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大和朝廷  作者: コメマシンガン
第1章

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第1話 大和降臨

 「なあ、おまえら、今朝のヤクニュー見たか?なんか、新しいピッチピチの集団が出てきたっちゅうやつ」

 「ああ、あのなんかようわからん歴史に出てきそうな名前やろ?なんやったっけ、、、」

 ヤクザたちが自分たちの事務所の中で談笑していた。

 「『大和朝廷』だろ?おまえらぁ、口ばっか動かしてないでぇ、手ぇ動かせぇ、手ぇを」

 「ボ、ボス!す、すみません!」ヤクザたちの幹部が奥から出てきた。

 「まあ、ええわい、、、おまえらもヤクニューで見たんか?ヤクザ界に突如現れた集団!なーんて、俺等みたいな元からこの世界におる古参勢に失礼やと思わんのやろかのぉ?」

 「ほんとそれっす!というかそもそも強い集団なんか何一つ手がかりがないのがある意味不気味っすね、、、まあでも、俺等山田組やったら、顎しゃくれば相手なんぞビビって逃げますからね!」

 「そうじゃそうじゃ、俺等は強い集団なんじゃけえ、もっと自信持たんかいな!幹部としておまえらに自信持たせれてないっちゅう責任感が」

 「ボス!!!ヤクニュー今すぐ開いてください!!」ヤクザの一人が慌てながら事務所に入ってきた。

 「おう、わかった、、、なにをそんなに急いで、、、は?」幹部がテレビを付けると、衝撃的な映像が流れていた。

 『速報です。本日午前に勇組の本部、支部共に何者かに襲撃され、勇組幹部、及びに組員全員が、行方不明となっております。この事態は非常にヤクザ界にとって大ダメージです。今は敵味方関係なく、捜索に参加してください。これは命令です。勇組幹部、八百勇(やお いさむ)、そして組員たちの捜索に参加してください。見つけられた方には賞金。この事件を起こした犯人を見つけられたらヤクザ界の権限を授与します。』

 「あ、あの勇組が、、、幹部と組員全員が行方不明?は?こ、これフェイクニュースじゃないのか?」幹部は冷や汗を流していた。顔が青ざめていた。

 凍りついた空気の中、事務所のドアが叩かれた。

 「すみませーん、誰かいませんかー?大和のものですー。事件についての情報収集をしているんですけどー、幹部の山田様は居ますか?」

 「あ、はーい、、、今いきま」

 「おまえ!ドアを開けるな!」

 「えっ、は、はい、、、」

 「ボス、どうしたんですか?」

 「おまえら!忘れたのか?今朝報道してただろ?ヤクザ界へ現れた情報が一切ない集団。大和朝廷。そしてこのタイミングで勇組が行方不明、、、どう考えてもまず疑うべきは情報が一切ない大和朝廷だろ!」幹部が言った。

 「た、たしかに、、、すみません!今は開けられませ、、、ん」ドアの近くに立っていた組員の顔が青ざめた。そして腹部を見る。刀が刺さっていた。ドアの隙間から刀が刺されていた。

 「おどれらぁ、はよあけんかい、、、大和朝廷やぁ、、、おどれら、JYGの会計報告書、、、改ざんしたんやろ?ん?んで、一般企業の社員に金の横領を強要、、、へえ?他にも色々表に手ぇ出しとんの?こういう堂々と動かないきったないやつが世界におるけぇ、、、ちゃーとしとる組が弱く見えんだよクソが、、、勇組は一般人への暴行などなど色々えっぐい事しよったけえ、監禁しとる。おまえらもこっちの幹部に挨拶せんかい、新入りに挨拶はせんとあかんやろ?な?」

 「これはこれは、ご丁寧に、、、どうも、、、」山田組の組員はおどおどしながらドア越しに会話をしていた。

 「おお、礼儀っちゅうもんをおまえら”は”知っとるんやな?え?ええのう!とりあえず、開けんかい!大和朝廷やぁ!開けんかいゴルァ!」どこかで聞いたことのあるようなセリフを言っていた。

 「わ、わかりました、、、い、いますぐ開けます!」

 「おお、ありがとなぁ」大和朝廷は静かに外で待っていた。

 山田組の組員たちはそれぞれ武器を持ち、大和朝廷を討とうとしていた。

 「ど、どうぞこちらへ」山田組の組員の一人がドアを開けて、大和朝廷たちを中に招き入れた。

 「おーっと、ちょーっと話が違うよ?はいはい、武器は捨てような?わかった?殺されたくないんやったらはよ武器捨てろ言うてんのやぁ、捨てんかい!はよぉ!」大和朝廷の組員が大声を出した。

 「す、すみません!おまえら!武器を床に置け!」山田組の組員たちは大和朝廷の圧に負け、武器を床に置いた。だが

 バン!と銃声が鳴った。

 「おい。誰が撃っていいつった?ん?殺すぞ!おまえら!全員縛って殺せぇ!」大和朝廷の組員に銃弾が当たったと思われたが。回避していた。

 「やめなさい。俺達の目標は第一段階で殺すことではない。最終的にまとめて俺等の組に引きずり込むんや。その時に従わんかったやつを殺せばいい。今は縛って監禁するだけでええ。わかったか?」一番奥に居た組員の後ろから声がした。

 「お、おい!だ、だれだ!大和朝廷のもんか!」山田組の一人が大声で聞いた。

 「いかにも。大和朝廷幹部。道条寺大和だ。現在大和朝廷には総勢1000人以上の組員がいる。日本各地に支部を置いているよ。最近ここに来たんだけど、、、あまりいい印象は持たれてないね。ちょいと説明しようか。現在大和朝廷の支配下にある地域は、JYG北海道支部、青森支部、秋田支部、岩手支部。西日本らへんは、愛媛支部、徳島支部、香川支部、高知支部、沖縄支部。残りの場所は現在統率を進めているよ。首都圏という一番大事な地域がまだ支配できていないんだよねぇ、、、特に今回は東京のJYGを統率しに来たんだけど、条件として、こういう裏の裏でコソコソ意味わからんことしよるやつらを殺すか捕まえるかする。って条件なんだよ。だから特になにも悪事を働いてない健全な組は、良い待遇をしているよ。おまえたちは、、、無理だね。多分、殺す確率高いよ?」道条寺大和は笑顔で言った。

 「お、おい、、、今道条寺って言ったか?もしかしてあの道条寺か?16年前にJYGによって消された道条寺組に関係しているのか?」山田組の一人が驚いた声で聞いた。

 「おお、勘が鋭いねぇ、そうだよ。あの時消された道条寺修介の孫だ。でも、この大和朝廷は一切道条寺組、道条寺家との関係を持っていない」

 「な、なるほど」

 「ちなみに、我が大和朝廷に所属している有名な組員を紹介しようじゃないか。まーず、知らないやつは居ない、週胤礽一族の唯一の跡継ぎ、週胤礽允(しゅういんじょうまこと)くん!さあ、知らないクソ野郎はいるかな?あー、さすがにいないよね?それじゃあ次!破面豹一族の!破面豹狭窄(やつらひょうきょうさく)くん!ほーらこちらも知ってるでしょう?徳海牟(とくみもう)一族の!蜀丞(しょくじょう)くんと!彪凌(ひゅうりょう)くん!そして最後に、能生貞暁(のうじょうきょう)財閥最高経営責任者!能生貞暁貞春(さだはる)くん!ちなみに大和朝廷の資金源は能生貞暁財閥から来てるよ!さあ、説明も一通り終わったし。おまえら、豚箱行くぞ。山田組幹部ぅ!山田窮鳥(きゅうちょう)!前に出てこい!狡治(こすじ)。こいつら豚箱連れてけ、幹部は例の場所へ縛っとけ。そんじゃ、おれは別のとこ行ってくるよ」大和朝廷の組員たちはぞろぞろと山田組の事務所へ入り、組員たちを縛っていた。

 『たった今情報が入りました。本日の午前に、アメリカから有力ギャング組織が入国したとのことです。そして、本日の午後までにはイタリアから有力マフィア組織が入国するとのことです。国内にいる組たちは歓迎するようにしましょう。決して、邪な考えを起こさないように。もしギャングやマフィアたちの機嫌を損ねたら日本全国に関わる事態です。くれぐれも注意してください。以上ヤクザニュースでした。』

 「おーっと、、、おい!道条寺の坊っちゃん!」山田窮鳥が大和を呼んだ。

 「黙れ!道条寺大和様ならついさっきニュースを見て移動したぞ」他の組員が言った。

 「ちっ、、、なんだよ」

 「おらっ!行くぞ!」

 山田組、崩壊。


 「ほう。ここがジャパンか、、、なかなかにビューティフルで平和な国だ。AGG(AmericanGangGroup)の本部にも報告しておくよ、ジャパンは”敵に値しない”とね。ははは、アメリカンジョークさ、気にしないでくれ」アメリカのギャング組織が空港で日本のヤクザと話していた。

 「この度は日本へいらしてくださりありがとうございます」

 「いやあ、実に素晴らしい場所だ。セキュリティも万全だ。こんなにもセキュリティが万全なのに、ジャパンの”やきざ”たちは武器を持っているのか?」

 「”ヤクザ”ですよ。はい、もちろんです。自作している組もありますが、ほとんどは貴方がたアメリカから輸入しております。毎回助かっています。ありがたい限りです」

 「それはよかった。ところで、ジャパンでのヤクザ(君)たちの活動を見たいのだが、よろしいかな?ヤマト・ドウジョウジ」

 

 『速報です。山田組が行方不明になった。との情報がたった今入りました。犯人はまだわからないとのことですが、山田組はこれまでにJYGの資金などを横領しており、表でも数々の犯罪を犯していた。と匿名の通報が入っていました。皆様も横領などをしている人を知っている、聞いたことがあるなどの情報があれば、こちらの電話番号へおかけください。以上、ヤクザニュースでした。そして、現在、AGGの外交団体がJYGが管理しているホテルへチェックインしました。JYGの外交チームが現在対応をしております。このあと19時頃にIMG(ItalyMafiaGroup)の来日会見を中継でお伝えします。』


 AGG。日本到着。

 大和朝廷兼外交チームが対応。

 関係良好。


 「ん、、、痛ってぇ、、、ん?ここは?」

 「お、ボス!おはようございます!」

 「チッ、、、なんだよ、、、やけに元気だな、、、ここはどこなんだよ?」

 「大和朝廷の、、、牢獄です、、、ぎりぎり生き残ってますよ、、、向かい側には勇組たちが収容されてますよ、、、どうします?」

 「仕方ない、、、脱獄は無理だろう、、、少なくとも今はね、、、頃合いが来れば、脱獄するぞ、、、いいか!みんな!」

 『はぁい!!』

 大和朝廷の牢獄の中で、収容されている組たちは、もう諦めモードに入っていた。

 現在牢獄に収容されている組は、勇組、山田組、波留組、両兎組、光郷組など、計10組以上、2000人以上が収容されている。

 無力な組共。道条寺大和様の、御成。


 『たった今!IMGが乗っている飛行機がJYG国際空港に入りました!早速!IMGの皆様が見えました!早速会見が始まります!』

 『どうも、日本の皆様。IMGの外交団体です。この度は入国を許していただき。誠にありがとうございます。今回の来日では、JYGの活動を観察をさせていただきます。そして、AGG、JYG、私達を交えた会合を1週間後に開く予定です。それでは会見は以上で終わりにさせていただきます。ありがとうございました。Melci。』

 『以上。IMG外交団体の会見でした!』

 IMG。日本到着。

 同じく大和朝廷兼外構チームが対応。

 関係良好。

 準備万端。

 会合まで1週間。


 「すみませーん。ちょ〜っとドアを開けてくれませんか?ヤマトです〜こちら長晃組であっていますか?」

 「あ?なんや、宅配なんぞ頼んでへんぞこらぁ!殺すぞ!」

 「私は一言も宅配便のクロ◯コヤマトなどとは言ってへんぞ?」

 「はあ?はよ帰れ。用がないんやったらはよ帰れ!ぶち殺すぞ!」

 「ふう、、、開けんかい!ゴルァ!大和朝廷やぁ!はよ開けんかい!殺すぞ!豚箱ぶち込むぞワレェ!!!黙ってないではよ開けろ。JYG会計報告書の改ざん、外交官の殺害、一般人の子どもへの脅迫、、、JYGの規則違反だぞ。おら、はよ開けろ。豚箱行くぞおまえら」

 「な、なんでおまえらなんぞに捕まらなあかんねん?JYGのなんでもないおまえらに」

 「ヤクニュー、見てないのか?山田組、勇組、他にも多々組が行方不明になっているだろ?大和朝廷が急に現れたやろ?まだわからないならおまえらはただのアホやなぁ?ん?」

 「へえ、それをおまえらがやったとでも言い出すんか?そんな新入りのアホになにができるいうねん?」

 「ちょいドアに来いやあ。いいもん見せたる」

 「なんぞ?おい、おまえ、行って来い」「え、ええ、、、ほれ、いいもんってなんや?」

 鋭利なものが、刀がドアを突き抜けた。

 「ぐふぁっ!?」

 「ほれ、ええもん見せたった。はよ開けい、、、次はおまえらの番やぁ!」


 長光組、崩壊。


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