↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大和朝廷  作者: コメマシンガン
第2章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
14/14

第3話 豪華客船2日目

 「みなさーん、今日もおはようございまーす!体調の悪いお方はいませんかー!!!」

 『はーい!』

 「これはこれは元気な挨拶ですね、それじゃあ今日も!楽しむぞ—!!!」

 『おー!!!』


〜北海道某軍事地下施設跡地にて〜

 「ボス、たった今潜入版から連絡が」

 「ほう、司令塔、なんと連絡が?」

 「そ、それが、潜入班Bが消息を絶ちました。おそらくターゲット方にやられたのかと」

 「ふむ、小さな損失だ。気にするな、情報チームから連絡は?」

 「はい、大和朝廷の所有する人工衛星のハッキングに成功し、映像の録画を停止させたと」

 「よろしい、、、技術チームからは?」

 「あともう少しで完成すると」

 「あともう少し、、、何度目だ?もう少し、、、この言葉を聞いたのは何度目か?1度目か?ん?技術チームに早く完成させろと言ってこい、もう待てない。いいか?」

 「は、はい!!!」

 「それともう一つ、ターゲットはもう私達の存在に気づいていることでしょう。隠しカメラが1台破壊されました」

 「なっ、、、すぐに新しいのを」

 「おまえは馬鹿なのか?ターゲットはこっちの存在、動きに気づいているんだ。警戒しているに決まっているだろう、おまえは拷問訓練を受けていない、捕まれば、すぐに私たちのことを吐く可能性がある、安易に動くな。私は引き続き映像と音声の確認をします、指示を各班に通達するように」

 「はい!」

 男は急いで部屋を出た。

 「船の横に何人か潜水しているなあ、、、技術チーム、いつまでタラタラしてるんだか、、、」


〜豪華客船、やまと号にて〜

 「なあ先輩、これって司令塔から指示が出るまでずっとステージ下でDJの曲聞きながら無言で待たなきゃだめなわけ?」

 「仕方がないだろう、、、ボスの下で動くというのは、そういうことなんだ」

 「はぁーい、てか、こんな狭苦しい場所に3人も詰め込むなよな、、、」

 「それはそうだな、、、って、おい、もう1人どこ行った?」

 「え、マジかよ、1人だけ逃げたか、、、クソっ、、、っ!」

 「いやー、どこにも居な、、、え、、、お、おい!ど、どこ行ったんだよ!!!っ!」

 ステージ下に潜んでいた3人が次々と消えた。

 「ステージ下、処理完了、そちらは?」

 『ツー、こちらも処理完了、Bへの搬入途中です』

 「了解、こちらもBへ搬入する準備をする。Bで合流しよう。以上」

 『了解、以上』

 精鋭部隊たちが、潜入員たちを次々と裏へと連れていった。

 「大和、Eから」柳之介が大和に報告した。

 「了解、行こうか」

 「はい」

 柳之介と大和は船の使われていない部屋へと向かった。

 「ん、ん、、、ん!?んーんー!!!プハァッ!なっ!?おまえは、大和!?てめえ、ぶちころ、っ!?」精鋭部隊に拘束された潜入員の口に貼ったテープを剥がすと、大和にすぐさま暴言を吐き始めた。

 「黙れ」柳之介が拳銃の銃口をピタッと潜入員の額につけた。「てめえこそ頭ぶち抜くぞ」柳之介の目に光はなかった。

 「ひ、ひぃ、、、」潜入員はすぐに腰を抜かした。

 「あと、俺は大和じゃない。柳之介、尚柳之介だ。てめえらの狙うべき相手の顔はちゃんと確認しておけ」

 「、、、」潜入員はだんまりとした。

 「おい、てめえらのボスの名前を言え」柳之介は潜入員に詰め寄った。

 「、、、」潜入員はそれでも黙っていた。

 「柳之介、そいつの名札とかない?」大和が柳之介に聞いた。

 「ああ、それならそこの机に顔写真と一緒に並べてある、こいつ拷問耐性検定3級かあ、、、」

 拷問耐性検定、去年WAAと大和朝廷が合併したときにできた裏の業界のみの検定だ。

 この検定は特に機密情報を持っているものや諜報員が受けている。

 大和朝廷の重要職に就くには3級以上を持っていないといけない。

 「柳之介、耐性1級用の拷問するぞ」大和はそう言い、潜入員の方へと歩み寄った。

 「了解、おい、誰かナイフを取ってきてくれ。フォークもだ」

 「て、てめえら、何するつもりだ!どんな拷問を受けようとも俺はボスのことを話さな、ぎゃあああああ!!!」潜入員は悲鳴を上げた。それもそうだ。ナイフで指を1本切断されたのだから。

 「柳之介、フォークを取ってくれ」

 「了解」

 「お、おい、、、な、何する、な、、、あ、ああああ!!!やめろ!!!やめろ!!!」

 潜入員は必死であがき、口を必死に閉じた。

 大和は切断した潜入員の指をフォークで食べさせようとした。

 拷問耐性検定1級の訓練で実際にある訓練だ。

 「食いたくなければてめえらの組織の情報をすべて言え、言えばすぐに医療チームを呼び、手を縫い合わせてやる。医療費はタダだ。さあ、どうする?もし、これを食べたら、、、一生忘れられない味になるだろうねえ、、、」大和は口だけ笑っていた。

 「い、言います、、、言いますから!!!」

 「よろしい、、、E!!!他の潜入員は?」

 「この2人は拷問耐性検定を受けていないのですぐに言いました」

 「ほう、、、おい、おまえ、今から俺の質問に全て答えろよ」

 「はい」

 「おまえ、この2人より偉い役職か?」

 「はい、、、一応班長です」

 「へえ、、、んで、おまえらのボスとか所属してる組織はあるの?」

 「えーっと、、、」潜入員は突然言葉を濁らせた。

 「ふうん、、、おい!気づいてるぞ、後ろのおまえ!」大和は突然拳銃を後ろへ向けた。

 「なっ!?」実際、そこにはEが拳銃を構えていた。銃口を大和に向けて。

 「相手方の潜入員か?」

 「な、なぜ気がついた!?」

 「簡単だ。口調、顔、身長、そして動きの速さ。全て違う。俺は自分の部下の事はすべて暗記している。てめえみてえなやつは見たことねえ、、、ん?おまえ、能生貞暁の下で動いていた諜報員じゃないか?」

 「なっ!?」

 「なんで気づいたかって?大和はな、関わった組織の情報は把握するんだよ、おまえら能生貞暁財閥は、諜報員の拳銃の構え方にクセがある。左手と右手の間隔が短い。だろ?」

 「く、くそ、、、うう!」諜報員は引き金に指をかけ大和を狙った。

 しかし、そこに大和は居なかった。

 「う・し・ろ」バァン!銃声が鳴り、諜報員が床に倒れた。

 「大和ナイスショット」柳之介は残酷な状況下で冗談を言った。

 「おい、おまえ、班長さん!はよ情報を言ってもらわな困るんですわ。貴方だけ指を食べて命からがらで逃げ出したとしても、ボスに何されちゃうかな?んー?」大和は笑顔で聞いた。

 「ボスは、、、能生貞暁貞春様の、、、御子息です」

 その場に居た全員が息を呑んだ。

 「あいつ息子いたのかあ、、、まあよい、帰れ。医療チームは隣の部屋で待機してる。残りのおまえらも、ここであったことはなにも話すな、ボスにもだ。いいな?」

 『は、はい!』

 指を切断された潜入員は隣の部屋に治療を受けに行った。

 部屋には誰も居なくなった。

 「E、こいつの遺体処理しとけ、記録も全て処理しておいてくれ。能生貞暁家の家系図も調査してくれ。ありがとう」

 「了解、直ちに」Eが諜報員の遺体を持ち出した。

 「大和、順調だな」

 「ああ、ノコノコと医療チームに治療してもらって、、、発信機をつけられているとも知らずに」

 「これで少しは敵組織の情報が掴めるな、、、」

 「お二人方、治療が終了して、潜入員を帰しました」医療チームの人が報告してきた。

 「よし、みんなと合流するか」大和は一息ついて柳之介と部屋から出た。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。