番外編「トリックorトリートorおもらし」後編
後編です!
衣装に身を包んだ後、私たちは衣裳部屋にある大きな鏡を見た。
するとそこにはまっしろな洋服にきらきらと輝く羽を付けた私、少し妖艶なお姉さんのような感じがあるネコちゃん衣装の美奈、金髪といっても過言じゃないくらいの茶髪で、まるで本物の魔女なんじゃないかって思えるようなリリーが反射して見えた。
「二人とも可愛い!!」
リリーが目を輝かせて私たちのことを見ながらそう言う。
「リリーもすっごくかわいいよ!!」
さて、これで私とリリーの計画は順調に半分まで進んだ。
後は美奈の前でおもらしするだけだけど……
「ねぇふうちゃん、美奈ちゃん、ちょっとお外出てみない?」
リリーが突然そんなことを言い出した。
お外でおもらし遊び……
さすがにそんな経験はしたことがない私は少しドキドキしつつもなぜかしてはいけないような気がしていた。
やってみたいけど少し怖いというその葛藤に私は少し混乱しながらもリリーに二つ返事を返す。美奈も賛成のようだったため私たちはすぐさま家をでた。
時間はもう5時半、冬に近づいたせいかもうあたりは薄暗い。
リリーのマンションの周りは少しいつもと違った様子で、仮装をした少年少女でにぎわっていていかにもハロウィンだなという感じだ。
私たちはマンションから少し離れて多くの人が集まるところへと向かう。
それから私たちは1時間ほどあたりを歩いたり、少しクラスメートと出会って会話をしたりだとかしながら過ごした。
一時間がたったせいか少しおしっこがしたくなってきた。
体内にたまったおしっこが外側へ膀胱を刺激する。
うぅ、おしっこしたくなっちゃった……
私はリリーに目で訴えかけた。するとすぐにリリーはそのサインに気が付き、私に返事をくれた。しかしその内容は「そろそろしようか」というものではなく、「まだまだ我慢だよ」と伝えているようだった。
案の定リリーは全くおもらししようとはしていなかった。
でもリリーの表情や仕草、そして少し内股になったりしながら歩くその姿は彼女がおしっこを我慢しているということは表現していた。
さすがリリー、こんなタイミングでも限界お漏らしを……
それから30分が経った。
そ、そろそろきつくなってきた……
私はギュッとまっしろな天使のワンピースの上からお股を抑える。
リリーもそういった感じで時として本当に危ないんじゃないのかなといったような仕草を見せていた。
しかし、おトイレに行きたいといったのは意外な人だった。
「ふ、ふうかぁ、リリーちゃん…… おしっこ漏れちゃいそう」
おしっこしたいだとか、おトイレ行きたいとかじゃなくて漏れちゃいそうというもう限界が近いような言い方。
「も、漏れちゃいそうって…… なんでそんなになるまでおしっこ我慢してたの?」
私は思わず聞いてしまった。
「だ、だって二人とも結構時間たってるのに全然おトイレ行こうとしないんだもん」
それもそうだ。だって私とリリーはおもらしする気で過ごしていたんだもん。
でもこのままじゃ美奈が大勢の前でおもらししてしまうことになる。美奈のおもらしは見たかった。雪の日に見たあの可愛いおもらしが未だに心に張り付いて忘れられない。それでもだめだ。私は美奈に悲しい思いをさせたくない。
「美奈、実は私もおしっこ我慢してるの……」
「実は私も……」
私とリリーもこの状況に乗っておしっこを我慢していることを告白した。
「ごめんね二人とも…… もう無理かも。お……」
美奈がそうつぶやいたすぐ後にぽたぽたと水音が聞こえてくる。
ネコの衣装を着た美奈の股間から黄色い液体が滴り、太ももを濡らし、また地面も濡らす。ネコの衣装をするために履いていた白い靴下が薄い黄色に染まっていた。
「お、おしっこ漏らしちゃった…… 我慢できなかった……」
”かわいい”そんな声が心の中でぽっと沸いた。
すると美奈のおもらしに影響されたのか突然私の股間にもじゅわっとした感触が広がった。私は突然のことに驚き白い天使の衣装を前押さえするが、そのせいでまっしろな衣装がレモン色に染まっていく。あったかい……
おしっこが太ももを伝ってかぁあっと足全体が熱くなる。
「えっ、風香までおもらししちゃったの!? 大丈夫?」
美奈がおもらしした後なのにも関わらず私のことを心配してくれている。
「だ、大丈夫……」
徐々におしっこの水流が弱くなりとうとう私のおもらしは終わる。
私がふとリリーの方へと視線を移すとリリーは股間をギュッと抑えながらも頬を赤らめながら私たちがしてしまったおもらしの様子を見ているようだった。
「えへへ、私が一番我慢出来ちゃった。で、でももう無理かも」
そう言うとリリーは黒い魔女のスカートをより一層強く抑える。
するとその数秒後リリーのきれいな手に抑えられている布の部分がじゅっとより黒く染まっている湿った感じになりそこから水がこぼれだしていく。
ぽたっ、ぽたっとゆっくり落ちていたはずのおしっこが徐々にその感覚が短くなり、とうとう滝のように滴り落ちるようになった。
あたりにはおしっこの水たまりが広がり、街灯がその水たまりを照らしてより一層目立つ。リリーの履いていた黒いハイソックスはじとっとおしっこに濡れた風になり、とってもかわいい。
「わっ、リリーちゃんも間に合わなかったんだ……」
あたりの人が私たちの騒ぎへときが付きだす。
「私たち見られちゃってるね」
リリーが少しうれしそうな感じでそんなことを言った。
私も少し恥ずかしいような気はしたけど、なんだか楽しかった。
美奈もどことなくそんな様子で私は少し不思議に思う。
「ねえ二人とも。変なこと言ってもいい?」
突然美奈がそんなことを言った。
私とリリーは気になって仕方がなかったため”うん”と二つ返事した。
「あのね、私、おもらしするの好きになっちゃったかも……」
美奈が頬を赤らめ少し恥ずかしそうにそんなことを言う。
「美奈ちゃん!! それね、おもらし遊びっていうんだよ! 実は、私もふうちゃんもはまっちゃってるの」
「ごめんね美奈。実はそうだったんだ。ねえ、美奈も一緒にしない?」
「うん!! 一緒にする!」
それから私たちはおもらしで濡れてしまった服のまま再び歩き始めた。
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