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詩全集4

∞プロローグ∞

作者: 那須茄子
掲載日:2026/03/13

…また真っ白になったノートを渡す

「はじめまして」のその声で

私はもう一度

胸を締め付けられる


金曜日が来るたび

私は透明人間になる

君の記憶は砂時計

週末に零れ落ちて

都合のいい嘘みたいに

誰かが笑う悲しい物語


愛を教えてくれたのは君なのに

君は私の顔も

名前も忘れてしまう

それでも心には

君が残り続ける

来週もまた

ゼロから始める


一つ前のページに戻って

これを落書きだらけのノートにしようよ

どんなに遠い場所でも

君を見つけ出す魔法の言葉を最後に

綴って今日一日を終えようか


繋ぎ止めるための 

小さなしるし


教室の隅で君が首を傾げても


例え世界が君を孤独の淵へ連れ去っても

 

その瞳の奥へ飛び込もう


名前を呼ぶよ



「はじめまして」の後に続く 

本当の言葉を書き溜めたノートを

いつしか渡せる私になるから



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