13話 仲間?
私の仕事方が忙しくなってしまい投稿が遅くなってしまいました。すいましぇん。
ついでに最近発売したモンスターを狩るゲームもしてたけど( ´∀` )
<名前 カーラ
HP 86/86 >
<名前 デニス
HP 96/96 >
二人とも良くなったみたい。
朝起きた時にはカーラとデニスはもう完全に治っていた。
ハイポーションって凄いね。
「んっ?お前も起きてたのか?」
そこにカルバンが少し眠そうにして巣穴に入って来た。
ちなみに、カーラとデニスと私は巣穴の中、カルバンとアランは巣穴の外で寝た。
巣穴の中は広いが、四人と一匹で寝ると流石に狭くなる。
どうしようかと思っていたら、カルバンが「俺は外で見張りをやって来る。」と言い出してそれにアランが付いて行った形になる。
「カーラとデニスの体調は良いみたいだな。」
良かった。とつぶやくと私の方に向き直った。
「昨日はホントに助かった、なぜ魔物のお前が助けてくれたのかは分からないが、あのままだと俺は大丈夫だったかも知れんが他の仲間が殺られていただろうからな。」
確かにこの人はウルフと戦っていた時の動きを見ると負ける様子が無かった。
その分、数が多いせいで他の人の援護が出来なかったのだ。
「所で話は変わるが、お前は人の言葉が分かるんだよな?」
ん?まぁ分かるけど、何なの?
取り敢えず、素直に頷いておく。
「よし、じゃあ問題無いか。」
「コン?」
カルバンが何を言いたいのかが分からない。
「お前、俺達と一緒に付いて来ないか?」
「コン?」
「あ~、つまり俺達の仲間にならないか?って事だ。」
何と!まさか仲間に誘われてるとは思っていなかった。
てか普通、いくら言葉が通じるからって仲間に誘うかね?
まぁ、私もせっかくの人との繋がりは無にしたくないし、仲間になりたいけど。
「立場的にはテイムした魔物だが、別に束縛はしないから自由にしてくれていいんだよ。俺のギルドは・・・ってギルドは分からんか。まぁ付いて来てくれるなら街で話すよ。どうだ?」
私はどうせ転生したばかりで、居場所も何か目的がある訳でもないし良いかな。
「コン。」
了解の意味で頷いて返事をする。
「そうか!良かった。これからよろしく頼む。」
「コン。(よろしくね。)」
カルバンは手で私は尻尾で握手?した。
「んっ・・・、カルバン?」
「おぉ、カーラ起きたか。身体の方は大丈夫か?」
「私達確かウルフの群れと・・・そうよ、デニスとアランは無事なの?」
「まぁ落ち着け、アランは外で見張りしてるよ、それにデニスはお前の隣に居る。」
カーラはカルバンの言葉を聞いて安心したように息をはく。
そして、私と目が合った。
まだ起きたばかりで目がしょぼしょぼしている。
「あら?貴方は私達を助けてくれた魔物さんかしら?」
「そうだ、それに今日から俺達のギルドに入る新人だな。」
「カルバン貴方、また私達に内緒に勧誘して。」
「いいじゃねぇーか。それによく見てみな可愛いから、お前可愛いの好きだろ。」
カルバンに言われて、カーラは私を見る。どうやらやっと目が冴えてきてちゃんと私が見えたらしい。
そして、カーラは固まりプルプルと震え始めた。
「か」
か?
「可愛いいいぃぃぃぃ!!」
「コーン!?」
鋭いタックルと言っていい抱き着きが来て、私はカーラに捕まった。
「ふぁ〜、凄くもふもふするぅ〜!!」
わぁー!!、離して〜!!。
ジタバタしてみるけど全然逃げられない。
「あぁ〜、いいわー」
ふぁ!?そこ触っちゃダメー!!
そうして私はデニスが起きるまで撫でられた。