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934/1217

とある未来への忠告と齟齬 さーしーえー

ゴールデンウィークが

忙しかったのもあるんだ……。


ただ、その後パニグレを始めて、

ラーゼフォンを一話から見ちゃったんだ。


おまたぁ!(;´༎ຶٹ༎ຶ`).*・゜









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   チーン ≧▼≦ .*・゜






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[ ──── ふかんぜん ÷ な ÷ もの ❂ ]

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 ──--- KABAYAKITALE presents ---──






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   HAGURUMA- ❂ -DRIVE

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    ─ 黄金少女 冒険奇譚 ─




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        「 アンテ… 」

       『──クラウンギ… 』

     『>>> オウノ・カネ… 』

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 ▼ {{ イニィ・スリーフォウ }}

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

     < ダイオル・ノシュ… >

         【 ヨトギサ… 】

            「 マ… 」





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 enjoy. :)









          ⟲









挿絵(By みてみん)


{{ おかしいわね……? }}

『 がるるぅ? 』




 久しぶりにバイトに顔を出したら、

 店に、誰もいなかった。

 今、裏手口にいる。

 ここも鍵が、かかっていない。

 そんな事が、あるのだろうか。

 こんな、開けっ放しで……。

 



{{ せっかく、気合いを入れて、三つ編みにしてきたのに…… }}

『 がるるぅーっ! 』



 やれやれ……これじゃ、バカみたいだわ。

 ただでさえ、店長には……。

 ……。

 な、何にせよ……、

 お店に誰もいないのは、マズイ。


 この街は、千年前と(くら)べれば、

 治安は良い方だと思うけれど……。

 いつの時代だって、

 コソドロくらい、居るはずだし。

 この店は、かなり高額な物も(あつか)ってるから──。



{{ 何か、急ぎの買い出しかな……? いや……ちがう、か }}

「 がるるぅー 」



 おかしい……。

 工房にも、いなかったし、

 書き置きなんかも、無い。

 ぜったいに、変。

 なんで、こんな……?



{{ まさか、裏、の……? 店長のことだから、大丈夫だとは思うけれど…… }}



 考えても、しょうがないようだ。

 裏手口(うらてぐち)から、結局、

 また、お店の正面に、まわり込むことにする。

 私は、ふぅ、と、ため息をついた。




「 ────…… 」


{{ ──……っ! }}




 かなり、ビックリする。

 

 先ほどまで、

 確かに、誰もいないと、

 思い込んでいた店内に──、


 ────銅色の、メイドが立っている。




「 ……、…… 」


{{ ………… }}




 直接会うのは、初めてになる。


 目を見て、心の色を読む。

 あー……、やっぱり、(みせ)の2階に、

 姉妹みんなで、住んでいるようだ。


 うらや──……、い、いや、

 家族と仲が良くって、いいコトね!


 さっき見回った時も、

 店内に居たのかしら……?


 気づかなかったってことは、

 "隠蔽(いんぺい)のジェム" とやらの効果で、

 気配を消していたんでしょうね。


 音は誤魔化せないはずだから、

 本人の足運びも、素晴らしい事になる。


 一応、私は騎士(きし)(いえ)()だ。

 それも今は、自分でも驚くくらい高度な、

 魔力察知能力も兼ね備えている。


 その私から、完全に存在を(かく)すなんて、

 たいしたもんだと思った。




{{ さすがね。見事に気づかなかったわ }}


「 …… 」




 ん?

 その、表情は、なに……?


 ……!


 " 警戒 "、されている──?




 ──""""" ザッ・・・!! """""




{{ ! }}

『 がるるっ!? 』



 さらに、(おどろ)いた。

 銅色メイドさん"…、

 6人全員、いるじゃないの!



{{ せいぞろい、ね…… }}


「「「「「「 ── 」」」」」」



 てっきり、何人かは、

 ピエロちゃん達の配達に、

 ついて行っていると思ったけど。


 本当にすごいわ。

 全く、感知できなかった。

 素直に、称賛したい。


 まぁ……、

 それは今は、ともかく──……。




{{ 私は、なんで、コワーい顔で、見つめられているのかしら? }}


「「「「「「 ………… 」」」」」」




 淡く光が射し込み、

 少し幻想的に暗い、店内。


 6人全員。

 おへその前で、手を重ねて立ったまま。

 一定の距離を取り、こちらを見ている。

 完全に正面に構えている。

 まさに……"油断ならない"、といった対応だ。


 なんだろう、感じ、わるいわね。

 また……ふぅっ、と短く息を吐き、

 質問を追加する。



{{ 店長は、買い出しですか? 貴女達(あなたたち)に店番を任せて? }}


「「「「「「 ………… 」」」」」」 

 

{{ ? }}




 ワケが、わからない。

 何故、こんな対応をされるのかしら。

 表情は変えず、相手の反応を待つ。



『 が〜〜るるぅ〜〜? がるるっ! 』


「 …… 」



 正面にいるメイドが、

 戸惑いを(おさ)えつつ、

 話し始めた。



「あなたは……」


{{ ? }}


「少し……おかしいと、思い……ます」


{{ ふ、ずいぶんな言われようね? }}



 怒りはしない。

 心が、読みにくくなった。


 メイドさんが、

 片手を前に差し出し、

 (にぎ)られた手を、ゆっくりと広げる。



{{ ……? }}



 メイドさんが出した手の中で、

 黒い宝石が、粉々(こなごな)になって()れていた。



{{ ──! へぇ……これ、"透魔石(とうませき)"? 今の時代もあるのねぇ }}


「「「「「「 …… 」」」」」」



 近づいてきた魔族の、魔力属性と、

 その強さを計測(けいそく)する魔石だ。


 水の魔物なら青く、火の魔物なら赤く。

 色と、色合いの濃さで、強さを判別できる。


 昔はよく、貴族のバカ息子とかが、

 持たされていたわねぇ。

 あんなの色が変わったら、手遅れなのに……。


 千年前からある物だけれど、

 とても高価な代物(シロモノ)のはず。

 このメイドさん達……やはり、

 かなり金銭的に余裕がある。

 


{{ へぇーっ。今は、こんなにも、ちっちゃく、できるのねぇ。安い買い物では……なかったでしょう。貴女達(あなたたち)、お金あるのねぇ }}


「「「「「「 …… 」」」」」」


{{ で? どうするの? }}



 これ、割ったの、私よね?

 にらめっこで、ボコるつもり?

 



『 がるるぅーっ! 』



 ん? ぷにぷに。

 肩に乗ってるガルンが、

 頭まで、登ってきた。


 すると、またメイドが話す。



「……優秀な……魔族の店員の(かた)がいる、という、お話は、……私共(わたくしども)も、店長と、お客様から聞き(およ)んでは、いたのです、が──……」


{{ ふふふ……あら、予想より、(はる)かにイカれた魔力の持ち主が来たから、ビックリしちゃった? }}



 わざとらしく笑い、

 (あお)る様に言ってやった。


 初対面で、こんな()れ物のように、

 周りを取り囲まれているのだ。

 それくらい、やってもいいでしょ?



「「「「「 …… 」」」」」

「この…………多重積層の……透魔石(とうませき)が割れるのは……おか、しい……。次元が……違う……」


{{ そりゃあね }}



 今の時代の、魔王だもの。



{{ ふふ……あの子達のそばに、私の様な者がいるのは──不安? }}


「「「「「「 ッ…… 」」」」」」



 ふ、くく……。

 ずいぶん、楽しくなってきた。

 これも、魔族になった影響かもしれない。


 なるほど、確かに心の底からの忠誠(ちゅうせい)のようね。

 ただ、少々……(わずら)わしくもある。


 ピエロちゃんは、なんだかんだ、

 優しくて、言えない。


 これは──……、


 ────"私の役目"か。



{{ ──過保護なのは、いい。けど、勘違いしちゃいけない。人の盾を気取るなら、悔い改めなさい。痛い目を見るわよ }}



 杖を出し、構える。



「「「「「「 ──!! 」」」」」」


{{ ──こんな、ふうにね? }}




 メイドは、察して回避したが、

 さすがに、遅いだろう。


 私は黒色の煙を身体から噴き出し、

 それを上回る速度で、まわりこんでいる。



「……ッ、 く……!? 」



 十字杖の横から展開した、

 物差し(スケール)のような直角の(やいば)で。


 死神の、首狩り(かま)のように、

 そっと……あてがっている。


 背後から、全員に聞かせた。



{{ ──もし、強大な敵が現れたとして。あの子達の代わりに戦って散ろうなど、死んでも思うなよ。犬死にをして、ただ心に傷を負わすような者は、そばには()らない── }}


「……、…、……」

「「「「「 ……、…… 」」」」」


{{ お前たちが、さっさと逃げることが、彼女たちを救う事もある。覚えておきなさい }}




 (かま)から(つえ)に戻し、刃を引いてやった。



「……、……」

「「「「「……、……」」」」」



 見ると、ずいぶんと(おび)えている。

 どうやら、最高速度で回避したつもりのようだ。

 ひざが、笑っていらっしゃるわ。

 何よ……ちゃんと斬らなかったでしょう。


 

{{ そんなに震えること、ないじゃない? }}


「……、……。……死んだかと、思いまし、た、が……」

「「「「「 ……、…… 」」」」」


{{ それはよろしい。傲慢(ごうまん)が減れば、それだけピエロちゃん達の助けになるわ }}

『 がるがるぅーっ 』



 少しばかり強引だが、

 上手い具合に、釘を刺す事に成功した。



{{ やれやれ、損な役回りね }}



 店の壁際の椅子まで行き、座り、

 杖を小さくし、胸元に隠す。



{{ 貴女達と、一緒よ }}



 先に、表明することにした。



{{ 大きな、借りがあるわ。それこそ……一生、返せないような、ね? }}


「「「「「「 …… 」」」」」」


{{ 時は、流れているのよ。魔王が、いつまでも……全てを憎んでいる存在だとは、思わないで }}



 さらっと、言ってやった。

 メイドさん姉妹は、

 少し、脱力したようだ……。



「……ドニオスは、魔境ですね」


{{ ふふふ、失礼なメイドね }}

「 がぁーるぅ〜〜♪♪♪ 」



 少しばかり、(なご)んだ様で、何よりだ。

 自分の(ひざ)の上の、

 ぷにぷにガルンを()でながら、

 命令する。



{{ いいか、私レベルの化け物に会ったら、迷わず逃げろ。貴女達も知っての通り、あの子たちは、優しい。もし貴女達が……内臓ひっくり返って死んでるような所でも、見られてみなさいな? あの子たちの心が壊れた後に、いちばん厄介な終わりが、やってくるわ }}


「「「「「「 …… 」」」」」」


{{ (つか)え続けるなら、(ただ)しく、(わきま)えなさい。私が言ってることは……わかるわね? }}



 わずかに言葉を噛み砕く時間を(よう)し、

 銅色の姉妹たちは、ゆっくりと、一礼した。

 ふ、ふ……これが、

 先輩風を吹かす、ってヤツでしょうか。



{{ はぁ。販売員の先輩として、(エラ)ぶるのは、これくらいに(いた)しましょう。掃除をやってくれているようね……お店の手伝いも、いつも? }}


「え、えぇ……」

「交代で、やっております」


{{ よろしい。では、服の売り方も教えなくっちゃね……それと、まだ透魔石(とうませき)、持っているの? ピエロちゃん達に、あげたいんだけど…… }}


「それは……」

「朝、あなた様が召喚された時に、ぜんぶ、割れてしまって……」



 あら、召喚って何よ。

 私はただ……ピエロちゃんの歯車から、

 ピョイっと、外に出ただけで……。

 ────しょ、召喚だぁぁあああああ!!!



「まさか……魔王様の……、御友人がいるとは、思いもせず……」


{{ ……あの子、友達、多いのよ。で? 店長は? }}


「買い出しと、新作のブリーフの刺繍(ししゅう)の打ち合わせ、と(おつしゃ)っておりました」


{{ あら。エロの所に行ってらっしゃるのね }}



 これは、委託販売、決定だな……。



『 がるがるがーるっ! 』

{{ 他には何か、ありましたか? }}


「ええと……セール品の価格のことで、迷っておられました。何でも……ビキニアーマーの処分価格を、どうしようか、と……」


{{ あぁー。アレ……相当なオツトメ品、ですからねぇ…… }}



 ピンクとパープルの中間のカラーの、

 金属質で組まれた女性的な装備。

 実に……………動きやすそうな、アレですね。


 間違いなく、品質の高い装備なんだけどね。

 何故か……装甲の無い部位にまで、

 謎の防御判定があるし……?


 ただ、戦う女性の目線から言ったら、

 間違いなく、野外露出(やがいろしゅつ)専用装備(せんようそうび)だ。


 ──へ? わっ、私ですか?

 ほ、ほほほ……! いやですわ!

 最近は、ちゃんと服を着ていますってば!

 本当ですよ……!?


 い、いつまでも、ハダカで、

 箱庭を闊歩(かっぽ)など、

 しておりませんからね……!?///



「せくすぃーただいまであーる」



 カランカラン、という音が響くと、

 店長が店のドアを開けながら、

 暗黒の仮面を被るところだった。



「むむっ!? これは、せくすぃー勢揃(せいぞろ)いであるな?」


{{ 店長っ! }}

『 がるるーっ♪ 』


「息災であるか。ほぅ! 本日は、三つ編みせくすぃーであるか……!」



 え、えへへ……///。



「「「「「「 おかえりなさいませ 」」」」」」


「せくすぃーな留守番などさせて、すまない」


{{ 何をお買い上げに? }}


「これであーる・・・!!」



 手渡されたのは、

 美しい、レース編みのハンカチだった。

 これは、素晴らしい……。



「レース糸を、せくすぃーに切らしてしまってな……服の装飾にも使うのだ、うーむ……まったく油断ならぬせくすぃーだった」


{{ お見事にございます。千年の職人の、誰もが(うらや)むお手前でしょう }}


「はは、三つ編みせくすぃーは、お世辞が過ぎる」


「そうである! イニィ殿に是非、これの処分価格について、相談したいのであるが……」



 あ、例のですね。



「うーむ、丹精込めて造った、せくすぃーなのであるが……。やはり、まだ装甲を削った方が良いであろうか……? しかし、これ以上、面積を無くしては、それは、せくすぃーとは言えぬ気がしてな……」



 ……これ以上、装甲を小さくしたら、

 ヘンタイ貴族にしか、売れなさそう。



{{ 店長。恐れながら……そう安易に値引きをするものではありません。自信を持ってくださいませ。面積を削るのではなく、ここはいっそ……何かを継ぎ足してみては? }}


「 ── な 、 な に ィ ィ イ・・・?

  何かを、継ぎ足す、とな・・・!?

  そ、それは……新しい、せくすぃーな、

  考え方であるなッ・・・!!?」



 何やら、店長は思い立ったようだ。

 ん、あや、店長が……、

 ビキニアーマーに、レースのハンカチを、

 当てがって……何か、考えている。

 そ、その、組み合わせは……、

 さらに……卑猥(ひわい)になる可能性も、

 ございますですが……。


 いや、ここは店長を、信じよう。



{{ 店長。久しぶりにお手伝い(いた)す所存です。何なりと── }}

『 がるるぅ! 』


「この せくすいーな胸元に、レースを……む!? これは、さんきゅーせくすぃーである! そうさな……では、イニィ殿は、我が前に書いた、大きめの値札を探してきてもらえるであろうか」


{{ なるほど、前の値引き率に戻すのですね? 英断でございますわ。お任せください! }}


「アブノ様。私共(わたくしども)も何か──」


「 む……、今日は全員集合せくすぃーかっぱー! であるが、他に、せくすぃーな用事があるのではないか……? 」


「「「「「「 ──何なりと 」」」」」」


「ふむ……では、お言葉に甘えよう。そことそこの商品陳列を、夏色せくすぃーに並べ替えて欲しいのであーる」


『 がるるんっ♪ 』


「おお! ガルン殿は……屋根裏から、せくすぃーマネキン17号と19号を持ってきてはくれまいか」



 どうやら、皆、上手くやっているようだ。

 ガルンも"ニセ着ぐるみモード"になって、

 エプロンを着けると階段を登っていった。


 私はビキニアーマーの値札を見つけなければ……。

 奥の部屋に入る──。



 布地の裁断室の奥に、

 チラシやポスターの保管場所があった。

 店長が書いたであろう、

 歴代の素晴らしい記入物で、溢れている。



{{ ビキニアーマーの値札は……あ、これだわ }}



 雑多なようで、時系列順、

 商品順に、かなり、きっちりと並べられている。

 値札の入った箱を引っ張りだすと、

 ホコリが少し舞った。

 ケホ、ケホ。


 一応、もう一度見て、確かめる。

 うん、これだ。



{{ ……この世には、様々(さまざま)な字が、あるものね }}



 つい、口から出た。


 私は心の色を見る能力があるが、

 本当の視力を得たのは、つい最近だ。


 世界は、景色は……美しい。

 それと同時に……文字が読めるというのは、

 とても、有り難いことだ。


 この部屋は、色んな文字が書かれたもので、

 (あふ)れかえっている。

 幸いなことに、私には、

 そのほとんどを判別することができた。



{{ ……箱庭の学習プログラムには、感謝しなければならないわね }}



 自力で文字を1から覚えていたら、

 こんな流暢(りゅうちょう)には、

 読み取れていなかったでしょうね。


 私がやった事といえば、

 言語習得用プログラムコードという、

 光の板のようなものを、

 頭に、ぶっ刺しただけである。



{{ 今の文学など、制覇(せいは)したいわね }}



 ピエロちゃんは、

 けっこう本を持っている方だと思う。

 たまに、借りて読んでいる。


 物語や学術書など、内容も素晴らしいが、

 言語の移り変わりなども追えて、面白い。



{{ 千年前とは、けっこう読み方が違う字も、あるものねぇ }}



 時代と共に、表現する文字や発音も、

 変わっていくのだろう。

 変な言葉が自然に発生し、

 それが、未来では当たり前になったり、

 逆に、消滅したりするのだ。


 箱庭の高速教育プログラムだけで、

 全ての言語を習得できているわけじゃない。


 まぁ、ようするに──。


 千年、引きこもってた身としては、

 悶々(もんもん)とした、勉強意欲があるのだ。



 例えば……この、

 ビキニアーマーの、値札である。






──────────────────────

 "ビキニアーマー"

 この露出度で、驚きの防御力!!

 ただ今、会員様限定、40%OFF!!

 現品限り!! 時代を先取るのはキミだ!!

──────────────────────


 


{{ ふふ……。装甲の面積 撤去率は、40パーセントじゃないけどね……? あッ、ちがうちがうっ── }}




 時代には、歩み寄っていかないと。









{{ 今の発音は──


  ──" パセルテルジ "、だったわね }}







 私は大きな値札を(つか)み取り、

 店内へと戻った。










(*´﹃`*)ん?

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『今回の目次絵』

『ピクシブ百科事典』 『XTwitter』 『オーバーラップ特設サイト』 『勝手に小説ランキングに投票する!』
『はぐるまどらいぶ。はじめから読む』
― 新着の感想 ―
はっ!しかに60話のビキニアーマーの値引き40%表記だった! 何故その違和感に気がつけなかったんだ! くっ!800話以上前からの伏線とは…さては天才か?!
2024/12/10 00:23 お米で出来た麦茶
[良い点] みつあみ魔王GJッ! [気になる点] んんん? [一言] ビキニアーマーにレース…………お、おう。 金属にレースってどうなんだろ? そしてますますその、夜仕様っぽさが!
[良い点] ❂←こんな記号どこから見つけてくるんですか……完全にツインテの歯車じゃないですか! 魔王様の三編みかわいい(それどころではない) [一言] イニィさんが完全にアブノさんのせくすぃに落とさ…
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