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第4話 竜の里、いざ参らん!!

ごめんなさい。コロナになった後、テスト期間、年度末年度初めで全然かけてませんでした。年度末年度初めなめてた…

とにかく、街から出たら隠密を解こう。それまでは街の観察と形を確認しよう。自分の知識には入ってるけど、見る方が早く分かるし。百聞は一見に如かず?やったっけ。街はどこからでもお城が見えるように王宮が中心となって円状に町が作られた感じ。王宮に行くほど裕福で、貴族と平民の間に一応壁があるのね。そこを通行証を持っている人だけが通れて、街の外も同じ。じゃあここは王都ってことか。王都の名前は確か、ミローゼだったはず。にしてもでっかいねー。今だいぶ速いスピードで飛んでるけど終わりが見えねぇ。地平線の先まで街しか見えん。大通り沿いのほうは裕福な人が多いけど、小道に入るとスラムとまではいかないけど裕福ではない人が住んでるなぁ。良政を敷いているのか、スラムはない。これなら…と、ずっと考えていたある計画が芽生えて、どんどんと膨れ上がっていく。…うん。こう言えばいけるハズ…。


などと考えているうちに街を抜けた。隠密を解除するには、呪文を唱えないといけなくって、えっと…魔力を流しながら唱えないといけなくてめんどくさいんだっけ?ねねは何で重要な解除をそんなややこいのにしたんやろう。薄ーく広げるから…まず魔力を感知しないと。今まではイメージして呪文を唱えるだけでできてたからな。ホントはそんなことできないらしいけど…。細かいことは気にしなーい!自分の体を流れてる力…(?)用は魔力を自分もしくは対象に薄く広げて、解除の呪文を唱える。呪文は、『デクリオン』だったはず。でも、飛びながら魔力広げんのムズイー。今までやってなかったし。魔力は感知できねんるけどなぁ。う~んと、薄ーくって思えば思うほど湯葉みたいになって破れてしまう。逆にもうちょっと厚くした方がいいのかと思うとなんか固く(?)なって思い通りに広がらなくなる。悶々としていると、

「ミリア!解除がうまくいかないのか?解除は困難だものな。普通の子供も習得まで時間がかかる。出来が良くても習得まで4か月はかかるな。ほかの魔法を自分に使った以上、自分で解かないとダメなんだが。普通、練習するときは自分以外のもので試して習得するのに。自分の体のほうが簡単ではあるが、危険だし、日常に支障が出るからふつうはやらないんだが。まあいい!コツを教えてやろう。」

とお母様がすごい勢いでしゃべってきた。隠密を使っている私が喋っても周りには聞こえないので、返事など出来るはずがない。お母様はそれを百も承知で問答無用でわたしに聞かせるつもりなんだろう。ありがたいけどちょっと理不尽…。

「まず、自分の魔力を感じ取ることはできるのだろう?ならば、その魔力を体の節々まで行き渡らせるのだ。広げようと思わないで、まずは行き渡らせる。自分という形の容器を水でいっぱいにするイメージだ。」

よく分かったな。段階的に完ぺきなんだけど。なんでこれで隠しスキルが鈍感なのかな~?

「その次に、すこーしだけ自分の体の外へ水…魔力を出すのだ。汗をかくときのようにすこーしずつ。それで自分を魔力の膜で覆えばいい。私はそうしている。あと、何を解除するのかはっきりイメージしないと、今までの魔法すべてが解除されるからな。」

おお~!さすが王妃サマ!賢いな。てか、イメージしなかったら赤ちゃんとかに戻って分身も解けるってこと⁉それはマズい。教えてくれてありがとうございます!じゃあ、まず魔力を自分の体に満たす。そのあと、すこーしずつ出して膜のように覆う。これでできた、のか…?あとは、隠密が消えて姿が現れるイメージで!『デクリオン』。

「お母様、どうでしょう?」

出来たと思うけど、念のため声をかけてみる。

「あぁ。よくできている。この方法だと、たまに魔力を体の中にためすぎて大変なことになるが、一発でできるのはさすがだな。」

今すんごい不吉なことを聞いたけど、気にしないことにしよう。うん。気にしたら負け!…さっきからなんか体調が悪いのかな?気持ち悪いんやけど。


頭の中で例の計画を練りながらケイルの示す方向に飛んでいるとお母様がケイルに尋ねた。

「この辺りではなかったか?もうそろそろ見えているはずだが。」

「ご主人様、このような緊急事態に丸見えにするようなはずがないでしょう?もうすぐで竜の里につくので、少し里の長たちに連絡してもよろしいですか?」

連絡?てかうちが生まれたのってそこまで緊急事態やったんや…。

「あぁ。かまわん。なるべく早くしてくれ。あの爺どものことだ。どうせ信じないに決まってるがな」

「そんなことないと思いますよ…。」

ケイルは50mぐらい前進して、口を大きく開けたかと思うととてつもない高音で叫び始めた。

「キィ―――――――――――ン」

うるさ!たしか、これは非常事態に竜のみが聞こえる周波数の音で叫んで注意を引くんじゃなかったっけ?

と思っていると、ケイルはすいっと飛んで行って、急に消えた。

「…は?え?はい?お母様、これは…」

「ケイルにだけ竜の里が見えるようになって入る許可が下りたのだ。しばらくはここにいるしかない。事情説明をして、あの爺どもが納得するまではな。」

爺って…多分絶対里の長とかのことやん?嫌なことでもあったんかな?でも時間かかるってことはここで待っとかないとあかんねんな。せっかく時間があるから、計画を練り上げてしまおう。

「ミリア。せっかくだ、魔力操作を教えてやろう。」

………ここで??まじで?…でも出来るようになっとかなあかんしな。教わっとくかー。さっきも教えるのうまかったし。

「では、お願いします。」

こうして、空中での魔力操作講座が始まった。


「そもそも魔力というのは血液の中を流れるエネルギーのことだ。よって、魔力が多く集まるのは必然的に心臓となる。故に、人を殺す時に心臓は間違っても刺してはならない。なぜなら、魔力が一気にあふれかえり、一種の魔力暴走のようなモノが起こり、回りを巻きこんだ爆発が起きる可能性があるからだ。普通は、首を切る。」

初っぱなから不穏な話やなぁ・・・。普通最初にそれ言う?人を殺す場合とかさ。

「まあその話は置いといて、血液に魔力があると分かったところで普通はだいぶ魔力が感知しやすくなる。それで、その血液の中にあるエネルギーを自分の体の中や外で自由に動かすのだ。それができたら、魔力操作は完璧だな。」

ほほう。理解できた。要は血液の中のエネルギーを動かすんか。

「ほれ。これで練習してみたらいい。」

お母様が直径20㎝ぐらいある真珠のようなボールを放り投げてきた。

「なんですか?これ。」

不思議に思って訪ねてみると、

「それはサリーアといって、魔石を加工したものだ。魔力を流せば流すほど掌の上に高く浮いて早く回転する。また、流す属性によって色も変わるぞ。これは大抵は5歳児ぐらいの遊び道具になっている。まぁ、できるだろう!」

テキトー…一応私は0歳児ですよ??精神年齢は17やけど…。魔力に関しては0歳児!良くないと思う…。

「さぁ!早くやってみろ!」

へいへい。

とりあえず、血液から魔力を出して、握った魔石に流すと…

「なっ⁉」

目にもとまらぬ速さで500mぐらい浮いて、魔石がすんごい音を立てて回ったかと思うと、粉々に砕け散って…壊れた。

私たちはただ茫然と見ているしかできなかった。

「………………」

「………………」

「あー、今のは…?」

処理落ちが落ち着いたようで、お母様が尋ねてくる。

ごめんなさい…私にもサッパリです…。

「大方、サリーアが耐えきれないほどの魔力を流してしまったのだろう。何せ神獣だからな…わからなくはないが…。」

なんか全部神獣で片付けようとしてない!?分かるけど。てかさっきから気持ち悪いんだが…。

「お母様。体調不良です。気持ち悪いです。」

「今!?何かに感染しているとかもないはずなんだが…。どんな感じだ?頭痛いとか吐きそうとか…。」

過保護…。前世のオカンより心配してくれているぞ?

「全体的にだるくて、吐きそうです。気を緩めたら何か出そうです。」

「あー。それは多分、魔力がたまっているからではないか?普通は心臓の中に沈んでいる魔力だが、一気に、しかも魔力操作の段階をすっ飛ばして使ったから血液中にたまっているのであろう。」

そんなことあるんや…そもそも魔力って沈んでるんやな。しらんかったー。

「とりあえず、魔力をもう一回心臓に戻すしかないな。血液中の魔力を心臓に戻して蓋をすれば良い。栓でも良いな。使いたいときにふたをはずす。それで魔法は使いやすくなる。」

なるほど…?てか先に言っておいてほしかった。首チョッパの話の前に!…で?心臓に戻す。魔力だけを動かす。…あっ。できたわ。うん。できた。こんな簡単にできることってある?まじで?

「出来ました…。こんな簡単で良いんですか?」

「当たり前だろう?魔法は全員が使うんだぞ?我々魔族も人間も。魔法が使えない人は見たことも聞いたこともないな。」

そうなんや。

「では、これで気持ち悪さもなくなっただろうし、魔法、魔力についても教えてやろう。魔法というのはそもそも魔力を根源とした…」

バン! えっ?

急に何か大きな風船がはじけるような音が鳴ったかと思えば、眼下に大きな森と集落が見えた。

「おお!ケイルが頑張ってくれたのだな!ミリア、ようこそ!竜の里へ。」


…あまり感動的ではない出現の仕方だった…。霧が晴れるとか、そう言うのじゃないのかい…?いいけど。いいけど!

これから投稿頻度が落ちるかもです…。ごめんなさい。あと、今気づいたんですけど、私のって長くないですか?1話あたりが。なので、今回からちょっと短くします。

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