同級生、けんちゃん。
まんじゅう屋のけんちやん。
まんじゅう屋のけんちゃんが、イジメの対象になっている。タカチは、けんちやんと仲良しだ。
なぜイジメられるのかといえば、優しく、おっとりとしてるからだ。
いつも給食を食べるのが遅く、牛乳が苦手。
いつも、ノロノロとして、食べるのも遅い。
それを小馬鹿にするのだ。
――タカチも、鼻クソを飛ばして遊んでおりますが。そんな、タカチは、友達が少数でした。
タカチは勉強がすきではなく、落ちこぼれでありました。
学校の担任の先生は、えこひいきがあたりまえにありました。この昭和の時代は、いまのコンプライアンスとかありませんでしたから。
……
『けん、まだ給食くってんのか』
小馬鹿にして数人が取り囲んでおります。
タカチは、凄く、不快でした。
ゆっくり食べたいんだろう、ほかっておいてやれよ。
ダメだ。今回ばかりは。
悪ふざけはとまりません。上靴とか、ものを投げて、馬鹿にする言葉がけんちやんに、浴びせられます。鼻クソの出番か。
おい、青木くん。
イジメめていた子の名前をよんで、虫歯アルゾ、それそれと、口を指さします。
あっあ………
パシューっとデコピン。
指先の痙攣のように、タカチの鼻クソが見えない速度で、デコピンでとばします。
シュポっと、3発はいり、呑んでしまった青木くん。
あれれ。
何をしてたんだろ。青木くんは記憶喪失になったように、首をふりながら、後退りして、座り込んでしまいました。あら、不思議。
――
タカチは微笑んでおりました。
『けんちやん、大丈夫!?』
情けは人の為にならず




