龍の伝説。
龍神一族。
タカチは、三枚目。
大好きな女の娘をみると、すぐに、赤くなってしまう。坊やでした。
ヒナちゃん。
なっちゃん。
まみちゃん。
ゆりちゃん。
告白しても、アウト。
クラスの可愛い女の娘のまえにゆくと、いつも、立派な鼻クソが飛び出しております。
しかも、どれほど、鼻クソ掃除をしても、鼻水が垂れてきてしまうし、陽気もあり、まんまるのジャガイモのようなカタチの頭に、細長の眼が、なんとも、子供ながらに、スケベにみえるは、父ちゃんに似たとおもいます。
鼻のかたちは、丸く。
どじょう掬いのような、表情にみえなくもない。
良く言えば、可愛い坊や。
でもね。
『タカチは勇敢でした。』
みんなは、告白してますか!?
………
タカチは、いつも、告白しました。
デッカイ鼻クソつけてまで。
タカチは言い聞かせます。
鼻クソがでようが、どうせ取っても三枚目。
振られる数など、変わんねえ。
モテるやつは、はじめから決まっている。
鏡でみて、大好きな人の前で、告白した時、振られるのは、まあ許したとしても、
鼻クソとは――。
いや、言い訳しないぞ。
………だが、
だれが知ろう。世の中のため、戦う戦士。
タカチのことを。
鼻クソ、デコピン弾で、悪に立ち向かう。
彼は今日も、悪党にデコピンで狙いをさだめ、
フルーテイな鼻クソ(魂入)を撃つ。
お口へ、ポン、ポンポポン。
――飲んだら、みんな、愛にめざめてゆく。
たとえば、ゴミを拾ったり。
お年寄りの荷物を、運ぶのを手伝ったり。
困った人に優しく声をかけたり。
動物を可愛がる気持ちをもったり。
鼻クソは、お口へ、ポン。
タカチがお口へ打つと、お口が開く。
あら、不思議!
『カッコワルイなぁ、鼻クソ出てんぞ。
女の娘にいわれると……』。
変わる時は、いつからでも。




