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魔法とかチートとか。  作者: sweet
メリストイ編
16/23

14話目 道すがらの会話ですから

もう出来たんだぜ

「いやークサのウエでネるってオモシロいもんだねえ」

「アタシまだ慣れないのよねー☆」

「ボクって" ビンボウショウ "ってヤツなのかなー」

「そんな事ないわよ☆」

『まあ姉さんが特別なだけだと思う』

「私は野宿は日常茶飯事でしたねー」

「えっ、ラーテムちゃんってば「そんな苦しい生活してたのかい!」」

「え、ええ…まあ」

「それはボクにはデキないな……」


「あれ……道具が出てこねぇな…」

「どうしたクルガ…うむ、明かりがあれば何とかなるんだがな」

「それならボクのマホウグでテらしてあげるよ」

「おっ、すまねえな…えーとお前さん名前は」

「ボクはスーノっていうナマエだよ。ヒトバンネドコをトモにしたのにナマエもナノってなかったのかボクは」

「がははっ、まあいいって事よ!」

「スーノちゃんね☆」

「ちゃんはよしてくれよお…ハずかしいな」

「あっ、かなり遠くですけどあれじゃないですかメリストイは!」

『ずいぶん遠くだけど…そうだね、あれが目的地のメリストイだよ』

「おっ、やっとかあ……ってうぉいっ!!」


なんっっだこのつつがない進行は!

清々しいくらいに雑談だな!

「おハナしタノしいね」

「そしてお前は何故しれっとついてくるんだ」

「もう…来くん?昨日の敵は今日の友っていうじゃない☆」

「来さんってそういう所ありますよねー」

「いい奴じゃないか?なあラレフ」

「ああそうだな!気さくだし」

『昨日の魔法談義はなかなか勉強になった』

「やっぱりハずかしいなー」

「え、俺が悪いの?」

当たり前じゃないですか。ラーテムの可憐な微笑みは十分に俺のとどめとなった。

「ゲンキだしなよ」

昨日の敵に励まされた…


◎ ◉ ◎ ◉ ◎ ◉


「メリストイってどんな町なんですか?」

目的地も近づき、会話が少なくなってきた頃。ラーテムは一行に聞いた。

「城下町だから…もちろんここらで一番栄えてる町だな、城もあるし」

「そうそう、ムルギリアの5倍はあるんじゃねえかな」

『それにムルギリアよりも強い人がたくさんいる』

「Vランクのヒトがいたようなキがするなあ」

「それは会ってみたいわね☆」

なかなか面白そうな町じゃないか。ムルギリアもかなり広かったけどその5倍となると…


「美味しいものもありますよね…じゅる」

食費も5倍を覚悟しておこうと決めた来であった。


◎ ◉ ◎ ◉


「あ、そういえばスーノさんのランクは…?」


「ボク?ボクはMランクだよ?」高え!?

「あら、アタシはNランクよ☆」はあ!?

「そりゃボクがカてないワケだよお」

「なかなか強かったわよ☆」


『ね、姉さんが家に居たころはBランクだった…』

「え…MとN……あはは…は」

「か、考えたくねえ」

「そりゃあ魔力にあてられるわけですよね…」

自分たち6人の引きつった顔は忘れられるものではなかった…


◎ ◉ ◎ ◉


一行の4分の3がげんなりしながら歩いていると、もうメリストイの門は目前だった。


「い、色々あったが!ついに目的地到着だ!」

「おう!回り道し過ぎた気がするがな」

「あれ?ヤドはとってるの?」

「アリサさんの妹さんは宿屋なんですか?」

「あぁ、〈にわとり亭〉って宿屋だ。もちろん予約してあるぞ」いつの間にっ

「グウゼンだなあ、ボク〈にわとり亭〉にイマとまってるんだよ」

「あら、凄い偶然ね☆」

偶然は必然、このままスーノは近くに居続ける気がする…。

「これからヨロしくねえ…?」

耳もとで囁くなくすぐったい!


◎ ◉


皆ギルドカードを持っているので城下町メリストイへとはすんなり入れた。スーノは犯罪者グループじゃないのかよ。

「すんなりトオれないようじゃこんなことやってらんないよお」だそうだ。


そんな会話をしながら見えた光景は…圧巻、の一言だった。

まさに城下町、ムルギリアも確かに人が多かった。しかしこれは…

「凄いですね来さん、恐ろしいぐらいですよ」

「あ、あぁ」

二人立ち尽くす時間がかなり長かったらしい。

「ほら行くぞ!遅れちまうだろ!」

ラレフの声に覚めるまで一行との距離がかなり離れていた。


新天地メリストイ。自分にはこれからどんな未来が待ち受けているのか怖くもあるが、楽しみだ。


◎ ◉ ◎ ◉ ◎ ◉


〈にわとり亭〉にて。

「やっと着いたな…」

「まさか門から二時間歩くことになるとは…」

「道を知ってるはずのクルガさんとスーノの方向音痴が炸裂しましたからね…」

「あー、本当にすまんかった」

「ボクってばホントドジっコー」

「もう疲れた…☆」

『ほんとだよ』

「お腹空きすぎましたよ」

各々の感想を言っているとそこへ…

「あらぁ…いらっしゃあい」

アリサさん似の顔で…話し方がスーノのようなこの人は…

「…義兄(にい)さんじゃないのお」

「お、おうリサか…」

クルガさんは全力でリサという人から目を逸らす。ちょっとどころじゃない位に苦手なんだろう。

「皆さん、部屋に案内するわ」

急に普通に話した!?ってかこの感じは…

「ヒサしぶりシショウー」

「スーノじゃないのお、今迄どこ行ってたのよぉ」

ゆっくりねっとりした会話がものすごいイラつく!…ってか師匠!?

「リサ師匠はボクに色々教えてくれたんだ、尊敬してるよ」

「尊敬だなんてそんなぁ…照れるわあ」

「そ、そろそろ部屋に案内してくれないかリサ」

「義兄さん…分かったわよお」

やっと寝られる…。


◎ ◉ ◎


部屋に通された俺たちは男女で別れることとなる。男5人でくつろげる中々広い部屋だ。

うん。5人。俺、アメルル、アストリ、クルガ、ラレフの5人。

「スーノって女だったんだな…」

「ボクって言ってるし黒づくめだったから男だとばかり…」

『びっくりした』

「眠い…」

驚きと疲れで既に力尽きてしまった俺は深い眠りに入ってしまった……明日からなにしようかなーなんてお気楽に。


◎ ◉ ◎ ◉


サイド女性陣


「お、女の方だったんですねスーノさん」

「解析した時に男って出てたのに…☆」

「ゲンカクはボクのイチバントクイなケンキュウブンヤなんだー」

「研究分野…?」

「うん、ボクガッコウのセンセイやってるんだよお」

「え、そうなんだ……悪の組織は?☆」

「センセイやりながらカタテマにヤミガラスやってるんだよー…シショウにはナイショだよ」

「学校…私学校に行ったことないんですよね」

「えー!ラーテムちゃん学校には一度は行くべきよ!☆」

「そ、そうですかね…」

「ヒマならイくべきだとオモうなあ」

「学校…楽しそうですね!」



メリストイ学園編…始動?


やりたかった学園編!タグ詐欺なんてしないんだから!

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