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黄金色の幕開けを

活動報告に(;^ω^)

例のブツ、あげております……!(笑)

ぜひぜひ、コメントなんやら

お待ち申しあげちょりますます<(_ _*)>.*・゜


実はまだ、ちょい多忙ふにゃふにゃ中です!

今回も勢い任せでございますぅー_(:3」 ∠)_

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◇ △                 △ ◇

△                     △



      __   _   __

      \    ︽    /         

       \   天   /

           幕

         \ ︾ /

          \ /

           ∨             













   >>> ぼくが死んで、222年が経った。










    原作:『  はぐるまどらいぶ。 』











 これが、、、絵本の続きだって?


 そいつは……ちょいと、無理があるだろ。


 子供向けの()(もの)で、


 こんな、ハードロックを、


 (かな)でるヤツぁ、いない。




 ははっ、────泣けるぜ。





 っと──・・・!!!







「 す、すげぇ……!! 」

「 よけてる…… 」

「 あれ、ホンモノの氷だよな!? 」




 氷乱は、ただ無心に、舞い。


 (ゆえ)に、踊り子の(ごと)く、繰り返され。


 それは、下界には()るわれず、


 (はじ)けるような跳躍(ちょうやく)は、


 (シロ)氷柱(ツララ)の、(がわ)()がす。





「 いまの見た!? 」

「 どんな感覚してんのよ…… 」

「 美しくすらあるな……!! 」





 ぼくが跳ぶ(たび)


 ()れの(ユキ)は鳴り、


 かくて、熱波は白壊(はっかい)する。





「 なぁ……あれって、練習してんのかな……? 」

「 たぎるぜ・・・!! 」

「 あの子たち、仕事が速いワケよ……! 」






 風が、存分(ぞんぶん)(まと)(ぬの)に含まれ、


 くだらない、格好(かっこう)良さを演出し。


 残像は、はためきに()(つぶ)され、


 沈黙は、金と鳴る、、、


 わけが、なかった。


 ったく……、ひでぇ話だ。


 残念で、ならない。




 この曲は。


 ぼくが聞いた中で。


 一等の、どストライクだ──。





「 アンティお姉ちゃん、すごい……っ! 」

「 こおりの、けんだぁあ・・・!! 」

「 私も、あんなの、やりたい! 」






 バカいえ。


 こんな貧乏くじに、


 成られて、たまるもんか。



 うおお・・・!!



 足だけでなく、


 時たま、手さえも使い、


 曲芸の(さる)のように、飛び跳ねる。



 地面から生えた氷柱(ツララ)は、


 シャラシャラと鬱陶(うっとう)しく鳴り、


 しかし、格好の道である。




 本当に、残念だ……。


 こんな、状況じゃなけりゃ──。


 久しぶりの音楽を、


 もっと、ゆっくり、


 楽しめたろうに────、、、



 ────なっ!!!





「 あれが……レター・ライダー……? 」

「 魔力が……切れないのかよ……!? 」

「 未来が、見えてるかのような、動きだ……! 」






「 # ──  …     」





 わかるぜ、先生?


 思いのほか、こっちが速くて、


 ちょっと、つまんねぇだろ。


 ははは。


 ざまみろ、だ。


 こちとら、逃げるに(かん)しちゃ、


 ちっとばかし、場数(ばかず)があんだよ。




 ぼくは、目を(ほそ)め、


 笑わないにしろ、


 仮染(かりそ)めの(ほほ)は、


 (わず)かに、(はな)やいだかもしれない──。  




「 ……笑って、る? 」

「 マトモな魔物は……攻撃、当たんねぇだろ 」

「 仮面、ホント仕事しねーな……! ぜったいアレ、美人だぜ 」






 だあってろ。


 仮面は自前(じまえ)だ。


 ()いそうな回転駆動(かいてんくどう)の後。


 (ぼく)(かれ)の、ひと呼吸が合い。


 刹那(せつな)、止まる頃合(ころあ)いとなる。




 言い様もなく、見つめ合い。


 (フタ)(ツノ)(あお)りが、


 見舞(みま)いにくる。






「 # ──よけるだけかね? 」


「 >>> ──くやしいのかな? 」


「 # ── ふん 」






 軽口(かるくち)が過ぎ、


 動き出した先生は、


 実に、脱力していた。


 勘違い、しちゃいけない。


 こいつが、怖い。


 力任(ちからまか)せに、キレる奴と、


 無駄な(ちから)(ワザ)から()ぐ者。


 どっちが厄介だなんて……、


 言うまでもない。


 先生は、


 座禅(ざぜん)()んでる、(ぼう)さんみたいな、


 実に、お釈迦(しゃか)さんじみた顔で、


 腕の()り子を使って、


 (ムチ)のように、水流を、()る。





「 マイお姉ちゃん、きれぇー……! 」

「 何なんだよ、アイツらはよぉ…… 」

「 まばたきが、できねっぞ 」





 ああ、くそったれ。


 ちょっと(あお)り返しゃ、コレだ。


 お茶目で見せる、太刀筋じゃねぇんだよ。


 せめて、青筋(あおすじ)くらい浮かべりゃどうだ?


 悟りをひらいた、お姫様みたいな、


 ツラ、しやがって。


 無知な高校生が見たら、


 100パー、ホレる顔で、


 ムチャクチャしやがる。 


 流石に、キツい。


 空気が……重いな。


 風が、圧が……、



 世界が、邪魔(じゃま)だ──……!!!




「>>>──ッ・・・!!」






「 紙一重かよ……とんでもねぇぜ…… 」

「 なぁ……、アレって、俺ら、タイマンで勝てる? 」

「 夢じゃねぇよな……? アレが、お芝居(しばい)ってんなら……俺はBランク辞めるぜ! 」







 少し本気になった、


 イカレ野郎の(わざ)は、


 やはり、エグい。


 反射的に、


 氷の斬撃を、


 放ちまくる。


 何か、大切な感覚を、


 置き去りにしてまで、()たかのような、


 得体の知れない、神業(かみわざ)だ。


 くそっ、、。


 つくづく、思う。


 風が、邪魔だ・・・!!


 風神(ふうじん)なんて、死んじまえっ!!


 空気が、速力を、押し返す・・・!!


 なんで、ぼくの動く、邪魔をするんだ・・・!


 耳を抜ける風の粘り気が、


 実に、(けが)らわしい・・・!!





「#──逃げ続けるから、そうなる」


「>>>おま──どの口が・・・っ!」






 ちっ・・・!!


 呼吸を合わせ、


 ()うように飛び跳ねる身にも、


 なってみろよ!!


 あぁ、じゃまだ。


 風が、おもい。


 バサバサと、マントが鳴る──・・!!!





「 よくやる!! バク転、しやがったぞ……!! 」

「 髪の毛が、光に見えるわ…… 」

「 すごい、すごーい・・・!!! 」






『────何が……☼』



 あら。




『────正しかったのでしょうか……☼』




 いま、しゃべっちゃう?





『────ギンガ殿の思考が:

 ────理解:できません……☼』





 まぁ、ねぇ……。





『────こんなに:チカラを(しめ)しては……:

 ────彼女たちを:危険に(さら)す:

 ────ことに:なりかねないのに……☼』





 わかるよ。





『────ローザに:止めてくれるよう:

 ────頼んだのです☼』





 どだった?





『────〘------勇者様を盗られた借りでも;

      ------返そうかなっ?☆〙……と☼』





 は、ははは……。






『────信じられません☼

 ────挙句(あげく)……:このような大波乱です☼

 ────私には:わかりません……☼

 ────まったく・・・☼』






 ──まぁ。


 そんな青息(あおいき)吐息(といき)な、

 さびしそうな声は、おやめよ。


 見なよ。あの先生の顔。

 深呼吸してるみたいに、穏やかだろう?


 アレは、つまり。


 悪ノリなんだよ。


 楽しん、じまっているのさ──。





『────:楽しんで……いる?☼』






 ──ああ。


 

 悪いコト、ってね……?


 残念なことに、


 "たのしい"、だろぅ?


 そういう、心が、あるもんなのさ。




 " なんで、いじめるの? "


 " どうして聞かないの? "


 " なぜ()められないの? "




 悪いことってのは、それにつきる。


 それを踏まえて、でも、怖いことだと、


 誰かに(さと)さなきゃあ、いけない。



 あの人は……それを、


 よく知っているだろうさ。


 なにせ、"先生"、だったんだから。





『────でも:コレですよ?☼』





 また、氷の斬撃を、()ける。


 やれやれ、なんて夜だ。





「>>>まったく……" たのしい "ってのは、厄介だ。理性が死んだ時、それは──何よりも優先される」


『────"先生"が……:聞いて(あき)れます☼』





 は、は、違いない。





『────ねぇ:カネト☼

 ────理性がトんで:感情のままになった時☼

 ────人は……どのように:なおすのですか?☼』


「>>>語り合ってみるかぃ?」


『────お食事の:お誘いは:

 ────失敗したかと☼』


「>>>はは、だったね」





 なら──……、


 " さいごのしゅだん "、


 ってか──。





 つーか、いい加減にしろ。


 そろそろ、目が回るんだよ──。






 ────きぃぃぃぃぃイイんンンン・・・!!






「# ──── 」


「>>> ……ふぅ 」







「「「「「「 ・・・・・・ 」」」」」」


「 イッパツも、もらってねぇ・・!! 」

「 狂銀も、すごい…… 」

「 クルルカンの、お姉ちゃん……大丈夫、だよねっ!? 」





 ひでぇ、注目度だ。


 穴があくぜ。


 クールなロックだ。


 部屋で聞きたい。





「#……とても、残念だ」


「>>>……おや、奇遇ですね」


「#……お前の伸び(しろ)は、お前の臆病(おくびょう)さによって、後ろへと、後ろへと育ってしまった」


「>>>あん?」





 思わず、素で返す。


 ちょっと、後輩ちゃん、うつったか。





「#……良い、剣士になったと思う。だが……お前は、そうなった」


「>>>説教のつもりかぃ?」


「#……すまないと、言っているんだ」


「>>> ……! 」






 ゃ、ヤロォ……!


 女のツラ借りて、


 何を、言い出してんだ!!







「#……私が、いなくなった後に……お前は、変わってしまった」


「>>>……当たり前だろ。どんな気持ちだったと、思ってんだ」


「#……そう、だな。だが、まだ、間に合うだろう?」


「>>> ? 」


「#……再教育してやろう、と言っているんだ」





 は、は、、、


 ははははは……!


 こいつァ……舐められたもんだ。


 それって、贖罪(しょくざい)のつもりですか?


 冗談ですよね?






『────どうしますか☼

 ────こじれましたよ☼』


「>>>……」




「「「「「 ・・・・・・・ 」」」」」

「「「「「 ・・・・・・・ 」」」」」

「「「「「 ・・・・・・・ 」」」」」

「「「「「 ・・・・・・・ 」」」」」

「「「「「 ・・・・・・・ 」」」」」







 周りの、視線がイタい。


 まったく、見世物じゃないんだぜ。





「>>>壊れたモノは、修理に出す。実に、正解だ……。でもね?」


『────:……?☼』


「>>>どうしようもなくなった時に……、人間は、やっちまう事がある」


『────聞きましょう☼』


「>>>ぶっ叩くんだよ」






 沈黙。






『────いいですね☼』






 まさかの賛同。






『────ひとつ:確認します☼』





 何かな?





『────私:怒っていいですよね?☼』






 ……。


 ……。


 黄金の、装甲が。


 (あわ)く、


 夜に、光っている──。






「>>>なんてこった……。やっぱり……」


『────?☼』


「>>>こいつは、いい曲だな」






 くく、く・・・!!


 こんなクールな、パンク・ロックは、


 ぜったいに、絵本の続きで、


 流しちゃ、ダメだろ?







『────録音していますよ☼』


「>>>アンタが(カミ)か?」


『────カミさんです☼

 ────さて……そろそろ私に:

 ────言うことが:ありませんか?☼』


「>>>ん……?」







「# ほぅ──。気を()らすとは、見くびられたものだ──」







 銀の踏み込みは、


 即座に、(そば)まで来た。


 油断していた、ワケではない。


 が、こちらは(かま)えを、とっていない。





 ポケットに手を突っ込みながら、


 スローモーションで斬りかかってくる相手を、


「>>>どーすっかなー」と、見ている状態だ。


 ちぇっ。




『────ねぇ:カネト?☼

 ────アンティの身体でいる限り:

 ────あなたの思考は:読めるんですよ☼』


「>>>ん?」


『────"風の神様"を:ヤッてはいけません☼』




 ぁ、ははは。




『────あなたが風を嫌うのは:

 ────単純に:

 ────" 空気抵抗(くうきていこう) "が、大きいだけです☼』



 ──……。


 それって──。




『────うるわしの精霊王は:

 ────あなたを寝盗られた腹いせに:

 ────向こうの悪ノリに:乗ったようです☼

 ────(むく)いは:必要でしょう☼

 ────あちらの王女さまにも:

 ────しっかり:見せつけてあげて:

 ────くださいね────?☼』




 あれ? クラウンちゃん?



 もしかして……。



 けっこう、バッチバチ、ですか?











 白銀(はくぎん) の 斬 撃 は 、


 黄金(おうごん) の 夢 に 、


 は じ か れ る 。


 な ぁ に 、


 お も し ろ く は な い 。





 た だ 、 そ れ が 。



 剣 で は 無 い 、 と。



 そ れ だ け の 、



 ハ ナ シ だ ──── 。







 ──ギィィぃぃぃぃイイんんん・・・っ ! ?







「#……!?」


〘------あっ……!?☆〙







 キンキンキン・・・!



  キンキンキンキン・・・!!




  オ     オ     オ     。






   ▽△

   △▽

  △▽

  ▽△▽△▽△▽

      △▽

     △▽

     △▽△▽△▽△▽

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          △▽△▽△▽

             △▽

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           △▽

    △▽△   △▽

      ▽△ △▽

       ▽△▽











 それは 多分。



 ── " 伝説(でんせつ)の、羽衣(はごろも) " だった。










「>>>(まく)は、もう──()らないな?」









 三角連(さんかくれん)の、黄金套(おうごんとう)が。





    時を 、 (また)ぐ。











よっ! 先輩、一張羅!!

(ノ≧∀≦)ノ.*・゜

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『はぐるまどらいぶ。はじめから読む』
― 新着の感想 ―
[良い点]  期待した通り魅せてくれるね。アンちゃんゴールデン・ストールVer.の華々しいデビューってわけだ。 [気になる点]  特殊スキルあるのかな? [一言]  クラウンの懸念も分かるけど、根幹ス…
2021/03/01 19:25 電悩過敏症
[一言] クラウンブチギレ? ハハッ、ヤべー
[良い点] 更新にょきっとです(◍•ᴗ•◍) [一言] 御伽噺の続きを……決して狂銀で時金に勝てない事を!見せてくれ! ( 'ω')ウオオオオオオオイアウオオオオオオオ!!!!!
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