第9話。メンチカツ
うぅぅーヤッホーイw
読んでくださりありがとうございますー。
久々の匂いだ!
イイ油の匂いがする。
「野田さん。お久しぶりじゃないの。顔つき変わったわねー。若い兄ちゃんと女の娘連れて。舎弟もしかして。w」
ノリのイイおばちゃんだ。
懐かしい顔。
ちょっと顔が引きつってる。
商売人だから人の顔や仕草は見てお見通しだろう。このおばちゃんは恐らく何かを察知してる。俺は玲奈とリュウジの腕を見た。玲奈はドレス姿で腕には跡がある。リュウジはロングTシャツを着て隠しているがバレてるだろう。昼間にドレス姿の玲奈とゴロツキのリュウジと俺だ。間違えなく怪しんでるだろう。
「野田っていうのおじさん?」
玲奈が言った。
「あぁ。」
「おい!野田!メンチカツ以外に何がオススメだ?」
「アンタたち、うちの店で売ってる物はみーんなオススメしか売ってないわよ!テレビにも出たのよ!」
「おばちゃん、メンチカツ3個と全部のメニュー1つづすくれ。」
リュウジが言った。
「勝手に決めるな。」
俺が言った。
「俺が金払うから当たり前だ。」
リュウジが言った。
「私、コロッケ食べたいからコロッケだけ2つ。」
玲奈が言った。
「はいよー。」
「おばぁちゃん、出来立てどれ?」
リュウジが言った。
「アンタたち、うちの店の商品はぜーんぶ出来立てよ!」
「適当な事言うなーババア。」
リュウジが言った。
「今はババアと呼ぶけど次、来た時はおばちゃんって言うわ。アナタ。」
「なぜ!?」
リュウジが言った。
「そのくらい美味しいからよ。」
おばちゃんは手際よく、面倒くさいオーダーを詰めていく。顔に似合わず丁寧に一つ一つ紙に包んでオレンジ色のテープで留めていく。ビニールに揚げ物を詰んだ紙を入れる様が職人技だ。
この光景が見てて気持ちがいい。
すでに旨い。
リュウジが金を払い。玲奈がビニールを持った。
「野田が持て。」
リュウジが言った。
俺は何故か
「あいよー。」
そう言うと玲奈が笑った。リュウジも笑った。俺も笑ったのだが、おばぁちゃんだけは笑わなかった。じっと俺等を見ていた。
「まいどー。」
俺たちは店を出てキャンピングカーに乗った。
「早く出るぞ。」
俺は言った。
「何処に?」
リュウジが言った。
「とりあえず、また、道のえきに行く。」
「分かった。俺等はうしろのソファーで食べる。」
「俺のメンチカツくれ。運転しながら食べる。」
「野田。運転に集中しろ!」
「俺の運転なめんな!いいからメンチカツくれ。」
「俺が食べてからだ!」
「殺すぞ。」
「怖。野田。お前メンチカツで人殺しするのは辞めろ。」
玲奈が笑った。
俺も笑った。
リュウジは笑いながら、俺にメンチカツくれた。
「マジで旨い。」
玲奈が言った。
「野田!いいぞここの唐揚げ!」
「あぁ。唐揚げも旨いがメンチカツだ!」
「メンチカツに拘るな!」
玲奈が笑った。
俺も笑った。
リュウジも笑った。
俺は運転しながらメンチカツを食べた。
旨い。ここのメンチカツが俺の最後の飯でいいそう思った。
最後まで読んでくださり嬉しいヾ(。>﹏<。)ノ゛✧*。
キュンキュンハートの胸のなかー♪セブン♪セブン♪セブン♪セブン♪セブン♪セブン♪はーるかな星がーふるーさとだー♪にゃーw次回こうご期待!




