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『どうしてこうなった』

 処女作です。

 完結目指して頑張ります。

 ――意識がゆっくりと濁る。


 ――体が(ほど)け、世界に拡散していくのを他人事のように感じながら、僕は呆と虚空を眺めていた。


 ――どれだけの時が経ったのか、いつから此処にいたのか。


 ――五感が機能しなくなって久しく、意識の連続性も怪しい今となっては確かめる術を持たない。


 ――もはや状況の打開に巡らせる思考の余裕など無く、ただただ取り留めも無い思索に耽りながら終わりの時待っていた。


 ――しかし、ここで変化が起きた。


 ――光だ。


 ――光が見えるのだ。相変わらず機能していない僕の視覚にではなく意識で知覚できるこの光はあっという間に僕まで迫るとそのまま飲み込み。


 ――僕は体も意識も光の中に溶けて消えた――――!







 ……。

 『すまない』


 『君は我々の戦争の被害者だ』


 『ここは物質が意味を持たぬ第三等級――界』


 『肉体を持たない我等の闘争は高エネルギー体である精神のぶつかり合い』


 『とても低確率ではなるが世界に歪みが生じる事もある』


 『本来、第三等以上の精神的進化を為していない種族では知覚もできない層にある此方に巻き込まれた君は急速な拡散と消滅を繰り返していたところを救助された』


 …………。

 『君に対してしてやれることは少―い』


 『肉体の再構成。君を構成す―情報を解析、近似物資で欠損を埋めた。差異は物理層では認識―きないと思う』         


 『精神のケアは最小限で済むのが救いか。この層に引き込―れた事で適応、成長を為したようだ。とはいえこちらに来るには更なる精神成熟の後、肉体を自ら捨―ねばならないが』

 

 ………………。

 『あとは帰―後についての助言位か。君が上層の世界を認識――事で精神構造の変化に影響を受け肉――も影響が出る』


 『それがど――カタチで表れるかはわからない。ただ僅――認識の変化だけである以上外見上の変――最小限であろうし、内在エネルギー量の上昇も些細なものだから精――命体が物質界に堕ちた時の様に天変地異を起こすような外的影響も無――ろう』


 『今まで通りの生――出来ないかもしれない。だが心を強く持ってほしい。君は無限に等し――能性の中から最も稀有な可能性を引き当て、その上で生き延――のだから』


 ……………………。

 『この経験は間―――く君の精神を高みへ引き上げる一助となった。我々は君が此方に半歩足を踏み―――事を祝福する』


 『さて、そ―――お別れだ。』


 『何もしてやれ―――まないが、君の種族が精神の練磨の果てに次なる層に至る日を影な―――っているよ』


 …………………………。


 ………………………………。


 ……………………………………。











 『わたしは数奇な体験をした。【運命点+3】

  わたしは冷静だ。【注意力+2】

  わたしは目ざとい。【注意力+3】

  わたしはしなやかな心を持っている。【意志力+2】

  わたしは忍耐力がある。【意志力+3】

   時刻は7:01だ。おはよう僕。今日も頑張ろう!』



 朝。

 心地よい目覚めのはずが、視界に入ったウインドウ(モノ)を見て一気に憂鬱になった。

 どうしてこうなった。







 


                                                                     

                         

 プロローグなのでちょっと短め。

 いずれまた出番があるかもしれませんが、主人公が能力を得るためのテンプレ回とだけ覚えていただければOKです。

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