表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ギブ・マネー・バック  作者: yiyi
PR
25/30

指名手配

「おい、ドミニク!しっかりしろ」

クリスは上着を脱ぎ、ドミニクの撃たれた部分に結び、血が出ないよう止血した。

「大丈夫か?」

「あぁ、でも俺はもう動けない。置いていけ」

「何言ってんだ、俺にはあんたが必要なんだ!」

「俺の金の在処を教えればいいだろ?俺は必要ないだろ」

「そんなことねぇーよ!俺はあんたを置いて行かない!二度とそんなこと言うなよ」

「まさかこんな俺が人に助けられるとはな・・・」とドミニクは笑って言った。


約2時間後、列車は止まり三人は下りて近くの使われてなさそうな倉庫に行った。

ラッチはフランコのために2人とは別々に行動すると言い、別れを告げた。

「じゃあな・・・」

「元気で、捕まるなよ」

「あぁ、お前もな」

クリスはドミニクの足の怪我を治すために病院に行くよう説得した。

「今だったらまだ俺達の事は知られてないはずだから行こう」

そして近くにある小さな病院へ行き、医者にドミニク任した。

その間、クリスは病院の電話からギャングのもとへ掛けた。

「もしもし俺だ・・・」

「脱獄したのか?」

「あぁ、したさ」

「なら、なぜ迎えに行かせた車がまだなんだ?」

「ちょっとトラブルがあって、あんたの部下二人が死んだよ」

「くそ、とりあえず居場所を教えろ!迎えに行くから」

「レオンも一緒に連れて来い!」

「それは金と交換する時だ・・・」

クリスは場所を伝えると、待合室のソファに腰かけテレビを見ていた。

すると突如画面が変わり、記者会見のような映像が流れた。


しばらく見ていると一人の男が現れた。

その男はカメラのフラッシュを浴び、咳をして話始めた。

「私はFBIのセルマン捜査官です。〇月〇日〇時〇分にバンクリオ州立刑務所から脱獄したのは三名、ドミニク・ラトナー、ウィリアム・ラッチそしてクリス・ハヴィンド・・・皆さんはこの顔をしっかりと記憶に焼き付けてください」

テレビには三人の指名手配書が映し出された。

クリスはまばたきを忘れ、口を開き唖然とした。

「またこの三人には懸賞金として捕まえた方に10万ドルを差し上げます」

一人の記者がセルマンに質問した。

「セルマン捜査官、この三人を捕まえられそうですか?」

「一つだけ断然しましょう。犯罪者は自分の罪を隠し続けるのに耐えられず、大半が自主する者ばかりです。例えばクリス・ハヴィンド・・・彼もまたそこらの盗っ人と同じでただ盗んだ物が大きいか小さいかだけです。私たちが捕まえる前に向こうから自首してきますよ」


クリスはすぐにドミニクの所へ行き、テレビの事を伝えた。

「俺は今、傷口を縫ってもらったばかりだぞ!」

「そんなこと言ってる場合か、ここから早く逃げるぞ」

クリスとドミニクが入り口に向かってると後ろから医者が「おい、君達待って」と呼んでいる。

「まずいバレたかもしれない・・・」

歩く速度を速くして、外で待つ車に乗った。


車にはギャングのセシルが乗っていた。

「おい、誰だ!?このおっさん?」

「同じ刑務所の囚人だ」

「お前一人じゃないのか?」

「ある事情で人数が増えたんだ」

「そうか・・・で、金はどこにあるんだ」

「あんたの目の前にあるぞ」

「はっ?」

「このおっさんがお前達の欲しがっているものを持ってるぞ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ