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14話 アランの日記1

仕事の関係で投稿が少し遅れています。

すいましぇん。(╥﹏╥)

「よし来い!アラン!」

「行くよ!」


毎日の朝稽古で今日はデニス兄ちゃんと模擬戦をしていた。


みんなで何時もやっている事だけと、デニス兄ちゃんと父さんには何時も剣で軽くあしらわれてしまう。


冒険者ギルドに登録したのは一年前、やっと12歳になって登録許可が貰えた。


うちの家族は全員冒険者でみんなで生計を立てている。

大体が、皆がバラバラでパーティを組んで自分に出来る依頼をしていく。

僕はまだ1番下のクラスだから街中の依頼をしている。

デニス兄ちゃんは他の仲間と街の外で依頼を受けている。

お父さんとお母さんは二人でパーティを組んでデニス兄ちゃんと同じく街の外で依頼を受けたりしているけど、デニス兄ちゃんの依頼よりもランクが上の依頼を受けている。


だけど殆どは、外に出ずに自分のギルドで仕事をしているけどね。


お父さんは一様ギルドを経営している。

普通なら、パーティ名で活動出来るんだけどそのパーティが複数集まるとギルドを名乗れる。

他にも、集まる場所、お金、人員の確保などなど色んな事があるけど、お父さんはお母さんと一緒にギルドを立ち上げたらしい。


キンッ!カカン!!


「アランいいぞ!もっとかかって来やがれ!」

「やああぁぁぁ!!」


僕はまだ、街から出た時が無い。

だけど、明日は初めての街の外での依頼だ。

1週間前にお父さんから実力を見ると言われて、街のすぐ近くの『魔遭の森』でバレットラビットを5匹倒す事らしい。

パーティはお父さん、お母さん、デニス兄ちゃん、そして僕だ。


「よし、今日はこれで終わりにするか。」

「ふぅ、了解。アラン強くなったな〜。」

「強くなってないよ、デニス兄ちゃんに全然歯が立たなかった。」

「いやそんなこと無いぞ、まさかちゃんと訓練になるとは思わなかったよ。」


なぁ?っとお父さんに視線を移すデニス兄ちゃん。


「あぁ、アランは他の同い年よりはかなり強くなっているよ。デニスもアランも才能あるよ。まぁ俺と母さんの子供だから当たり前だがな。」

「何言ってるんだか。」


お父さんが高笑いして、それをお母さんが呆れた顔で見ている。


「まぁ強くなっているのは確かだから、怠けずにしっかり強くなれ。」

「うん、わかったよ。」

「よし明日は街の外での依頼だから今日はすぐ帰って寝るとしよう。」


そうして、今日はそれで訓練は終わり明日の準備をしてやすんだ。




朝の支度をして街の門まで行く

門の所には街の騎士団の人達が門の側にある


「おはよう、カルバン。」

「おぉダダン、おはよう。」


話しかけて来たのは騎士団のダダンさんだった。

ダダンさんは人当たりが良く街の人達からも人気が高い。


「今日は依頼か?」

「いや、息子達の成長を見に『魔遭の森』にバレットラビットを狩ってくるよ。」

「デニスの方はもう何度も外の依頼をしていたから今回の主役はアランの方か。」

「そうだ。アランもそろそろ大丈夫だと思ってな。」

「そうか、じゃあ無理して死なないように頑張って来い。」

「何か合っても俺が居るから大丈夫だよ。」


ダダンさんとお父さんが話をしている間にお母さん達が門の通行許可を取ってきた。


「カルバン、終わったわよ。」

「おぉカーラ、ありがとよ。じゃあダダン行ってくるぜ。」

「あぁ、ちゃんと戻って来いよ〜。」


ダダンさんと別れて魔遭の森まで行く。

魔遭の森には多種多様な魔物がいるらしい、僕は入った事がないけど奥に行けば行くほど魔物と遭遇するらしい、その魔物の多さから最奥には魔王が居ると言われている。

まぁ、街の人が不用意に行かない様にそんな話が出来たと思う。


そして、今から僕達が倒しに行くバレットラビットは初心者向けの魔物だ。

この辺りにある街や村の冒険者はバレットラビットを倒して見習いが終わると考えている。


「さぁアラン、準備は大丈夫か?ここから森に入ったら気を抜くなよ、一瞬でも気を抜いたら危険だからな。」

「わかった、気を付ける。」

「まぁ何か合っても俺がサポートするから確実に行くんだぞ。」


お父さんが僕に注意を呼び掛けてくる。

そうして僕達は森へと入って行った。



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