1/8~ 3回目抗がん剤予定日~大荒れ
1/8
3回目の抗がん剤予定だが、まともに食事がとれるようになったのが2日前なので、家族会議の結果、延期をお願いすることに。先生も同意してくれた。血検では腫瘍マーカーが下がるどころか跳ね上がっているので、担当医は緩和ケアを進めてきた。
だけど肝臓の数値は改善しているし、炎症も激減している。他の数値も素晴らしい。
抗がん剤の種類を変えるか止めるか、どちらにしても2週間後の受診で決める事にして、今回は休薬。何よりもまずは食事を取って体力を回復させないと。担当医も「食べる事が仕事と思って」と母に言ってくれた。
副作用は抜けてきたのでこれから少しでも食べてくれればいい。そして、今後も肝臓が悪くならなければよい。
家族としては維持療法か抗がん剤を変えるかを提案したいけれど、決めるのは母なので、その決定には従う。
なんにせよ食べないとね。味覚も戻ってきたようなので、食事量が増える事を祈る。
1/10
認知症が進行している兆し有り。私は泥棒からろくでなしに格下げ(笑)。物取られ妄想が中心。昨日介護品のレンタルの人と担当者が来たけど、事前報告なしにいきなりいろいろサインさせられたせいで、彼らが帰った後に激怒。確かにいきなり銀行口座教えろは無いと思う。書類も読み上げ一切ないし。
この引き落とし口座は母の物を使う、というので、通帳を母に渡す。通帳を見ながら番号など書き入れた後に、書き終わったからと通帳を戻そうとすると「勝手にどこへ持って行く!」と鬼の形相で叫ばれた。
「しまおうとしただけなんだけど」
「勝手な事をするな!」
「はいはい」
ケアマネもレンタル会社の男性も目を丸くしていた。いつも他人がいるとにこやかにしているので、こういうシーンを見るのは初めてだから。
後でちょっと荒れましたね、と言われて、他人がいると穏やかですけど、いつもはああなんですよ、というと。ケアマネに「大変ですね……」としみじみ言われる。
まあどこでもそんなものだろう。
抗がん剤治療2回目から、ひと月近くほぼ寝て過ごしていたせいか、認知機能も低下気味で物忘れも酷いし、物事の認識もおかしい。最近はそれでも多少動けるようになったので一人で動いている。とはいえ這ってだが。昼間だけでなく夜も。機嫌の波が激しい。食事は少し取れるようになってきたが、好みが激しい。
1/11
朝から大荒れ。大声で怒鳴り、自分を好きなように動かそうとしているとか、昨日の通帳の件からか、人の金を使おうとしているとか怒鳴り散らされるので、呼ばれる以外は自室に避難している。食事量は相変わらず。うどんは喉を通らないという。
胸部腹部の痛みを訴える。最悪ガンの転移か、もしくは抗がん剤の副作用か。まだロキソニンは効いている。
今日は膝が立たないと言う。這えないので、トイレに行くのに座布団に座らせてそれを滑らせるようにひっぱって移動。何故か後ろに倒れてくるので全体重を支える事になり、それは無理、後ろに来ないでと何回も説明する。そしてトイレで立たせる際にも、ここから膝をつきたいという私の要望を全部無視して腕の力だけで手すりに掴まって立とうとする。無理。私でも無理。
介助するのは全く苦ではないのだけれど(むしろ引っ張るのとか楽しい)、協力してくれないのはいただけない。最終的に座布団を持ち上げて立たせた。
介護サービスに関しては、年齢と病気のおかげですぐに動いてくれてそれはありがたいのだけど、ケアマネとリース担当者が、事前に連絡をと言っても連絡をくれない。昨日に関してはリース担当者は品物を持ってこの日に来ることは知っていたけれど、ケアマネが来ることすら知らなかった。それでいきなり来て書類にサインしろはだいぶ乱暴だと思う。確かに年明けに契約書類を持って行くとは聞いていたけど日にちは聞いていない。しかも読み上げ無くサインは乱暴すぎるのは確か。同席していた私も眉をひそめた。その時に指摘すればよかったのだけどどうせサインするものだし、としり込みしてしまった。それで母が激怒していたら世話がない。またこれ以上のサービスなんて受けないと怒鳴り散らす。
先日認定検査を受けたばかりだが、これでまたケア関係は振り出しに戻ってしまった。
1/12
朝からボケ発動。私が5年近く使っている仕事バッグを勝手にひっくり返して中身をぶちまけて取り上げて、「このバッグは自分の!」と先日宣言したくせに、何故そのバッグがここにあるのかと言い出し、それを覚えてないと言い張る。勝手に持ち出して何をしたんだとか、話にならない。朝から大喧嘩。
その後、昨日同様立てないというので、家の中でのリハビリを勧める。廊下を歩くだけだけど、居間とトイレ往復よりはマシだろう。
この所、朝攻撃的→トイレに立てなくて介助でご機嫌パターン。
今日のリハビリは廊下1往復のみ。夜には体拭き着替えに成功。昼ごはんは本人希望で海苔とご飯、夜はすき焼き。いちごアイスに喜ぶ。
今週は回復してもらいたい。
1/13
朝は比較的落ち着いていたものの、昨日の雪のせいでエアコンが霜取りモードになってしまい、ファンヒーターも3時間で自動で止まるという寒さ地獄の朝となってしまった。
エアコンは霜取りモードになると部屋が寒くなる一方なので、止めるしかない。しかも1時間以上は止めないと温かい風は出てこない。仕事出勤の為、ファンヒーターだけ付けて、1時間後にエアコンのスイッチを入れてと伝えたのに、昼に帰宅すると何故か出来ておらず。ファンヒーターを付けておいたおかげでそこそこ温かかったのが救い。
そしてなぜか便秘になったから風呂で温まると言い出す。
急いで用意するも、部屋から湯船に入れるまで30分以上かかる。ゆっくり温まると1時間近く湯に浸かり、出る時も何とか湯船→風呂からは出るも、廊下と居間の扉の所で倒れ込んで動かない(力尽きた)。
この寒さで風邪を引くからと、バスタオルを何枚も掛けて、廊下と脱衣所はヒーターで温めてあったとはいえ、何とか部屋に入れようにも動かない。このまま死んでやると怒鳴られる。最終的に座布団に座らせて部屋の中に引っ張り入れる。部屋に入ったら妙にご機嫌に。そこで昼休み終了で、急いで昼食を用意して家を出る。
20時にいつも通り帰宅。母は心配になるほど傾眠状態だった。ご飯を食べると言ったそばから寝る。起き上がりたいというので手を引いて起こしたら、座ったとたんに寝る。返事はするが、寝る。これは救急車案件かと焦るが、脈拍も呼吸も正常に思えるので、昼間のお風呂で疲れたのかもしれないと、しばらく様子を見る事にする。
一応夕飯を用意したが食べられそうにないので、そのまま寝てもらう。何時でも食べられるようにラップ掛けてコタツに置いておく。そんな中でも眩しいと言うから自分の夕飯は寒い台所でひっそり食べ、風呂場も台所も片付けて自室へ。これが20時半過ぎ。
22時頃、階下から怒鳴り声が聞こえるので何があったのかと行ってみたら「部屋が熱い!」
コタツの温度を私が変えたと激怒中。もちろん触ってないし、実際弱のまま。「21時に帰宅とか遅すぎる」と事実誤認。「夜の薬もない」と叫ぶがこれも目の前に置いてある。「ご飯もない!飢え死にさせるつもりか!」と叫ばれたが、これも目の前にある。
先ほどまでの傾眠が嘘のように目が覚めているが、会話が全く噛み合わないので、これは異常だ、しかし怒鳴る事が出来るのだから、体調が悪いわけではないと判断し、早々に自室避難。その後も母は一人で怒鳴り、ドスンバタンと暴れる音が聞こえる。
22時~23時半まで叫んで暴れてた。明日、部屋に行くのが恐ろしい。
AIに相談してみると、抗がん剤によるせん妄の可能性ありらしい。なるほど。肝性脳症かもと何度となく医者に相談するも、それは否定されているが。
AIの「体の苦しさと脳の混乱」という指摘に妙に納得。
私の自室避難も正解と肯定してもらい、少しだけ気が楽に。明日、病院の支援センターに相談してみようと思う。




