創世互換 ジョォォオウ
ぶっちゃけた事をいうと、
前話を書いた時、、、色々あって
体調を崩しておりました……(^_^;)笑
やっぱ、ムリして書いちゃあ
いけませんねぃ!
今回は楽しく書けたと思います!
(*^^)v ブイッ
いつも誤字報告ありがとですっ。*・゜
<(_ _*)> たれ
「ふぅ……猫の手も借りたいわね」
その言葉を聞いて、
妹たちは思わず、立ち上がろうとする。
しかし──、
『C7:にゃーっっ!』
「「「「「「「「 ! ? 」」」」」」」」
謎の生物の出現によって、
それは、"早合点"であると、
気付かされる。
『C1:ふ──出番かにゃ?』
『C3:ぃ、いいんですかみゃあぁ……』
スポポン、スポポンと、
次々に召喚される、小さな金色のネコ(?)たち。
皆、ぬいぐるみのような頭に、
手と尾だけが付いた意匠である。
『C7:んにゃ♪ 手伝いますにゃよ♪』
「──ん。両手、作業用に換装できっけ?」
「「「「「「「 ……、…… 」」」」」」」
浮遊する、見たことのない喋る猫に、
再び、姫たちの足から、力が抜ける。
ハイ姫とトウゼンローも、
驚かぬ訳ではない。
( ……なんとも、奇天烈な! )
( こやつら、巫女の類……! )
妻の横にて、腕組み、唸る、当然郎。
未知の生物を、操る者たち。
だが、それでも。
待ち、見守ることしか出来ぬ一族──。
──確かに、理解する。
「──次! シリンダー下のバンパーまで外すわ! 足並み合わしな! そっちからよ!」
『────第三外装の連結破損部:3☼
────修復:不可能判定☼
────切除を推奨します☼』
『C7:ここ、切っちゃっていいにゃか……!?
:にゃま身に戻るんにゃろっ!?』
『>>>欠損しているパーツは元々、
>>>けっこうあるんだっ!
>>>やっちゃえ、やっちゃえ!』
「流路回線、こちらに切り替えました。肩の破片を取り除きます。ローザ!」
〘------治療液は注入してるわ-☪︎
------ちょ……ちょっと;待ちなさい!-☪︎
------そこの二連インパクターは;
------患部を圧迫してるっ!-〙
〘#……待て、今、取り除く……よし、すまん!
#……誰か! 第八サブアームの引き継ぎを頼む!
#……演算冷却との同時併用は、私には複雑だ!〙
『C2:こっちで対応しますみゃ! 2……1……どぞみゃ! ネコロク! 一緒にバイパス通すみゃ! はよぅ!』
『C6:チョイ・MA・CHI・ナッテ☆ 今、ゴーグルに内装設計図、ダウンロードCHUーナンDAKARA・よォ〜〜ゥ☆』
『C3:破損ジョイント、取り除きましたみゃ!
:生成装甲は間に合いますかみゃ??』
『C4:エレ二メーター、調整したにゃー
:シーニャは、てんさいにゃー』
『C1:こら早く、クラップ=アームに
:全員、換装するにゃ。
:取り外し行くにゃ』
『C5:バンカーを構築! いけるにゃぞ!!』
「アンティ、こっちの装甲から、同時に持ち上げよう」
「おっけー……みんな、持ったわね!? こっち側に浮かすわよ!? いっ、、、せ──のっ……!!」
──Pipipipipupupupu────……!!
ガちゃん・・・!!
シュバァァァァ────・・・!!
「ん! やっとここまで、外れたわねぇ!」
「ここ、元は筋肉組織っぽいね。シーニャ、気をつけて!」
「「 …… 」」
「「「「「「「 すごぃ……! 」」」」」」」
────この者たちは、" 専門 "だ。
もはや、見るタネガシの一族に、
彼女たちの技術を疑う者など、いなかった。
神に与えられし、壊れたヒナワの両腕は、
見事に欠損部を取り除かれ、
次々と、分解されてきている。
バラしただけで、元のカタチになるのかどうかは、
まだ不安に感じるが、、。
少なくとも、自分たちのように、
どうすれば良いか、
全く分からないようなことには、
まるで、なっていない。
( 順調のように、思えるのぅ……! )
( このような、者たちが居るとは……! )
「バックアップの配線、繋ぎ直すわよ!」
「猫チームは、作業アームは左右で別のものに!」
明確な、先の手順を見越した、
計画的な連動作業がある。
いよいよ、息子の腕が治る兆しが見え、
ハイ姫は、顔が熱くなるのを感じた。
「マジ、覚悟しといた方が、いいぜぇ」
「「 ……! 」」
マジカが、勝手に茶菓子を頬張りながら、
語りかける──。
「マジ、返せねぇ恩を、お届けすんの、コイツら、マジで、うっまいかんよォ──」
「「 ……、── 」」
「「「「「「「 ……! 」」」」」」」
マジ、もぐもぐする、
寸胴魔女の傍らには、
いつの間に預かったのか──。
金の神の巫女が持っていた、
飴色の、真ん丸の革カバンが、
ポトンと、置かれている。
まだ、神をも恐れぬ修繕は、
続いている────……!
──Pipipipipupupupu────……!!
「アラーム! 誰、設定したの!」
「警報とめて、表示で充分」
『────そちらの接続は:危ないです☼
────引き抜く事は可能ですが:必ず:
────流路接続にて:前もって保護を☼』
〘------ここ簡易マザーボードだわ!-☪︎
------基盤ごと;ぶっ壊れてる!-☪︎〙
『──待てっ、、、▽
──つってんだ▽ ろおおおぅぅ──い!!▽
──今▽ やってんだよぉーぅう!!◎▽◎;
──よっし▽ コレで代用おっけ……!▽
──#67は……ん!?▽ ここは……▽
──まんま改修したほーが良くねーか!?▽』
〘++++++人工筋肉の付け根・
++++++まーた・片っぱしから発熱してるから!
++++++父さん! ちょっと氷だして!
++++++少しだけよ!?〙
『──弾倉の調整、終わったよー!!❖
──次、何すればいーのぉー??❖』
『────シゼツは:パーツの切り出しを☼
────エッジが損なわれている:
────場所があります☼
────主要流路の基幹部が構成完了☼』
『>>>っ! よし、いっかい通す!』
『C7:ミャーツ、ソコ押さえるにゃ!』
『C2:ガッテンみゃんみゃん!』
『C3:こちらで切り替えますみゃ!
:3……2……1……!』
──ヴぉおん──・・・!
という音が起き、
ヒナワの両腕に、わずかながら、
淡い炎の色が輝いている。
妹姫の何人かは、涙ぐんでいる。
「ヒナワくん、痛みは?」
「ない。この腕の中身は、こうなっていたのでござるな……」
「こわくない? 大丈夫?」
「ふふ、舐めてもらっては困るでござるよ──」
ヒナワの不敵さも、ジワジワと復活し、
いよいよ、と言うところであるが──。
『C5:……! にゃ……これは……』
帽子を被ったネコが、ある事に気づく。
『C5:ドン……大変、言いにくいのにゃが……』
「あによ、手ぇ止まってるわよ?」
『C5:にゃ……。このみゃえの共闘の時にゃが……。神経流路に摩耗痕を見つけてにゃぁ……? ダメージが蓄積してると思い、該当箇所を修復したあと、元のバージョンに戻したのにゃが……』
全員の手が、ピタリと止まった。
マイスナが聞く。
「……違和感、あった?」
ヒナワは、遠慮がちに応える。
「……、……その……で、ござる。以前は……、マズいと思う前には、ピリピリとするような感覚が、あった、ような……」
「「 …… 」」
『C7:にゃぁ──……。流路が正常化して、逆に、分かんにゃくにゃっちゃった感じにゃなー……』
アンティとマイスナが、複雑な表情になる。
原因は……限界点の見落としである。
『C5:すまにゃい……』
「そ、そなた達のせいでは無いっ! 善意であり、必要な処置であった」
「「 …… 」」
『────……続けましょう☼』
少しの沈黙があり、再開される。
修理できる箇所と、出来ない箇所。
作業は、数時間に及んだ。
神官服を着込み、集中する乙女たち。
アンティとマイスナは、滝のように、
汗だくである。
これには、近くで見るヒナワが、心配した。
「……大丈夫でござるか」
「だまってて」
「へいき」
「……消耗して、おられる御様子」
ポタ・・・ポタ・・・
無理もない。
陽は、もうすぐ夕方となろうとしている。
周りの者も、止め時が分からない。
彼女たちが、間違いなく、匠なのだ──。
──と、思えば。
再び、手が、止まった。
「「 ……! 」」
『────あ……☼』
『>>……ありゃぁ……』
その違和感を、周囲も感じ取る。
「アンティ、これは……」
「……!! …………、……」
不安な目線が、集まっていた。
「……クラウン。全工程の終了時間を試算し直して。整理しなくてもいい。ぜんぶ表示しろ」
『────……レディ☼』
滝のように次々と出る硝子窓の絵巻に、
殿と姫は、内心、驚愕する。
( あのような情報量を……! )
( すべて、読み取れておるのか? )
「 ……くそ 」
黄金の、かみが、呟く。
「どうされた、か」
ヒナワが問う。
沈黙。
「……いちばん大事な骨格が、燃え尽きてる。たぶん……元通りには、ムリだわ──」
「あたらしく、しなきゃあね」
「……あたらしく?」
夏に向けて新しいTシャツ
作る予定です((´∀`*))










