30話 食事中
「さぁ、食事の方が用意出来ました。」
私がカーラにギルドの話を聞いていると、カルバン達とセバスチャンが部屋に入って来た。
「あら、遅かったわねカルバン?」
「子供達も一緒に入って来たから遅くなったんだよ、もう少しゆっくり入れんのかね?」
「「無理♪」」
オオバとカシャが、元気よく答える。
うん、カルバンお疲れ様!
「今、ヒメリカにこのギルドについて色々教えていたわ。」
「あぁ、悪いな一様は責任者の俺がしなきゃ行けないんだが。」
「気にしないでこっちもヒメリカと話してて楽しかったしね。」
カルバンが私の方を見て話しかけてくる。
「さぁ、ヒメリカにはここのギルドに入って貰いたいんだが、まだまだ人里に慣れてないだろう?だから慣れてきた頃にまた聞くから考えてくれ♪」
カルバンは満面の笑顔で誘ってくるので私もそれに習い私も笑顔で頷く。
「さぁさぁ、子供達はもう夕食は食べたのですからじゃましないで下さい。」
「「はーいヽ( ・∀・)ノ」」
お馬鹿が二人セバスチャンに言われ食堂から出ていった。
セバスチャンの言う事はキチンと言う事聞くんだ?
「それでは簡単な物ですが夕食です。」
セバスチャンがテーブルに置いたのは私が待ち望んだ料理!
フランスパンのような長いパン。
色んな野菜の入ったシチュー。
何の肉かわからないけど柔らかそうなグリルチキンぽい物
色とりどりの果物
・・・じゅるり。
「お気に召して頂けたようですな?」
「フフっ、そのようね」
「確かにあの森の中じゃこんな料理は食べれないだろうからな。」
「さぁ、頂きましょう?」
「「「頂きます!」」」
私は皆が食べる挨拶をした瞬間に食べ始める。
先ずは私の近くにあったグリルチキンぽい物を手づかみで食べる!
・・・うまっ!!
うーーまーーいーーぞーー!!
柔らかくてだけど歯ごたえがあるチキンぽい物!
食材の味を殺したりせずに調味料によって更に味を引き出している!
次はシチュー!
ゴロゴロと入っている野菜からとても良い旨味がでている!
食べれば食べるほど噛めば噛むほど口の中が幸せです♪
パンは少しちぎってシチューに浸して食べてみる。
うん、最高だね!
・・・はっ?!
いつの間にか私のご飯がなくなってる?
誰だ!私のご飯食べたのは!
「お代わりをお持ちいたしますか?」
「こくこく!(首をふる)」
頂きましょう!
私は今日は思う存分食べて食べて食べまくります!
〜何となく解説コーナー〜
シラネコ「ヾ(*'-'*)どうも作者のシラネコです。」
サポート「こんにちは、ヒメリカ様のスキルをしているサポートと言います。」
シラネコ「この話を書いてる時シチューが食べたくなった。」
サポート「食べれば良いのでは?」
シラネコ「自炊が面倒で・・・レトルトとか3分で出来るラーメンって美味しいよね(´・ω・`)」
サポート「身体壊しますからちゃんと自炊してください。」
シラネコ「ほら、つい簡単な物で済ませちゃうじゃん?仕事の後って何かする気が起きないって言うかね?」
サポート「そこは、恋人なり・・・あぁ、なるほど。」
シラネコ「えっ、何でそこで止めるの?何がなるほどなのかな?」
サポート「いえ、何かすいません。」
シラネコ「何がすいませんなのかな?」
サポート「独り身はほっておいて。また次回にお会いしましょう。」
シラネコ「独り身って言うなー!!」