スタイルチェンジャー さーしーえー
サクサクは……やっぱりムリだ!
タレタレだもの!((´∀`*))笑
※挿し絵を1枚追加。
※挿し絵を もう1枚追加。
灰姫に掛けられた召物が、
緋色だと知ると、
火縄は、明ら様に不機嫌となった。
銃侍:「母上……私は」
灰姫:「ほほほ♪ いつまでも、子供のように──」
銃侍:「……、」
ヒナワは、むんぐりした表情だったが、
やがて文句を言わず帯をしめ、
支度が済むと、皆が集まる場所へと向かう。
灰姫は、それに続いた。
灰姫:「……腕の調子はどうじゃ?」
銃侍:「む……、至極快適。生身の時の感覚は、以前より遥かに優れておる」
灰姫:「やはり……ひとりは、娶れんか?」
銃侍:「は、母上……ッ……その件は」
灰姫:「──女親の気持ちも、察してみよ。何も、欲だけで言っているのではない」
銃侍:「……!」
灰姫:「其方の複雑な神腕を、いとも簡単に癒し、なかなか、性格も良い。ふ、ふ、ざっぱりと、しておる。引き入れとぅも なろうぞ」
銃侍:「……」
流石に執拗いと思った火縄だが、
そのような事を言われては、
消沈する息子である。
灰姫:「トウゼンローも、此度は妾の味方じゃぞ?」
銃侍:「……はぁ、……やれやれでござるっ」
二人は暫く、
とたとた……と城を歩いたが、
付き従う形の母が、
ついぞ口を開いた。
灰姫:「前から、聞こうと思ぅておった」
銃侍:「?」
灰姫:「なぜ、赤を身につけることを、嫌うのじゃ?」
銃侍:「……!」
灰姫:「子の頃は、普通に着せられておったに」
銃侍:「……」
灰姫:「妹姫の着飾るは言わず、自分だけは嫌がりよる」
銃侍:「他が着るのは……良いのでござるよ」
灰姫:「ふふ、なぜじゃ?」
銃侍:「それは」
灰姫:「母にも、教えられぬか?」
銃侍:「むぅぅ……」
若は暫く口を噤んだが、
やがて、しぶしぶ語るにいたり。
銃侍:「……某は、未熟也」
灰姫:「?」
銃侍:「赤は……冷える心を、見失う」
灰姫:「……! ほほほ……!」
母は、口に手をあてて、笑った。
灰姫:「ふ、ふ……心を見失うが、怖いかぇ?」
銃侍:「わ、笑わずとも……!」
灰姫:「それで、青を好むか……可愛らしゅうこと♪」
銃侍:「……、わ、笑われるがよい……!」
灰姫:「──火縄。それが悪いとは言わぬ」
銃侍:「……っ!」
笑顔は冷えるように消え、
ヒナワは、ぐっ、と言葉が煮えるように詰まる。
灰姫:「いつも冷静だということは……確かに、良い事じゃ。じゃが、攻めを知らぬ者は……引き際も分からぬものよ」
銃侍:「……!!」
灰姫:「時には、火を以て、攻めねばならぬ」
銃侍:「……」
灰姫:「それが──」
灰姫の、細き瞼が、開き──。
灰姫:「──それが、皆の灯火と、なるでな」
銃侍:「……っ! ……、── 」
火縄は、母の言葉を飲み込み、
やれやれ、これは勝てぬと、
袖の、むずがゆさに、
慣れようとするのであった。
灰姫:「よぅ、似合ぅておるぞ?」
銃侍:「精進……いたしまする」
灰姫:「ふふ、それでよい♪」
とたとたと、進み、大襖を開けると──。
銃侍:「む──」
灰姫:「ほぅ──?」
件の双対の神官たちを、
皆が、囲んでいる──……!
──ヴォオンン──……!
火縄と灰姫が、
入った刹那──。
それは、まさに。ふたりの足元に。
黄金の歯車と、白銀の鎖が、
"陣"のように、現出する様であった──。
熊神:「く、く。妹ちゃん達。よォーっく、見とけよ?」
姉乳:「ふ、そうねっ♪ なかなか、見れないわよォ♪」
逢火:「ど、ドキドキ・・・!」
封火:「わ、ワクワク・・・っ♪」
────ぐぉおおおおんんん・・・!
金と銀の足元から、
謎の、構造体が、湧く。
ヒナワが、マジカに声を撃つ。
銃侍:「──マジカ殿! これは……?」
萌殺:「──ぁん? マジ、見て、わっかんねぇか?」
コケシ魔女は、ニヤリと笑い──、
萌殺:「へっ──♪ ──マジ、
" 生お着替え タイム "だぜ──?」
──ギャァアアァオオ・オ・ン・ン・ン・・・!!!
──キュゥウイイイイィィ・イ・イ・イ・・・!!!
── 食らうような、音がした。
皆が驚くのは、無理もない。
鎧を着ると分かっている者でさえ、
まさか、足元から──、
鮮やかな、"赤と青の肉"が、
噴き出るとは、思いもしなかったからである。
文字通り、神秘の少女たちは、
足から、喰われていくのである。
──ギャァアアアオオオオオオオンンン!!!
──キュウイアアアアアアアアァァァァ!!!
新火&茶火:
「「 ── ひっ・・・!? 」」
予想だにしない咆哮に、
度肝を抜かれる妹たち……!!
だが、喰われいく本人たちは、
至って、穏やかな表情である。
新鮮な肉の意志は、
しかし、規律良く、
決して、乱れることなく、絡みついていく。
その様子は、
先ほどまで茶化していた、
ベアマックスとオシハでさえ、
言葉を失う様であった。
熊神:「……── 」
姉乳:「……── 」
──キィイん・・・!
────キィイん・・・!!
──────キィイん・・・!!!
──ギャアン・・・!
────ギャアン・・!!
──────ギャアン・・・!!!
纏う、肉のインナーに引っ張られるように、
オレンジゴールドと、サファイアシルバーの装甲が、
凄まじい音を奏でながら、
足から、装着されていく──。
神官服のスカートは、
上に、フワリと浮くように、
脱げ、持ち上げられていく──。
妹乳:「──ちょ……!? ちょちょちょ……///
あ、あなたたちっ……!!?///
み、み、見えてっ──……ッ!?//////」
見えざる神の手で、
服は天に脱がされていき、
肌を露出させながら、下から喰われる二人に、
ヒキハは、顔を赤らめる。
──だが、金と銀は、我、関せず──。
表情は、落ち着きはらっている──。
獣王:「ガ、ガォオ・・・!!//////」
萌殺:「……これは、マジ、サービスし過ぎだろ……」
白童:「なるほど……すごいな」
ゆっくりと、ハダカになっていき、
見えるか、見えないかの所で、
肌が、喰われていく。
編み込まれていく──。
紡ぎ結わえていく────。
構築、されていく──────。
それは、もはや芸術である。
まだ、大人にもなりきれぬ、
子供との狭間の、ふたりのからだ。
胸下までが喰われ、
妹たちは、魅入っていた。
アンティとマイスナは、
この城にいる間、ずっと、
神官服のみで、過ごしたのである。
──ちがう。
何もかもが、違う。
真の姿では、ないのだ──。
禍火&蝶火:
「 ……、……、……!! 」
──バシュッッ・・・!!
────バシュッッ・・・!!!
──クォォオ・・・!!
────クゥォオオ・・・!!!
胸元は、白光の胸当てと、
花弁のような翼塊で覆われていく。
四肢は、回転するリングが収束し、
聖なる花が、咲き乱れていく──。
とうとう、神官服は完全に持ち上げられ、
首元には、液状の金属が吸い寄せられ、
金と、銀の、揃いの首輪となって、
装備される──……!
──仮面だけが、真実に寄り添った。
銀のソレは、二本の刃の如く角が、
天を刺し貫かんと、突き変わる。
金のソレは、寸分違わぬ重なりが、
頭天を守るように、僅かにスライドする──。
戦いの、カタチとなった。
炊火:「 かわ、った……! 」
いつの間にか、脱ぎ上げられた服は消え──。
どこからとも無く飛んできた、
ふたつの歯車と、鎖の波──。
──キ、きいィんん・・・!!
それは、ツイン・テイル。
──ギィいアアンン・・・!!
それは、フォウ・ストレイト。
──追い打つように、
金のラインと、
銀のフレアが、沸き立った。
──キンキンキンキンキン……!!
黄金の直流は、
幾重にも折れ曲がり、
無敵の、マフラーとなった。
──ファアアアアアァァァ……!!
白銀の霧雨は、
唯一無二の聖なる花で、
咲き乱れるドレスとなった。
──足元から、頭上まで、
光のラインが、駆けのぼる──!
──ぎゅぅおおおおんんん・・・!!
──ぎぃやぁあああんんん・・・!!
最後に光るは、
王冠の赤、
輪冠の紫、
その、宝石である。
金娘:「 ── 」
銀娘:「 ── 」
──完全。
完成されたモノの、威圧。
誰もが知る、双の偶像。
妹衆:
「「「「「「「 ……──……っ 」」」」」」」
まったく、ちがった。
火の乙女たちは、痛感する。
わたしたちは、、、
なにも、知らなかった、と──。
灰姫:「これは…………まっこと、雅な──」
銃侍:「……、……── 」
── キ ィ ん ん ・・・ !!
── ぎ ィ ン ン ・・・ !!
足音だった。
おそらく、今まで聞いた中で、
イチバン、心に響く音──。
トウゼンローは、言うッ・・・!!
当然:「──戦乙女と、成ったか・・・!!」
金娘:「 ──……? 」
銀娘:「 ……──♪ 」
アンティは、眉を上げ、
マイスナは、不敵に微笑む……!
妹乳:「──ぁ、貴女たちねぇ……!///」
──空気を読まず、ヒキハが言った……!
妹乳:「──服が脱げていく時っ……!!///
──フッツーに見えそうでしたよっ!?///」
金娘&銀娘:
「「 は? 」」
妹乳:「ね、ねェ……!? そうですわよねぇッ……!?///」
熊神:「♪~(´ε` ;)ひゅっ、ピューっ」
銃侍:「こ、コホン……っ///」
白童:「いやあああああ♪♪♪ いーもの見たなああああああああああ!!!」
獣王:「ガオガオっ///」
男組と、妹の何人かが、そっぽを向く。
妹乳:「──ほ、ほらァ──っ!!?///」
どうやら副隊長は、ご立腹のようである。
見事な乳を、バルンバルンいわせて、
ヒキハは、怒った!
妹乳:「お年頃の、乙女なのですから……! こ、このような、公然の場で脱ぎ散らかすマネは……! ──むぎゅっ・・・!?」
──その踏み込みは、誰もが見えなかったという。
当然:「・・・!!」
灰姫:「見事な──」
気づけばヒキハの おクチは、
金と銀の お手手によって、
チャックされている──。
うしろを、とられているのだ。
ふたりは、わらった。
金娘:「──きひひっ♪ こまかいコト、やーやー、さわがないのっ♪」
銀娘:「──んだぞーっ! おっぱいが、うるさいぞーっ」
妹乳:「む、むぎゅー……っ!///」
イタズラっぽい主人公たちに。
ヒキハは、押し込まれるのであった。
さいごラフ画で
ごめぬよぅ(:3_ヽ)_*.+゜










