炎双昇華 下 さーしーえー
ふ〜〜っ!(*´∀`*)
今日も、よくこんなテケトーな
話かけるぜ!! と満足なデキです(笑)
当然:「──むぬぅおっ・・・──!?」
灰姫:「──なんと、まぁ──・・・!」
どよめく周囲は、然り。
その顔たるや、唖然。
未知なる、理の最中──。
──しかし、意外な事に。
旧火:( ──、、。 な、ぜ、なの……──?❖ )
一番、驚いていたのは、
顕現化せしめる、
シゼツ──その人であった。
旧火:( し、、、出力、が──……? ❖ )
ゴ ォ オ オ オ オ オ オ ・・・──!!
部屋の行灯の紙は、
瞬く間に灰となり、
畳に燃え移る暇すら、
皆無である。
白い陶器の皿の上の火は、
天井に届くのではないかと思うほど、
全てが、竜巻のように、
燃え狂っていた。
見たものは、恐れ戦き、
誰もが感じ取る、シの、チカラの、ホノオ。
しかし、それは力強い、"生"のホノオでもある。
"神"という"概念"は、復活したのである。
だが、故に────。
旧火:( 出力が──落ちない……? ❖ )
シゼツが驚愕していたのは。
彼女が、ゴールド・フレームではなく、
シルバー・フレームによって、
投影されたのにも関わらず──、
旧火:( エラー検出が、" ゼロ "……? ❖ )
──すんなりと、実体化したことである。
旧火:( ここまで、上手く、いくもの……なの──……? ❖ )
顔つきからも、言わずもがな。
アンティは、恐らくは自分の情報を元にした、
NPC群の直系の末裔である。
"子孫"、とも言えるアンティが、
先祖であるシゼツの投影に関わるのは、
大きな意味を持つ。
──しかし。
旧火:( ……明らかに、力を保っている……❖ )
宙に浮き立ちながら、シゼツは思った。
遜色が……無さすぎる。
ゴールド・フレームを、当代に譲ったことで、
シゼツは、ある程度の自分の劣化を、
覚悟していたのである。
それは、実に杞憂となり、
シゼツの顕現体には、
燃える龍脈のような、
オレンジの血管のような光が、
循環していた。
旧火:( ……、── ❖ )
祈るように、半目で輝く、
仮面の、ふたりの神官たち──。
シゼツは、アンティではなく、
────" マイスナ "を、見た。
旧火:( なんで……" シルバー・フレーム "でも、ここまで……私のチカラが、落ちないんだろう……? ❖ 完全ステータス同期で、アンティと、ほぼ、同一体だから……? )
金娘:「 ── 」
銀娘:「 ── 」
不思議な違和感を、想う。
円滑、過ぎるのだ。
何度やっても、成功する。
そうシゼツは、感じていた。
火神:≦ ──どうしたぇ──? ≧
旧火:『──っ、……!❖』
宙に浮く、シゼツのすぐ後ろでは、
当代の火ノ神となった、
ダイオルノシュオンが、見事に受肉している。
自分と同じ、燃える龍脈の身体。
世界の中心たる、確かな熱量──、、、!
旧火:( ……、この子に、引っ張られているのかも……しれないわ、ね…… ❖ )
火神:≦ んぅ〜〜?? ≧
シゼツは、無理やり、納得することにした。
何にせよ、安定しているのは、いい。
万全、だ……。
これで、舞うことができる。
旧火:『……"権限"は、私が、はがしたげるっ!❖ だから──"歌"は、たのむわよ?❖』
火神:≦ ──へぇ♪ 姉さんっ♪ おきばりやす♪ ≧
旧火:『 へ、……" へぇ "……?❖ ぁ、……。──" yes "……、っていう、意味、か──❖』
新しい神の、独特な言い回しに、
すっとんきょうな気持ちに、なりながらも。
シゼツは、"舞"の準備をする。
そして──つくす。
これは、筆舌には変えられまい。
宣うならば、
それは、"炎舞"であり。
少し、熱い酒が欲しくなる、
見事な、ものだった────。
旧火:( 身体が──勝手に、動くわね──❖ 前は、この子たちのカラダを、まとめて借りてたからなぁ──❖ )
火の妹たちの目の煌めきは、
たいそうな物である。
突如として現れた、
明らかな火の上位神が、
黄金の扇を、弄びつつ。
足をつけぬ、それは幻想的な舞を、
実に優雅に、披露するのだから──。
旧火:( 太古のニホンでは、このような接待をしたのかしら──❖ )
少しだけ、時の遡りを感じながら、
シゼツは、踊りきる。
──木っ端・火ノ神の権限なんざ、
吹き飛ばすような、プログラムである──……!
──── バ ツ ン ・・・!!!
神様の巨大な草履の、
鼻緒がブチ切れるような、
たいへん失礼な音が、軽快にし──、
中火神の管理者権限は、
文字通り、チリとなった。
旧火:『 あとは──……任せたからねっ──❖ 』
火神:≦ ── あ ぃ な ぁ ── ≧ω≦ノ ♪ ≧
シルバー・フレームから、
シゼツの"外装"が、"灰"のように、
はがれていく。
思うほどの悲壮感は無く、
少し、発光し、儚く、美しい。
自分の身体が、ほどける中、
やはり、シゼツは、
全く滞りなく、
ソウル・ダイバージェンス・ドライブが、
アンインストールされる事に、
温かい、違和感を、いだく──。
旧火:( "適合率"が──高すぎる──❖ アンティだけじゃなく── )
──マイスナ、も。
旧火:『 ──もしかして……"失敗"、していない──……?❖ 』
──太古の太陽が、笑った気がした。
眠く、落ちるシゼツの意識が、
さいごに、見る、幻の色──。
火神:≦ そゃなら、おたの、もうします────……♪ ≧
火神の、" 詠 "────。
し ゃ ぁ ら ん ──
し ゃ ぁ ら ん ──
── し ゃ あ ら ん 。
≦ ≧
也 夢 氣
に 煮 を
け え 改
り る め
│ こ `
│ と 灰
│ と を
│ ` 損
│ じ
| |
≦ ≧
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"権限者" が 更新 されました ◉▼≦.*゜
〖 大火神 ダイオルノシュオン 〗
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若の、炎双 ──
── 着くが、道理よ。
ガ・ ちゃぁぁあああんゆんん・・・!!!
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≦≦≦ MISSION completed ≧≧≧
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実績解除:〖 炎双昇華 〗 new!
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なんだなんだ(((;゜Д゜)))










