・・・」
「そうだね、私がマギで倒したもんね。」
「そう。自然とそういうふうに体が動いてたんだね。」
そして沈黙の後、「そういえばまだ自己紹介してないね?」
って彼が言った。
「あ、そうですね。自己紹介・・・」
「うん、じゃあ僕から行くね。僕は真祖でありこの組織の一番上に立ってる人です。名前はバルドだよ。」
バルド!?!?あの昔吸血鬼になったといわれている男の人の名前・・・!?
「うんうん、驚いてるねえ、そういう反応見るの大好きだよ!ただ、歴史上に出てくるあのバルドとは同姓同名なだけで別人だからね?」
「・・・」
なんか、この人のお茶目さというか・・・もうなんか・・・いいや。
「じゃあ、次は私です?」
「はい、お願いしますねえ?」
匂いが違う人が立ち上がって私たちに綺麗なお辞儀をした。
とともに・・・えっ!?!?
「私は妖狐の椿いいます。この人の妻ですえ。よろしゅうね、鈴さん、樹希さん。」
私にお辞儀した後ポンッって感じで3つの狐の尾っぽと耳が彼女から生えた。
同時に獣のにおいがした。
「よろしく・・・お願いします。」
見た目に変化ないのがすごく気になった。
そして最後、未だにむすっとしている顔の活発そうな女の子。
「ほら、挨拶しー、サクラ。」
椿さんがそう言うと、サクラと呼ばれた女の子ははいはいと言ってこっちを向いて自己紹介を始めた。
「私はこの隣の妖狐の友達兼この施設の施設長で夢魔です。名前は高内桜です。よろしく。」
そういうだけ言って席にすぐに座った。
「よろしくお願いします。」
にしても夢魔だったのか。
なんでむすっとしてるんだろう。
「実は昨日あなたたちの夢に出ようとしてたんですえ。でも二人があまりにもいい雰囲気過ぎてそんな気分になれなかったんと違います?」
「うるさい黙れこの獣ばばあ!」
「あらあ。そんな思春期の娘が母親に言うようなこと言わないでくださいな?さくら?」
『っ!?』
さっきよりもより鋭い何かが一瞬だけ空間に満ちた。
ここにいる全員がぞっとしたようだった。
「・・・はあ。なんで私こんな人の友達なんだか。」
「今の後にそれ言えるあなたが素晴らしいからじゃない?サクラ。」
私はもうここにいたらせっかく伸びた寿命も縮むんじゃないかと思ってしまった。
「はいはい、自己紹介も終わったし、また質問したいことがあったら言ってねぇ。」
そういって強引に収めてくれたバルドさん。
早速まだ気になっていることを聞いた。
「あの、妖狐とか夢魔とか、もしかして他にもいたりしますか?」
「いい着眼点だねえ。いるよー。猫又とか。でもここにいる半数以上が吸血鬼だねえ。」
「じゃあ俺からも。その皆さんは魔核っていうの持ってるんですか?」
「もってますえ?少なくとも、妖怪と称される私たちはみな持ってます。」
「ただ、その魔核の性能に違いがあるだけですね。吸血鬼なら吸血鬼の、妖狐には妖狐のといった感じで魔核には違いがあるんですよ。」
順にバルドさん、椿さん、加田さんから説明を受けた。
「そうなんですねー・・・」
「うん。ちなみに種族によって足が速かったり体自体がしなやかだったりいろいろあるよ。そしてマギの保有量も種族によって違うんだ。個体差はあるけどねえ。」
と追加でバルドさんが説明してくれた。
「じゃあ吸血鬼ってどれくらいマギ持ってるんですか?」
隣にいた樹希がまたまた聞いた。
「そうだね、妖狐や猫又が結構持ってるよ。それに並ぶようにして私たち吸血鬼もそれなりに持ってる。」
「へえ・・・並んでるんですね・・・」
「とはいえ強力なのは吸血鬼のほうだねー。威力が高いというほうがいいかな?猫又や妖狐は保有量は多いけど普通くらいより少し強いかなって感じだからねー。」
「え、そんなに強力なんですか?」
「うん、ギャランと戦ってたらわかるけど、一点集中型でも範囲攻撃でも、同じものを使うとして威力だけなら妖狐たちより2倍かなー。強いと3倍から4倍の間くらいだねー。」
「そ、そうなんですね。」
隣に座っている樹希が納得すると私のほうに向いてバルドさんは言った。
「鈴ちゃんなら保有量も威力もけた違いだと思うけど、でもまだまだ能力順応しきってないから2、3倍ってところだね。樹希くんも同じくらいだねー。」
そういわれて私は樹希と目を合わせた。
「まあ、1か月もしないうちに最大保有量、最大攻撃力になると思うよ。」
私たちは自分たちが持っている力を少し怖くなった。
「・・・あの。」
私が声をかける。
「私たちが昼に行動したとしたらどうなりますか?」
「そうだね、クイーンと騎士だからねえ。能力低下が低下するね。普通の吸血鬼たちなら小さい軽の車程度なら持ち上げられるんだけど、それが後ろにつないで走るのもままならなくなるかな。歩くならたやすいと思うけどね。鈴ちゃんたちなら軽トラック浮かせられる程度から軽の小型の車持ち上げる程度くらいに落ちるかな。」
いったい何トンから何トンに落ちるだけなの・・・?
・・・そういえばマギのほうは?
「じゃあマギのほうは・・・?」
「そっちは何にも変化はないよ。そうじゃなきゃ、昼活動してギャランを倒せる吸血鬼がいなくなって人手不足になっちゃうからね。」
なるほどー、だから昼でも活動できてるのか。
そんな風に納得していると、突然ビーーーーーーーーーー!ビーーーーーーーーーー!ビーーーーーーーーーー!ビーーーーーーーーーー!と鳴り出した。
そしてすぐ、『ギャランが各所に現れました。人のいない場所ですがかなりの数が点在しています。場所は〇〇町、△△町、□□町、そしてこの施設付近の人けのない場所ほぼすべてです。至急2組一班になり掃討してください。繰り返します・・・』
「ちょっとまって、〇〇町って私たちの住んでたところ・・・それにほかの町もそれの隣町だよ!」
私はアナウンスを聞いて驚愕した。
前にはバルドが驚きの顔でアナウンスを聞いていた。
「一気にこんなに出てきたのは初めてだ・・・今回のギャランは何が目的なんだ。」
「そんなことより、掃討しに行きますえ?こんな大事な時に暢気に説明会しとる場合ありません。」
「確かにね!椿の言う通りだ。施設管理長はここで待機だよ。」
「いつものとおりね。わかったよー。」
サクラさんに指示をしたあと私たちに目を向けた。
「さて、今から君たちは僕たちと一緒に班になって掃討しにいくよ。」
・・・・・・・・・・・・
樹希も私も、理解できなくて数秒固まってしまったのだった。
ちなみに今回のタイトル入れるか入れないか、意見が欲しいです。
よかったらでいいのでコメントくれるとありがたいです。




