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体育祭で君を応援したい!第2巻

高校二年の夏。熱気とともにやってくるのは――体育祭! クラス対抗リレーに、応援合戦、障害物競走。博司がリレーのエースに決まったとたん、女子たちの視線はまたまた集中。はい、恋の火花がバチバチです。もちろん、わたし美月は応援団長に立候補。「博司を勝たせるのは、わたしの使命!」と全力宣言。

でもそこに立ちはだかるのは、清そ系ライバル新藤さん。さらに、ふしぎな転入女子・琴乃まで登場して、空気はますますざわざわ。応援合戦は恋の合戦、作戦会議は心の駆け引き。走る足音と同じくらい、胸の鼓動が高鳴る。

泣いて笑って転んで大騒ぎ! ギャグもドキドキもてんこもりの体育祭編。最後は「一番大切な人」に届く声がある――そんな第2巻!

第2巻


第1章 体育祭のはじまり! クラス中が作戦会議


六月の朝。先生が黒板に「体育祭」と大きく書いた瞬間、クラスがざわざわ。「応援合戦どうする?」「リレー誰が走る?」空気が一気にあつくなる。

「アンカーは桐原な」先生のひと声。はい、きました。女子たちの目がキラキラ。「かっこいいー」「絶対勝つじゃん」…くぅ、だから言ったでしょ、博司は放っておけないって!

男子たちも「頼んだぞ!」と肩をたたく。博司は「うん」と笑うけど、耳がほんのり赤い。わたしの心臓はバクバク。(アンカーって一番注目されるやつじゃん! 黄色い声援が飛びかうやつじゃん! いやだー!)

放課後は作戦会議。走順、応援歌、団旗のデザイン。みんな盛りあがるなか、わたしは一人で考える。(どうしたら博司が一番力を出せる? どうやったら勝たせられる?)

すると隣の新藤さんが声をかけてきた。「佐伯さん、作戦考えてるの?」

「え、うん…」手帳をパタンと閉じる。ドキドキ。彼女は落ちついた笑顔で「じゃあ、勝負だね」…はい、宣戦布告いただきました!


翌朝、応援団員募集の紙に名前を書きこむ手――わたしと新藤さん!? 第2章へ!


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第2章 応援団長に立候補!? わたしの使命


朝の廊下。掲示板の前は人だかり。「応援団長、佐伯と新藤?」クラス中が「どっち!?」と盛りあがる。いや、わたしは本気だから!

先生は苦笑して「じゃあ、二人でやれ」…え、そんなのあり? でも決まっちゃった。ダブル団長。火花バチバチ。戦国時代か。

体育館での応援練習。太鼓どんどん、手拍子ぱちぱち。わたしはマイクをにぎって「博司がんばれー!」と叫ぶ。クラス「うおー!」…でも先生が「名前出すのはやめなさい」って。ちぇっ。

新藤さんは前に出て「クラスみんなで勝とう!」とスマートにまとめる。空気が一気に落ちつく。…くやしい。けど、わたしはわたしのやり方でいく。博司を応援したいんだから!

休けいの合間、博司が水をのみに来て「美月の声、やっぱ元気出るよ」って小声。わたしは耳まで真っ赤になって「あ、ありがと…」とモゴモゴ。博司は目をそらして、耳をかいてごまかしてる。かわいすぎる!


そのとき体育館のドアがガラッ。「桐原くんいる?」知らない女子が乱入!? 第3章へ!


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第3章 新藤さんの冷静な作戦と、わたしのド直球


体育館のステージで応援練習。太鼓ドンドン、手拍子パチパチ。わたしはマイクをにぎって「いっけー博司ー!」と叫んだ。クラスが「うおー」と盛りあがるけど、先生にジロリ。「名前を出すのは…」…やっぱりダメ?

新藤さんはすっと前に出て「みんなで勝とう!」とクラス全員を鼓舞。雰囲気が一気にまとまる。くやしい。でも、わたしはわたしのやり方でいく。博司の笑顔を守りたいから。

博司が横で肩をすくめて「美月らしいな」って。いや、それ褒めてる? バカにしてる? わたしの心はジェットコースター。


その日の帰り道、博司がぼそっと。「美月の声、やっぱ元気出るよ」心がきゅん。――でもそこにあらわれたのは見知らぬ女子!? 第4章へ!


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第4章 転入女子・琴乃あらわる! 博司を狙う視線


翌日、担任が言った。「今日から新しいクラスメイトを紹介する」教室がざわめく。入ってきたのは、涼しい目をした美少女――琴乃。すらっとしてて、落ちついた雰囲気。第一声は「よろしく、桐原くん」…はい? なんで名指し?

「知り合い?」と聞かれて、博司はちょっと困った顔。「小学校のころ、一度だけ会った」…幼なじみライバル!? やだ、増えた。琴乃は静かに笑う。「応援団に入りたい」…いやいやいや、ストレートすぎ!

琴乃は博司の机によりかかりながら「昼休み、話せる?」とさらっと言う。博司は「え、あ、うん…」と視線が泳ぐ。その横顔にわたしの胃がきゅーん。助けて胃薬!


琴乃がちらっとこっちを見て「佐伯さんも来る?」って。なにその挑発スマイル! 第5章へ!


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第5章 借り物競走でまさかのハプニング!?


体育祭当日。最初の競技は借り物競走。博司が引いた紙には――『好きな人』!? 観客がざわっとする。彼の足が一瞬止まる。わたしの心臓は大爆発。(こっち! こっちだよ博司!)

でも、博司が走った先は……新藤さん!? わたしの目が点。観客がどよめく。ゴールしたあと、博司は小声で「ごめん、近くにいたから」…いやいや、その理由ある? 近さで決めるな!


悔しさで涙目のわたしに、琴乃がにっこり。「次はわたしと組もう」って、さらっと修羅場発言。第6章へ!


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第6章 障害物競走、手をつなぐのはだれ?


障害物競走。二人三脚のペアを決める時間。はい、来ました修羅場。新藤さん「桐原くん、いっしょに」琴乃「もちろん、わたしでしょ?」…ちょっと待ったー! わたしの存在は!?

「いや、美月とやるよ」…博司がきっぱり。世界が一瞬でバラ色。わたしの顔も一瞬でまっ赤。二人三脚のスタート。足がそろわず、何度も転びそうになる。芝生にツッコミそうになりながら、博司の声が胸にひびく。「ほら、美月、こっち!」


ゴールの瞬間、こけて二人で芝生にダイブ。観客からどよめきと笑い声。…距離近すぎ! わたしの心臓もダイブ! 第7章へ!


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第7章 応援合戦! 大声で叫ぶ「がんばれ博司!」


午後の応援合戦。クラスの声が体育館に響く。太鼓、横断幕、旗ふり。わたしは壇上で全力で叫ぶ。「博司ー! がんばれー!」…また名前出した。先生に注意されたけど、もういい。届けば勝ち!

新藤さんは冷静にクラス全体をまとめ、琴乃はソロで歌声を響かせる。みんなが光ってる。でも、わたしはわたしの声を出すだけ。「(博司にだけ、届けばいい)」

博司は応援席からわたしを見上げて、ふっと笑ってうなずく。胸の奥が熱くなる。いや、熱すぎて爆発しそう!


体育館を出たあと、博司がぽつり。「やっぱ、美月の声が一番届く」――やばい、泣き笑いしそう。第8章へ!


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第8章 雨のリレー、すべてをかけたバトン


最後の競技、リレー。空はどんより、雨がポツポツ。走順が発表される。アンカーは博司。わたしは応援席で声をからす。雨が強くなる。トラックはぬれてすべる。

バトンが渡る。最後、博司に。走る姿は水しぶきにぬれてきらめく。ほかの女子の声援もすごい。でも、わたしは全力で叫ぶ。「博司ー! 行けー!」

博司はちらっとこっちを見て、口パクで「聞こえてる」。ぎゃー! こっちが心臓止まる!


ゴールテープを切った瞬間、歓声と雨と涙がまざる。博司がこっちを見て、笑った――第9章へ!


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第9章 ゴールのあとに、涙と笑顔


勝った。クラスは大さわぎ。肩を組んで飛びはねる男子たち、泣きながら抱き合う女子。わたしは呆然と立ちつくす。雨にぬれた博司が、まっすぐ歩いてくる。

「美月。ありがとう」…え、何その破壊力。涙がぶわっとあふれる。「ば、ばか…泣かせないでよ」

新藤さんも琴乃も、少し遠くで微笑んでいる。戦いは終わった。けど、恋はこれから。胃の痛みもこれから?


博司がふいに耳元でささやいた。「一番聞こえたのは、美月の声だった」第10章へ!


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第10章 博司の言葉――「いちばん聞こえたのは」


校庭の片すみ。夕暮れ、雨上がりの空に虹が出る。二人でベンチにすわって、博司が笑った。「ほんとに、美月の声が一番聞こえた」

わたしは顔をおおって「恥ずかしいってば!」でも、心はあったかい。隣で笑う彼の横顔が、胸に焼きつく。

「これからも、ずっと応援してくれる?」

「…あたりまえでしょ!」

声が重なり、笑い合う。体育祭の一日は、笑いと涙とハプニングの思い出になった。


夏休み――海、花火、そしてお泊まり学習!? ギャグとドキドキ満載で、さらに近づく予感――第3巻へ!


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次巻予告


夏休み! 海、花火、そしてまさかの「お泊まり学習」!? 水着でドキドキ、夜空に爆笑と告白未満のセリフ。さらに、琴乃の正体が少しずつ明かされていく――恋も友情もゆらぐ第3巻!




体育祭編、どうでしたか? 美月の全力応援は、ほぼギャグとドタバタ。でも、それでも伝わった「すき」の気持ち。博司はちょっとずるくて、でもやっぱりやさしい。次巻は夏休み! ギャグも恋も、さらにボリュームアップでお届けします!

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