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AMARYLLIS(旧版)  作者: ねこじゃ・じぇねこ
二章 リン
154/213

0.勇者の唄

 古より世界は混沌の中にあった。

 そこにのりがあるように見えるのは、神々の意を汲み取った三獣たちが絶えず見守ってきたからなのだと幼い頃より聞かされた。

 その末裔たる私達は、いかなる時も神話を重んじた。

 今より先、世界が保たれ続けるならば、きっと均衡が崩れる時代は訪れるだろう。

 けれど、悲観してはならない。その時こそ、古の勇者の心臓を継いだ者は現れ、大罪人を剣で裁いてこの世の則を取り戻すのだから。

 その時代は確かに訪れ、その勇者は確かに現れた。

 勇者の名はアマリリス。

 悲しき巫女たちの魂を救い、私達を救ってくれる赤い花。



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