クレリアズと、ナトリの街。さーしーえー
◇今日のテーマ◇
旅行いきてぇ(*´ω`*)。
街に入って。
素直に、感嘆が出た。
「きれえー……」
「すごいねーっ!」
〼▱ ▱
□ 〼□▂ ▱
◤□〼〼 ▱ ○
□◤□▂〼
■ ▃ 〼▱
◤〼▱
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■ ☗ ■
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M ■ ■ M
▽ ■ ■ ▽
(w) ■ ■ (W)
□□□ ■ ■ □□□
□王□ ■燚■┛───┗■㵘■ □天□
▛▀▜■日□┛─────┗□日■▛▀▜
■燚■日■┛─ ─────┗■日■㵘■
燚■日■┛─── ─────┗■日■㵘
■日■┛───── ─────┗■日■
日■┛─────── ─────┗■日
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目立たないように、
私たちは正規の街門は潜っていない。
こちら側の"入り口"はギルド職員様、
御用達なワケなんだけど。
こっちから入ったことを、
得したと思えるくらいには、
見事な鳥居だった。
大きく、なんというか、
自然と調和、してるのだ。
石階段の上の、
でっっっかい鳥居の両サイドには、
カンクルが、
ちょっとイカつくなったような、
駒狐の石像たちが、ドヤ顔をキメている。
「絵に、なるわねぇ……!」
「他の街とは、全然ちがうね!」
あはは、ぶっちゃけワリーんですけど、
かんなり、観光気分だわぁ。
ナトリすごいな……。
超・楽しみなんだけど!
『────見事な:ものです☼
────箱庭のものとは:
────また感じ方が違いますね☼』
『>>>ははは! なぁ、後輩ちゃん。こういう道は、ぼくらの場合、真ん中を通るんだぜ?』
〘------そうなのん??☆☆〙
〘#……! カネトキ! お前は、また……。そのような、分かりにくい冗談を──くく! やれやれ……〙
「「 ?? 」」
先輩の言ってるコトが、
よく、分かんなかったんだケド?
とりま、階段のド真ん中を、
えっこら、やっこら、ふたりで登ったった。
「アンティ、大丈夫? カンクルたち、重い?」
「だいじょぶ、だいじょぶッ。にしても、ずいぶん大人しいわね? ──ぁ、カバンの中で、寝ているみたい♪」
「にょぷー……! Zzz……」
「くゅんゆー……Zzz」
大鳥居を潜り抜けると、
けっこう贅沢な空間の使い方をした、
別世界が広がっている。
成金、という意味じゃないわよ?
なんてゆーか……、
非常に、ゆったりとした──きひひ。
や、これもう、言葉じゃ言えなぃわな。
『────水路が:多い街なのですね☼』
『>>>へぇーッ! ここだけ切り取って見たら、温泉街、って感じもするね?』
〘------おぉーっ☆
------ケイカツチ;ってやつのん?☆〙
〘#…………ローザよ。"景勝地"、が正しい読みだ。くく、恥をかくぞ? 精霊王──〙
〘------わ;わざとのんよぉ……っ!//////☆〙
ナトリの街に入ったのは初めてだけど、
なるほど! 建物とかの印象は、
箱庭のタテモノの感じに、
似通ったモンがあるわね!
おぉーっ、なんだあの、五段の塔はァ!
ヤっバ……テンション上がるわね。
「あれ、のぼってみたいねーっ」
「……確かに、風景は見てみたいかも。あんまり木材は、赤くないんだね?」
「そだねーっ」
< かんらかんら……♪ 箱ノ庭にぁ、花街の趣が、ありよるからねぇ〜〜♪ >
【 ほぉォー……! こげな街が、こちら側にも、根付いておろぅか──── 】
ナトリ独特の街並みの造形に、
マイスナとワクワクしていると、
サキと、ダイさんが、
懐かしそうな声を咲かせていた。
< ふんむ……♪ こう見よると、少し、思い出すことも、ありよるなぁ……♪ >
【 む、さぃやな……。──か、こちらにも、花街なんぞ、あるんやろけぁ? 】
< かんらかんら♪ 可愛らしゅうなったもんなら、あるやも、しれんねぇ♪ >
【 ──かか! よもや、こちらにも鬼子など、おるまいな? 】
……ふふ、少し複雑そうだけど、
なかなか、楽しそうだ。
この二人にも、
私らが知らない思い出が、
いっぱい、あるんだろーなぁ……。
あれっ? そういえば……。
サキと、ダイさんの故郷って……、
何処なんだっけ────?
〘#……それより、よかったのかね?〙
先生の言葉が、
将棋の駒のように、
会話に打ち込まれる。
〘#……その服は……かえって厄介な事になるやもしれんぞ?〙
あはは……。
ま、そりゃ、そーなんですけどネ?
「言いたいことは、わかりますよぅ。でも、絵本仕様のアレよりかは、いくぶん、マシじゃーないスか?」
「あのね? アンティと、おそろいで、私は嬉しいよっ♪」
はーいっ、私の嫁が可愛ぃ。
となりに居るだけで幸せです。
〘#……まぁ、それは、、、そうだろうが──……〙
『>>>でもさ? あの巨乳の剣士さん達が、言ってたじゃん。その神官服、かなり特殊なんだろぅ?』
『────むっ!☼』
〘------ぁ;地雷ふんだのん☆〙
『>>>いや、なんでだよ……』
へっ、パイセン。
かるく私たちの地雷も、踏んでるぜ──。
ま……言ってっことは、分かっケドさ……?
『>>>逆に、一部の人には、目ェ、つけられちゃうんじゃないのぉー?』
「────大丈夫だと思います」
先輩の懸念に、
マイスナが言葉を重ねた。
「ナトリは、癒しの勇者が興した街で、回復職の質も良いですし、ポーションの技術も発達しているはずです」
『>>>? そうなのかぃ?』
「ぁ。私もソレ、ガッコーの授業で聞いた事あるかも」
〘#……それが何故、神官服が大丈夫な理由へと?〙
「3、4年前に、ナトリの街と、中央教会は、トラブルになっています」
え!? そうなの!?
私らが……11歳か12歳の時、くらい?
「独自の治療技術で街を守りたいナトリと、
教会を、街の中に建てたい教会側、で、
いざこざが、あったんです」
〘#……ナトリの民にとって……教会は、余所者が不躾に病院を建てにきた、という印象か〙
『>>>余計な手出しすんな、こっちでやるぜ! ……って、ケンカになったってコト? つーか……、なんでいきなり、歴史の授業に? それに、そんな街に神官服で入ったら、まずいんじゃね……?』
マイスナは、歩きながら、
淡々と続きを語る。
「今は、双方に和解しています。どちら側の有識者からも、"すぐに怪我人が治療できる環境なら、何でもいい"、という意見が上がったからです」
〘#……然り、だな。どちらの陣営も、一部の過敏な層が、過剰に反応していただけだろうと、憶測がつく〙
『>>>ぁ、ホントだ。あそこに見えるの、ちょっとモダンな感じだけど、しっかり教会じゃん!』
見ると、赤レンガで作られた、
教会らしきものが、確かに建っている。
少し違和感があるけど、
風景として見ると、ふしぎと悪くない。
むしろ、オシャレな感じすら、ある!
街の雰囲気を、
壊さないようにしてるのかな──?
「マイスナ、よく知ってるわね? 私、感心しちゃった♪」
「……//////」
……ん?
なんで、照れんねん。
きひひ、褒められて、嬉しいんかー?
「……ぁ、アンティにね?」
「んっ……?」
「アンティに、初めて会った、後に、ね……? 外の、世界に……少し、興味がわいて……」
「── 」
「ちょっと、勉強したの。だから──ね?」
「ぅ、ぅん」
「えへへ……♪ 私がすごいのは、
アンティが、いたからだよ♪」
「っ──……!」
「……へ、へへ……♪//////」
「……ぅ、うん、そっか……♪//////」
この天使を生んだ神は、
いったい誰なのよ?
よ う や っ た ・・・ !!!
そりゃ、手ぇ、つなぐでしょ。
あ、恋人つなぎですか、はいッッッ。
「あーんてぃ♡」
「まいすなー♡」
『>>>はっは……。仲良しなトコロ、悪ぃんだけどさぁ。けっきょく、説明になってないよーッ!?』
〘#……こ、コホン……。ナトリと教会が、仲直りをしてから、数年が経っている訳だな。で……どうなったのだ〙
「ぇと、マイスナ?」
「ぁっ。つまり──"きまずい"んです」
『>>>はぁ……?』
ゴッッるぁ、先輩。
マイスナに、ハァとか、何ぬかしとんねん。
鍋で煮沸すっぞ、ゴっルあぁ。
「たぶん、めったな事では、話しかけられないと思います」
〘#……! なるほど……デリケート、だと言うことか──〙
『>>>……??? どういう事だぃ?』
……実を言うと、
私も、あんま分かってにゃかったりする。
すると、フードの中に隠れたクラウンから、
温かな声が聞こえた。
『────ふふ:理解しました☼
────ちょうど:人が増えて来ましたね☼
────反応を観測するとしましょう☼』
〘------の──ん???☆☆☆〙
「いこっ♪ アンティ!」
「──ぅッ? うんっ!」
私たちは、仲良く手を繋いで、
街の中へと進行した。
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( ^_^ ;)ごめぬってば。










