結論
最終話です。
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この連載を始めるにあたっては、直近の出来事がかなり影響しています。
それは、当事者団体の設立者同士が「トラウマの問題」で決別した件です。
詳細は、公開された文章を読んで察するしかないのですが。
脱退した側の方の所感を読んで、私は共感するところがあるなと思ったのです。
自分自身を純粋なる被害者だと思っていない。それどころか、加害者だと表現している。
たとえその「罪悪感」が洗脳の後遺症であったとしても、私にとってはそれがリアルに思えました。
私自身は、宗教二世問題が社会問題化する必要性は理解できるし、その恩恵に乗っかっている状態なのも理解できるのですが。それに反して、「社会運動」に対する拒否感がかなり強く、どうしてもコミットできません。
その理由は、自分の経験からくる「回避」状態なんだと思います。
おそらく、一つの目的を共有した人同士の集まりが怖い。そういう場に行くと固まる。
「それが必要な事である」と信念を持って行動する事への恐怖もある。
「結局自分が間違っている可能性も否定できないけれど、立場上そうせざるを得ない」という歯切れの悪い言い方になってしまう。そして正直にそういう発言をしたら、傷つく当事者がいるだろう事も考えるので、結果的に、当事者コミュニティから距離を置く事になる。
こういう状態を、なんて言っていいのかわかりませんが。
とりあえず、今は自分の手の届く範囲の事を、足を運べる範囲で、やっていくしか無いんだと思っています。




