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壁打ちのススメ~それぞれのAIの個性を小説で比べてみよう~「タイトル:頼られ過ぎる探偵」  作者: グーグー


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頼られ過ぎる探偵~祠の向こう側~コーパイロット編5~プラス総評

# **最終話 第5話 祠の向こう側**


 地図が示していた場所は、祠からさらに奥へ入った先――

 山の斜面にぽっかりと開いた、古い作業小屋だった。


「弥太郎……ここ、ワシ来たことある……」


「記憶が戻ってきましたか」


「うむ……でも、まだ全部じゃない……」


 夜の山は静かで、風の音だけが耳に残る。

 弥太郎は懐中電灯を握りしめ、小屋の扉を押した。


 ――ギィ……


 中は埃っぽく、工具が散乱していた。

 だが、その奥に“異様なもの”があった。


「……これ、穴?」


 床の一部が大きく掘り返されている。

 深さは一メートルほど。

 その脇には、血のついた鉄パイプが転がっていた。


「弥太郎……ワシ、ここで……」


 勝は震える声で言った。


「ここで殴られたんじゃ……!」


 その瞬間、背後で音がした。


 ――コツン。


 弥太郎は振り返る。


 小屋の入口に、黒い帽子の男が立っていた。


「……探偵さん。余計なことをしてくれたな」


 低い声。

 美咲が言っていた特徴と一致する。


「あなたが田淵勝さんを殺したんですね」


「殺すつもりはなかった。ちょっと脅すだけのつもりだったんだよ」


 男は鉄パイプを拾い上げる。


「だが、あの頑固親父が抵抗しやがってな。仕方なく……」


「仕方なく、ですか」


 弥太郎は震える膝を押さえつけながら言った。


「あなたが祠に呼び出したんですね」


「そうだ。あいつは昔、俺の“仕事”を見ちまった。黙ってりゃいいものを、警察に行くとか言い出してな」


 勝が叫ぶ。


「ワシは……正しいことをしようとしただけじゃ……!」


「正しい? 正しいのは俺のほうだよ。邪魔者は消す。それだけだ」


 男が一歩近づく。

 弥太郎は後ずさる。


「探偵さん。あんたもここで消えてもらう」


「……嫌ですよ」


「は?」


「僕、まだ彼女もできてないんで」


「関係ねえだろ!」


「僕には大いに関係あります!」


 弥太郎は震えながらも、男の前に立った。


「田淵さんは……あなたに殺されたことを、娘さんに伝えたかったんです。

 自分がどう死んだのか、なぜ死んだのか。

 そして――娘を守ってほしいと」


 男の目が細くなる。


「娘……? ああ、あの女か。あいつも祠のことを知ってるんだろう?」


「あなたには指一本触れさせません」


「できるのか? そのヒョロヒョロの体で」


「できません!」


「できねえのかよ!」


「でも、守ります!」


 弥太郎は叫んだ。


「僕は探偵です! 幽霊に頼られすぎる探偵です!

 生きてる人も、死んだ人も、どっちも守るんです!」


 男が鉄パイプを振り上げた。


 その瞬間――


「やめんかああああああ!!」


 勝の叫びが小屋に響いた。


 幽霊の腕が、男の腕をすり抜けながらも“何か”を揺らした。

 男の動きが一瞬だけ止まる。


「なっ……なんだ……?」


「今じゃ弥太郎!!」


「え、ええええええええ!!」


 弥太郎は全力で体当たりした。


「ぐっ……!」


 男はバランスを崩し、掘り返された穴に落ちた。

 鉄パイプが手から離れ、床に転がる。


 弥太郎は息を切らしながら叫んだ。


「警察呼びますからね!!」


「くそっ……!」


 男は穴の中でもがくが、出られない。


 勝は弥太郎の横に立ち、静かに言った。


「弥太郎……ありがとうな」


「いえ……僕は何も……」


「いや、お前は守ってくれた。美咲も、ワシも」


 勝は弥太郎を見つめ、穏やかに微笑んだ。


「弥太郎。美咲を……頼む」


「はい。必ず」


 勝の体が、ふわりと光を帯び始めた。


「……もう、行くんですか」


「うむ。もう心残りはない。美咲に……ありがとうと伝えてくれ」


「伝えます。必ず」


 勝は満足そうに頷いた。


「弥太郎。お前は……優しい男じゃ。胸を張れ」


 光が強くなり、勝の姿が薄れていく。


「弥太郎……ほんまに……ありがとう……」


 そして――


 勝は静かに消えた。


 小屋には、夜風だけが残った。


---


 事件の後。

 美咲は父の手帳を胸に抱き、涙を流しながら言った。


「探偵さん……父は、最後まで私のことを……」


「はい。とても心配していました」


「……ありがとう、ございます」


 弥太郎は照れくさそうに眼鏡を押し上げた。


「いえ……僕はただ、頼まれたことをしただけです」


「父に……頼まれたんですか?」


「ええ。とても強く」


 美咲は微笑んだ。


「父らしいですね」


 弥太郎は空を見上げた。

 どこかで勝が笑っている気がした。


---


 その夜、事務所に戻ると、弥太郎の机の上に一枚の紙が置かれていた。


 **『弥太郎へ 助かったわい 礼じゃ また頼むな』**


 勝の字だった。


「……いや、もう頼まないでくださいよ……」


 弥太郎は苦笑しながら、そっと紙を引き出しにしまった。


 そして、ぼさぼさ頭をかきながら呟いた。


「……でもまあ、頼られるのは嫌いじゃないかもな」


 岡山の田舎町の夜は静かで、どこか温かかった。


==========


【コーパイロット編完結です。いやいや、オカルトじゃなくて普通に人におそわれてるし。祠の謎、未解決だし。礼じゃ、ってそれはいったい何なの?と最後の最後で失敗しまくっているコーパイロットです。これもまたAIの個性か!?】


==========

【総評:4AIによる、「頼られ過ぎる探偵」終了です。どうでしたか?AIと一言で言っても違いますよね。


私は普段競馬の予想をAIと楽しく議論(壁打ち)するのですが、コーパイロットが、競馬新聞を前にしたAIの姿を表現してくれました。

それが、絶妙でした。↓↓↓


チャットGPT=蛍光ペンでにぎにぎしく色を変えながら予想している。勢いとノリが優先。

ジェミニ=ロマン枠の馬を極太の赤ペンでぐるぐるで囲みながら予想している。

クロード=うんちくや理論を万年筆で書きだしている。とにかく長い。

コーパイロット=数字を追いかけて赤の細ペンで小さな文字で書きこんでいる。


こんな感じです。確かに、上手い事いうな~。って思いました。それで今回、小説を書いてもらったらもっと性格がでるかなとやってみたわけです。


チャットGPTは盛れるだけ盛れ!という精神を発揮して、”らしい”作品にしてきました。幽霊と言うご都合主義な存在が探偵ものの筆を軽くしてくれるチートアイテムとしていかんなく発揮されています。浅くて軽いと言われればそれまでですが、ちょっとしたプレゼンで文字数が必要な時などは役に立つ能力でしょう。


ジェミニは、競馬の予想以外もロマン枠なんだなと、感心するしかありません。50万返しちゃうあたり、徹底してます。検索には強いといわれるジェミニですが、硬い報告書を書くときは注意が必要かもしれませんね。でも、結婚式の挨拶文なんかには相性が良さそうです。勝手に涙を誘うエピソードを捏造しそうですが(笑)


クロードは、何度も書きますがひたすら落ち着いた雰囲気です。まさに”万年筆”で原稿を書いているかと思わせます。無料のAIでこのクオリティーが出せるなんて!

壁打ちも小説同様少々大人びているので、女子高校生が恋愛相談なんかをするなら、他のAIと比べると楽しめるかもしれません。


コーパイロットは、数字特化型だったのか、最後に大コケしてくれましたが、それでも人のチェックが入ったらすぐに修正される程度のものでしょう。チェックも面倒がって、そのまま作文で提出したい学生にはお勧めできない結果となりましたね(笑)

***


今回は基本設定をかなり縛りとして入れましたが、今の時代、全てAIでも小説はかけてしまえるようです。もちろん、感想文も論文もプレゼン資料もです。

AIを使って何をするかはそれぞれですが、国家機密を盗み出すコードをつくれ!なんて言わない限り自由にしていいと私は思います。

ただ、人としての成長は、”気合と根性”の昭和スタイルで、自力で書いた人にしか望めないと思います。


あって当然になったAIを今更封印はできないなら、

上手な付き合い方を学ぶ意味でも、

私は、時々、しょーもない”壁打ち”をすることをお勧めしたい!


お付き合いいただきありがとうございました。】





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― 新着の感想 ―
チャットGPTは三宅巡査との関わりが良いと思いました。グーグーさんが指定してないのに、探偵物らしい登場人物を出せるのはすごいと思います。 クロードは、唯一捜査と推理のシーンをちゃんと描いていたので偉い…
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