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伝説の飲み会!(?)

ユニヘッドさんTシャツだけ、

落選してました……(^ω^;)笑


「パンデミカル」が

ご時世的にアカンかったみたい!^^;

しゃーなし!(:3_ヽ)_.*・゜





 封火(ぷうか)です。


 

 " 至高の冒険者(プレミオムズ) " の(かた)たちは、

 兄様(あにさま)の新しい腕が まだということで、

 大宴会(だいえんかい)へと突入しました。


 着替(きが)えた私たちは今、

 おそばに正座(せいざ)して(そな)え、

 必要ならば、料理など(はこ)んでいます。


 ふふ、兄様(あにさま)が率先して、

 お(しゃく)など、してくださるので、

 私たち姉妹は、

 あまりやることが、ありませぬが。




 わいわい、ガヤガヤ──。




「 ──…… 」




 少し(はな)れた所から、

 (すわ)りながら(なが)め、ふと、思うのです。


 ──今。

 目の前の、この光景は。

 もしや、、、後世に残る、

 " 伝説の飲み会 "なのでは、ないかと──。




「 ────/// 」




 皆様(みなさま)人柄(ひとがら)の良さに、

 思わず、忘れてしまいそうですが──。


 彼らは……単騎(たんき)で、街ひとつ、

 容易(ようい)(すく)われてしまうような、

 そんな、御仁(ごじん)です。

 

 それが────今。

 全員、目の前に、そろっています。


 そう・・・ぜんいん、いますっ!!




「「「「「「「 ──/// 」」」」」」」




 (すわ)姿勢(しせい)を、

 (かさ)ねて(ただ)し──。


 なにやら、感動めいた想いは、

 ()って、私たちを、()たします……!!


 そばにて(かしこ)まる、私たちは、

 今更(いまさら)に、その幸運に、

 身を、(ふる)わすのでした。


 あはは、しかし、皆様、

 楽しそうだなぁ──。




 ──きゅぅういいんんん!!!

 ── ボ ッ コ ん !!



妹乳:「──な、なんですか、アンティ!? そそその、でっかい オニオン(たまねぎ) は!?」


姉乳:「うへぇーッ!? バっっっケモノみたいな、おおきさねェェー!!!」


金娘:「きっひひ♪ いいでしょぉおー。コレくらいないと、ゴウガさん、おなか()っちゃうでしょっ?」


獣王:「ガオオオオおおおおお・・・・・ッ!!!!!」




 今、父上(ちちうえ)は、

 この場には()りませぬ。


 ココ最近、()りつめていた気持ちが、

 やっと、落ち着いたのか──、

 食事の仕度(したく)だけは(もう)しつけ、

 今日は、爆睡(ばくすい)しております。


 母上(ははうえ)も、

 ご一緒に休まれているようです。


 あの(かた)たちが来てくださる前は、

 相当な無理をしておりましたし──、

 "本番前"に、体の調子を、

 (ととの)えているのでしょう。


 ふふ♪ できれば、父上たちには、いつも、

 グースカ、寝ていただきたいものです。


 そばでヤラれたら、

 たまったものでは、ありませんが──。




銀娘:「アンティ! タウロス肉、どれくらい入れる?」


金娘:「うーん、どしょかな……、──いや! ケチるのは、私の流儀(りゅうぎ)(はん)するわっ! 豪快に、いったるかぁッッ!」


銀娘:「クケケケケケケケケ……皿ノ底ガ、見エルト思ウナヨ──(ぢゃきん・・・!!)」


金娘:「ま、待ちなッ……!? 結晶刀はさ、やめぃさ! サキで余裕だって……! 二刀流は、メッ!」


銀娘:「えーっ」


金娘:「先生、泣いちゃうわよ。ホラ、ここらへんから、スライス、スライス♪」


熊神:「ぅおい、おいおィ!! 完全に美味(うま)そうな予感しか、しねェじゃねーかよ!!」


白童:「良かったら!!! ボクたちにも同じの!!! お願いしますよぉぉぉおおおおおおおおお!!!」


金娘:「ちょ、ちょっと待ってね、すぐ作るから」


姉乳:「おっ・・・!! ──ねぇ!? 前から気になってンだけど、そのフライパン、ちょっとばかし、大きくなるじゃない? なんか防御力も、ハンパなさそうだし……もしかしなくても、"伝説の武具"っぽい感じ? よね??」


金娘:「ノーコメントっ。クラウン、火ぃ出してー」


妹乳:「あっ・・・! ま、マイスナさん? 肉を切るなら、わ、(わたくし)も手伝いますから、、、そ、その包丁を、どうか、、、お()しになって・・・?」


銀娘:「だめーっ。おっぱいには、まだ、はやいよ」


妹乳:「──ぁああんっ! ちょっとぐらい、よいでは ありませんかぁぁーっ!///」


姉乳:「そういや……その包丁も、斬れ味、ヤバかったわねぇぇ……。私が(さわ)ったことがある刃物で、ソレ、間違いなく、イチバン斬れるわよ……? ──ねぇ、ちょっと!! ソレ(つく)った鍛冶屋(かじや)さん、紹介しなさいよぉぉ──!!(ぐぃぐぃ!)」


金娘:「う!? ──ぅわっあ・・・!? ばっ、ばーかっ!! ぉ、オシ(ねえ)!! ばかっ! アンタ!? フライパン持ってるヤツに、しがみついてんじゃー、ないわよォー!! アブないでしょ……ッ!? ちょッ、あほっ……! ヒキ姉も、マイスナのジャマしないのっ……! 前に、その剣あげたんだから、ソッチに()れこみなさいよーっ!! ゴルァァ!! いい加減、はなせぇい!! ──ほ、ホレぇい!! ジャムパンでも食って、大人しくしてろォぉーッッ!!」


姉乳:「──な、なにィィィーッ……!? ジャムパンとか、ゼッタイ美味(うま)いじゃないのォォーッ!!! さっさと私に、よこせぇええええッッ!!!」


金娘:「うああああっ!? ジャムパンで、ソコまで(あら)ぶるンじゃあ、ないわよおおおぉっ!! くっ……! ち、(ちち)を、押し付けるんじゃあないわよっ……!! ステーキにすんぞぉ、こんちくしょーッッ!! これでも、食らいやがれぇー!!!」


姉乳:「──フゴぎゅばッッ!? もごもご」


萌殺:「──ぎゃっはっはっはっは!!! 駄乳(だちち)剣士(けんし)が、ジャムパン、マジ・シュートされてっぜ。マ ジ ウ ケ る 」


銃侍:「……ぅ、うーむ。()めんでよいので、ごさるか……? いちおう、ヨメさんであろう?」


熊神:「──だ!? だぁーれが、(よめ)さんだぁぁ……!!/// ジャムパンで発狂するような女を、抱いた覚えは、ねぇよ……!! ぃ、いーから、ヒナちゃんは、アツカン、あーく持ってこいってェ……!///」


白童:「──あ!!! ボク、ポタタ焼酎(しょうちゅう)で!!!」


熊神:「おま、今日ガッツリ行くなァー」


萌殺:「ウチ、マジ100パセルテルジ・オレンジジュースな。おっ──マジヤベ!!!! マジ間違って、(かぜ)の魔法があああああああああーっ♪(びゅううううううー!)」


銃侍:「──ぎ、ぎぃやあああああああああああああああああああ──っっっ//////」


熊神:「いや、おま……。若様(わかさま)のパンチラなんか見ても……。クマさん(べつ)に、なーんも面白(おもしろ)くないからな……?」


白童:「わかってませんねぇえええいいい──っ♪♪♪」


熊神:「ぉ、んだよ──ん?」





 ────バッ・・・!

 ────ドタドタドタドタドタぁぁー・・・!!!

 


 禍火(まがか)が、顔を手で押さえて、

 ドタドタと、(はし)()って退室しました。


 うん、鼻血ですね・・・。

 今のは私も、ヤバかったです……///(ポッ)。



 アンティ様とマイスナ様は、

 やはり、皆様と、たいへん仲が良く、


 本物の" 至高の冒険者(プレミオムズ) "だということは、

 もはや、疑いようもありません。


 この二日間、何度か私たち姉妹は、

 頭を下げたのですが──、、。

「「 もう、気にしなくてもいーよ♪ 」」

 と逆に、(なぐさ)められてしまう始末です・・・。


 改めて皆さんの仲の良さを見ると、

 数日前の自分たちを、

 ボコボコにしたくもなりますが──。


 借り物の腕とはいえ、兄様(あにさま)は、

 絶叫して()じらうくらいには、

 元気が出ましたし──。


 うん、、、。

 もはや手前(てまえ)

 このご縁に、五体投地の感謝しか、

 ございません(ゆえ)──。



 ──ジゅわああああァァァ~~~~……!!!





金娘:「──ぁーいっ♪♪ ゴウガさん、できたわよォーっ。例の(サラ)だしなーっ♪」


銀娘:「先に、ライス入れるよ」


獣王:「 が、ガォオウ・・・ッッ!!!?? 」




 私たちが秘密を守ると約束したからか、

 アンティ様方(さまがた)は、もはや、

 " 空間使(くうかんつか)い "であることを、

 お隠しでは、いらっしゃいません。


 今も──ぅ、うわぁ。

 空中に浮かぶ、(くさり)の大きな()から、

 白いホカホカのご飯が、ぽんぽこ、出ています。


 た、()き立てのまま、

 保管されているのでしょうか……?

 ぃ、いいなぁああ・・・!


 てゆーか、、、多すぎませぬか。

 て、てんこもり、です──。




炊火(たいか):「ね、ねぇ、封火(ぷうか)……。あの、おっきな、お(わん)と、お(はし)。まさか、ミスリル銀じゃ……?(ヒソヒソ)」


封火(ぷうか):「──え"っ……!? ま、まさか、そんな……?」




 ……いや、そーだわ。

 そんな気が、してきたわ。

 ぜったい、そうだわ。


 あれだけ、ミスリル銀があれば、

 ドラゴンとさえ戦える剣と盾が、

 できそうなモノですが・・・。




金娘:「ちょ!! ──まだ食べちゃダメだかんねっっ!!? 具ゥ、()せるまで()えるのよっ!!!」


獣王:「 ガッ・・・ッ!!? ガ オ ッ ッ ・・・ !!! 」




 ──ジゅわわわわわぁぁぁ────・・・っ!




 わぁ……♪ 良い(かお)りです。


 お醤油(しょうゆ)と、砂糖(さとう)と、味醂(みりん)の、におい。

 とんでもない大きさですが、

 (どんぶり)(めし)ですね。


 (あん)は、牛肉(タウロス)と、玉葱(オニオン)


 うん、まちがいなく、

 アレですね────。




金娘:「おーっし!!! いいわよっっ♪♪♪」


銀娘:「やっちゃいなーっっっ」


獣王:「ガオオーッッッ!!!!! ギャウォオン──!!! ガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブウウゥゥゥゥゥゥゥゥ──ッ!!!!!!!」




 は、はやぁーっ・・・!!

 銀色の、お(はし)を持つ手が……見えません。


 たまに、無性に食べたくなりますものね。




熊神:「おま、ふざっけんなよ・・・。メチャクチャ美味そうなニオイ、してんじゃねェーかァあ"あ"あ"・・・!」


白童:「ずるいですねぇええええええいいいッッッ!!!」


金娘:「ぇ、えぇッ……? どデカいですケド、言っても(ただ)の── " 牛丼(ぎゅうどん)" ですよ……?」


熊神:「おま、あのなぁ……。オメーは毎回毎回、ちぉーうど、食いたい時に、食いたいモンを、ジャストミートで作り過ぎなんだよォォォー……!! ぁああ、ハラ減ったァああ……!! 見ろォ!! 横の、おっぱい女を! クチ()けたママ、あほみたいなツラ、してっだろぉお!?」


金娘:「ほ、ホントだぁ……」


姉乳:「だらだらだら・・・」




 よだれが、おっぱい。




銃侍:「オシハ殿・・・それは、ヤバみが、お(ふか)い・・・。どうか、おしぼりを・・・」


萌殺:「ヒナちゃん、マジ気が利くじゃねーか。所で、この牛丼へのマジ渇望(かつぼう)、マジどうしてくれんの?」


熊神:「全員分 つくらないと、暴動が起きるぞ」


金娘:「 ぉ、大人気(おとなげ)、ねぇぇー……!! 」


妹乳:「ぁ……じ、じゃあ、私も……♪」


銀娘:「クマって、タマネギ食べられるの?」


熊神:「毒食らわば皿まで、っていうだろ」


金娘:「私の作るモンが、毒なワケないでしょ……」


銀娘:「んだぞーっ!」


金娘:「んだぞー、かわえぇなぁ……」


萌殺:「んっ……!? マジ、どうした突然・・・」



獣王:「 ──ガォオオウゥ・・・! 」




 ゴウガリオンさんが、(はし)()め、


 急に、天を(あお)ぎました。




萌殺:「ん……マジどうした、急に」


銃侍:「……ゴウガ殿?」


熊神:「なんだなんだ?」


姉乳:「もう食べたの? あんた、チョットわけなさいよー!」


白童:「あれっ、まだ残ってますねー!!!」


金娘:「え"っ……ほ、ホントだ! なんで止まったの……?」


銀娘:「どしたの? おなかいたい?」



獣王:「 が ぉ お お ぉ う ・・・! 」




 ──ほろり。


 な……、泣いてる???




金娘&銀娘:

「「 (((;゜Д゜))) 」」


熊神:「こいつ、美味すぎて感動してんじゃねぇか……?」


白童:「どうやら、そのようですねぇえええええいいい!!!」


萌殺:「マジでコイツ普段、ナマ肉、マジ()いしてそうだかんな……」


銃侍:「ょ、よかったでござるなぁー♪ ゴウガ殿!」


妹乳:「ゴウガ様に、このような一面(いちめん)が……!」


姉乳:「前まではフツーにヤバいヤツだと思ってたけど……最近で、急激に慣れたわよね」


熊神:「メッセージでは普通にしゃべるからなコイツ。アレは衝撃だったわぁー」




 あ、そうなんだ……。


 獅子(ヒト)は見た目に、よらないのですね……!

 ふふ、巨大牛丼(きょだいぎゅうどん)で感動するとは、

 心の純粋な御方(おかた)なのやもしれません。



金娘:「おぉ……/// 私は、喜んだほうがいぃのかな?」


銀娘:「ゴウガさん、おかわり、いる?」


獣王:「 ガ オ ガ オ ガ ー 」

 

銃侍:「ゴウガ殿。お茶でも、つぎまするぞ」


獣王:「・・・ガオガオ?」


銃侍:「ん?」




 ・・・ん?




金娘:「………ぁー」


銀娘:「そーきたかー」


妹乳:「──? アンティ、彼はなんと?」


金娘:「 ──『 ところで、この人だれ? 』だって 」




 あっ・・・(察し)。




熊神&姉乳:

「「 ──ぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!! 」」



 ──べしべし、ダンダンダンッッ!!!



妹乳:「ほ、ほほほほほほほっ……♪♪」


萌殺:「マジおもしれぇな。マジで、毎回よぼうぜコイツ」


白童:「いやぁああああ!!! 楽しぃなあああああああああ!!!」




金娘:「わかって、なかったのね……」


銀娘:「女の子だもんなーっ」




銃侍:「  ご 、 ゴ ウ ガ ど の ぉ お ぉ お ぉ お 〜〜・・・!!  」


獣王:「 ガオオォ〜〜??(≡・ェ・≡)? 」




 ふふっ♪


 首をひねるライオンさんは、

 とっても、可愛かったです♪





やっぱり、わかってなかった(笑)((´∀`*))

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『今回の目次絵』

『ピクシブ百科事典』 『XTwitter』 『オーバーラップ特設サイト』 『勝手に小説ランキングに投票する!』
『はぐるまどらいぶ。はじめから読む』
― 新着の感想 ―
[良い点] いつもと変わらぬプレミオムズのメンツですね [気になる点] まだ毒の霧の件、手付かずのままなんだけどねぇ [一言] 『──移動食堂 アンティマ=イスマ へようこそ。』
2021/07/27 23:58 電悩過敏症
[良い点] 業狩恩さん、おいしそうにたべますねー。 私もあとで牛丼たべよう。 [気になる点] 食堂娘として、七味、漬け物(箸休め)、卵(生食できる物があれば)等を用意しないのは手抜かりでは…? や、…
[良い点] ゴウガさんピュアかよ可愛すぎかよ…!! [気になる点] やはりかばは飲み会を描く才能にも満ち溢れている…?(゜∀゜)
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