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おあずけアラート

たまにぁ連投しとこっ!




 わたしぃぃい、アンティ!

 となりはぁぁ、マイスナ!


 ふたり、そろって!

 今は、神官ズ〜〜〜♪♪



 ところで今は、

 ふたりで、おサシミを待っていますっ!


 (キリッ✧)




「るん、るるん、るる〜〜っん♪」

「るん、るるん、るる〜〜っん♪」



 おっと……/// いけねっ。

 神官服なの忘れて、外の客席で、

 横揺(よこゆ)れで鼻歌、うたってたわ。

 ──ハズッ!



「なんか……歌っちゃうね? えへへ……///」

「のっ、顔が見えずとも、この(いと)おしさ……!」



 果てしなく、マイスナかわゆす。

 すべてを許そう。



『────何を:許容したのでしょうか……☼』

『>>>自らの行いを、見て見ぬフリしたのさ……』



 あんたバカねぇー。

 すべての失敗を噛み砕いてたら、

 人生、ソンするだけだかんね!

 経験は、たまにゃあ置き去りにするモンなのよ!

 私なんか、どれだけ失敗という失敗を……、

 トホホ……!



『────アンティに:失敗など:

 ────あったでしょうか?☼』


〘------(むね)のんか?☆〙



 きひゃっ、よぉ──っし♪

 教会をぜんぶっ、コワしにいこうぜっ♪

 精霊王を(まつ)ってるトコロ、

 すべてっ、消滅させてやっかんなっ♪♪



〘#……すまない。こちらで指導しておく〙

〘------せんせぇ;その金属バットはナニのんか☆〙



 ぁ、せんせぇ?

 (こお)らせてからのフルスイングは、

 もはや勧善懲悪(かんぜんちょうあく)なんよ。



『────胸?☼

 ────お二人のバストサイズは:

 ────緩やかに成長していますよ?☼』





       ナ


       ン


       ダ


       ト


       !?       












   世界の音が、聞こえなくなる瞬間(とき)










「ゥ、ウソ、ダ・・・!!」

「ホ、ッン、ト・・・!?」


『────え:えぇ……☼

 ────少しずつですが☼』



「「  ⏝  ⏝  」」





 私は今……感動に打ちひしがれている。


 がんばって、生きててよかった。


 苦節、15年。


 いっしょーけんめい、家のお手伝いして。


 料理、なっとくのいくまで作って。


 憧れの人と、ささげ合うまでの仲と、


 なりましてぇぇええェ・・・!



 ──気づけば、私は手に入れていた……!


 幸せを、手に、入れていたのだ・・・!!!




「う、うぅ……な、なみゅだで、まえ、がっ……」

「よかっだね……アンティ、よがったねェ……!」


〘------あんだけ毎夜毎夜;

 ------ベッタンギタンに;なってたら;

 ------そりゃあホルモンが仕事するのんっ☆☆

 ------発情期は;生命の神秘のんからなぁ──☆〙



 てめー、精霊王。

 キサマ。さっきから。



〘#……分割するのも、良いな?〙



 先生……? コワいっす。



「ぃや……ほ、ホント!? ホントなのね!? 私も、たわわ、で、バインバインの、ぼやんぼやん、に……!?」

「わたしもー!? おっきくなるぅー!?」


『────は:はぃ☼

 ────例の剣士姉妹ほどまでは:

 ────流石に参りませんが……あはは☼

 ────同じぐらいのスピードで:

 ────確かに大きくなっていますよ☼』

『>>>こ、コホン……/// 男子の存在わすれてる、男子……もぅ』


「うっいや、あそこまでのバケモノパァイ! には、なりたくないかな!?」

「あれは、もはや非常食」

「ええっ! あんな脂肪ばっかの、食べられたモンじゃないわよォ!?」

「吸えばいいのだ」



 なっ…………なるほど。


 あ! そだそだ!

 私たちがナトリに()いているのは、

 プメン(プレミオムズ・メンバーの略)には、

 既に連絡済み、だったりする。

 マジカさんからは、即・返信(レス)があった。



  " マジか!? やっぱマジはえぇ……。 "

  " マジちょっと待て! マジ野暮用がある "



 いいですよー、ご飯たべてますよー!

 って、返信しといた。


 後、クマさんは少し片付ける仕事ができて、

 数日かかる、との事。

 うーん……、そら皆さん、

 (いそが)しー身なんだわ。


 マップで、皆の現在位置を見れるんだけんども、

 ばくにゅーおぷぁーい剣士姉妹さんらも、

 なんか、えっちらおっちら動いてるのよねー。



『────いくつかの中継地点を:

 ────経由して動いていますね☼』

『>>>なーんだかんだ、えっらい剣士さんなんだろぅ? たまに立ち寄って顔だす支部とか……色々と、しがらみも多いんじゃないかぃ?』


「えーっ、そんなタイプかなぁー」

「オシねーは()(かく)、ヒキねーさんは、なんかそういうの大事にしそう」



 た、たしかに!

 

 うーん、先輩の予測が、

 当たってるかどうか、わかんないけど、

 やっぱり皆が、こちらに着くタイミングは、

 バラつきが出るのは確定よねぇ……。



「はぁぁ……。オシ姉、ヒキ姉あたり、美味しいお店、いっぱい知ってそうなのになぁー?」

「でも、あのおっぱいだと、目立つよ!」

「あはは! 確かにねぇ♪」



 ゆっくり観光できるのは、

 今のタイミングだけしか無いかも、だもんなぁー。

 次に街の中に来る(とき)ゃ、金ピカ装備だろうし?


 今回の件以外では、ナトリで神官服なんて、

 着る機会、無いだろしなぁー。


 ま……いーや。

 今だけは、あんまり考え事せずに、

 未知の食事を、楽しむのだ──・・・!!



「ぁーん……ちょっと、時間かかりそうかな?」

「でも、楽しみだねーっ♪」



 カツオのタタキと、

 サーモン丼・・・!


 さっきは気づかなかったけれど、

 ここのお店……!

 今、わたし達がいる外テラスより、

 あっちの室内(しつない)の客席の方が、

 めちゃくちゃ広いわ……!


 やっ、やるわね!!

 " とれの海産 "・・・!!



「けっこー繁盛してる時に、来ちゃったみたいね?」

「ここに座れただけでも、ツイてたかもしれないね」



 それは間違いないわねぇ!

 いやぁ……あの魚のサバキ方は、

 マジで見れて良かったわー!!



「クラウン、録画した?」

『────バッチリです☼

 ────任せてください☼

 ────アナライズ式:3Dハイヴィジョンです☼』



 キタコレ最高ぉお!



「神に感謝せねばなるまい」

『────えっへん☼』

『>>>ははは……調理番組を、太陽神に撮影させちゃってんのって、なぁ……?』



 あによぅ。

 あんたたち、たまに箱庭ドロップで、

 私の手料理たべてんだかんね。

 生活水準・爆上がりでしょや。



「あぁ、待ちきれないわ……!」

「はらへったー!」



 ナマのお魚との、素敵な出会い……!



「るん、るるん、るる〜〜っん♪」

「るん、るるん、るる〜〜っん♪」



 ──しゅたっ。




「お楽しみの所、申し訳ありません」


「「 …… 」」




 メイド、なぜ・・・。




「──襲撃(しゅうげき)です。

 たいへん恐縮ですが……、

 場所を、お移しくださいますよう」


「「  は ぁ ??? 」」





 …………。






 ──はあああああああああああぁぁぁ──ッッッ!?!?!?!








そして流れていく

挿し絵をさすタイミング(^_^;)笑

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― 新着の感想 ―
[良い点] 幾多の聖戦がアンティを成長させたんやなって…。これからのアンティの成長具合はかば先生の筆先しだいやな ナトリの姫槍部隊vs教会の聖兵(&暗殺ギルドBW)って厄さと周囲からの誤解がハンパない…
2021/06/21 03:37 ズブロッカ
[一言] 襲撃者さんがボロ雑巾になる未来しか見えないwwwwwwww
[一言] メイド姉妹が出ずともオーバーキルが発動しそう…… よりによってアンティの楽しみを妨害された腹ペコマイスナがいるときに… どんだけズタボロでも完治する精霊王の体液の出番?
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