4/2 病院
4/2
今日は主治医から話を聞く日。仕事がない日だったので午前中はのんびりし、午後に雨が止んでから愛犬と花見に行き、あまりに風の強さにすぐに帰って、オヤツを食べたら病院へ行く時間。
ビリルビンが4.4まで上がっていた。1週間で0.8も上がった。どうやら胆道ドレナージという方法があるようだが、主治医からは提示されていない。なにせ年も年だから、もう見守り体制に入っているのかもしれない。
食事は少しだが入院当初よりは取れているらしい。また痛みなどはなく、それは凄い事だと主治医から言われた。このまま入院しているよりも個室のある介護療養型医療施設に入所を進められ、そのようにとお願いした。が、入院でも良いんじゃないかと思い始めている。何せ本人と会話が出来ないので、希望がわからない。
ビリルビン数値を兄に報告したら、急遽終末に帰ってくるそうだ。日曜日に戻ったばかりだが、こうなるといつどうなるかわからないから、会える時に会っておいたほうが良い。私は相変わらず会えないが、兄なら会えるから希望も聞ける。
なんにせよ病院から施設に直接移動にしたほうが良い、との事なので、母の居た居間のコタツ周りを片付ける。布団を畳んだが天気が悪いから後日干すしかない。またその周りも片づけた。それでもまだ、布団さえ戻せばいつも通りになるようにしてある。未練だねえ。
そしてもう家に帰らないとなると、買い物も自分の分だけで良くなる。スーパーへ行くとついつい、食べてくれていた総菜やスイーツコーナーなどに足が向く。いや、必要なかったな、そうか今後はこれも必要なくなるのか、犬と自分の分だけでいいのか、と寂しく思いながら買い物を済ませた。
昔、愛犬が亡くなって半年以上経ってから、久しぶりに行ったデパートのハム売り場で『このハム、犬の好物だから買わなきゃ♪』と思い、すぐに『いや犬はいなかった』と思い至り、その場で号泣しそうになり売り場から逃げたことがある。今後もそう思いながら買い物するんだろうなあ。
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ここまで一旦書いたのだが、その後に分かった事実がある。
先日の入院の際に、あとからバッグを届けたのだが、中に何も入っていなかった。病室に金を持って行く必要がないからまあいいかと思いながらも、手近にあった5千円札だけ放り込んでおいた。なにせ病院に連れていった時に『バッグがない! またお前が取り上げた! 財布もない!』と騒いでいたので、とりあえずバッグだけでも、と届けたのだ。
5千円もあればTVカードも買えるし、飲み物も看護士さんに買ってきてもらえるだろう(妄想悪化で面会が出来ない事は伝えてあるし、飲み物も差し入れてもいるが)。それでも財布がないのは困るなあと部屋を掃除ついでに探したが、どこにもない。動けそうな範囲には本当にどこにもない。散々探して、もしかしてと思って兄に聞いたら「預かってる」。
さらには通帳も見かけなかったと聞いてみたらこれも兄が預かってた。
やはり泥棒妄想も確定してしまったのだ。なんてこった。だから兄が帰った後にあんなに私を拒絶したのか。
今回兄が取った手段は、全てが最悪の手だった。私に全く相談なしにやったもの、全てが悪手だった。
たった一晩でずっとせん妄を確定させないように頑張ってきた私の努力を無に帰し、母と私の関係を破壊してくれた。
今まで私の貯金から、治療費や介護費用、もちろん生活費まで全て出していたのに、その私が泥棒確定だ。お陰で私は全く母と接触出来ていない。そりゃあ構わないが、母の中で私は最後の最後で犯罪者確定してしまったのだ。このまま母は死んでいくだろう。死んだらきっと気が付くだろうがもう遅い。
明日、急遽帰宅というのも、もしかしたらその罪滅ぼしもあるのかもしれないが、全て破壊した後では遅い。
そして私は今後も入退院の手続きや、施設入所手続きをしなければならない。
母の通帳が手元にないから、正直無理なんですけど?
兄が預かっているのだから母は安心だろう。が、兄が帰って1日でそれを忘れていたようだから、兄が預かっていることを私が知らない以上、また大騒動になるところだった。
まさか母の妄想を全て信じていたわけじゃないだろうな。凄い腹が立つ。




