パンデミカル・マリンズ さーしーえー
◆ 投稿が丸一日ズレこんだ詳細な流れについて ◆
※この前書きは、いつも通り
カバタレが血迷っている
だけですので、お急ぎの方は、
ニッコリ読み飛ばしてください。
(^ω^)にっこり。
え? 本文より長いけどって?
ははは! 目の錯覚ですよぅ。
① かば、数年間 放置していたMMORPG、
「アルケミア ストーリー」を起動する
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② 自キャラと嫁、
二人をキャラクリエイトできる仕様。
かば:「……これアンマイ作れるんじゃね?」
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③ 早速、見た目変更&リネーム×2を確保。
再キャラクリエイトを全力で開始する。
髪型パーツや身体の部位の大きさも変更可能。
元来、こだわり屋さんカバなトコロもあり、
アンマイ共に、異常な再現度を発揮する。
かば:「これはキてるぅ……!」
▼
④ 放置期間中に溜まっていた
無料ガチャ券で、なんと
王冠とティアラが発掘されよる。
かば:
「かっ、神引き過ぎへんか…?((;゜Д゜))」
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⑤ アクセも位置&大きさ調整ができるので
クラウンとローザの再現度も完璧満点膝栗毛。
マジやばたにえん。ちな残った無料ガチャで
ホットパンツと水色ワンピが出ましたけど?
かば:
「運命、仕事し過ぎとちゃうか…?(^ω^;)))」
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⑥ 私服バージョンのアンマイが爆誕せしめる。
気持ち、特撮レベルの火薬量ガチで。
どのファンの方が見ても納得のバ美肉乙。
アルストは推しの百合ップルを
再現するためのゲームであると真理を得るに
至るっつーか初期に手に入れたバスタオル装備
あるやんうわなんやコレてぇてぇが過ぎるぞ敵
倒したらマイちゃんがアンちゃんほめますやん
キキキ、キタァァ━━(゜∀゜)━━━━!!!
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⑦ かば、すべてのお使いクエストを無視し、
綺麗なフィールドで アンマイお散歩の旅に
出ることを決意する。
ごめぬ「原神」さん、たぶんしません<(_ _*)>。
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⑧ アルストはフィールドアクションと
エモーションの数量が狂ったようにある
のでスクリーンショット&観光ゲーとしては
鬼やな三年前リリースとは思えんグラやし
あっ乗り物にダブルベッドあるけど草ァ!!
これ…バスタオル装備と合わせて
無敵フラグですよね??
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⑨ ベッドに乗ったアンマイが縦横無尽に
世界中を旅行する。ヤツらは滑るように
やってくる。アソビモさん何故これを
実装した無免許百合運転やぞいいぞもっとやれ。
マジで怒られへんのなら活動報告に全ての
スクショを載せたいレベルで全てが尊史。
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⑩ スマホの電池残量が17%となる。
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⑪ かばはスマホじゃないと熱くなれないタイプ
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⑫ つーか20分もたん
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⑬ ( ˙꒳˙ )oh......。
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⑭ 全てを悟り、そっとワイヤレス充電器に
スマホを置いたのち、パソのゆうつべで
加賀美ハヤト氏のダクソ2動画を見つつ
ダクソ3のレベル上げを開始する。
以上となります<(_ _*)>。
※1380字
ほんとうに、ほんとうに
ありがとう、ございました!
+ ∩ ∩
●(ฅ˙꒳˙ฅ)●
※ 信じられないことに
こっからが本編です。
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さざ波ひろがる、白砂の家で、
俺は、生まれた。
ガキん頃から、海を見ていた。
何にもない所だったが、
この海だけは、誇らしかった。
素潜り漁師の親父が、
「海の底に火山があった」と言って、死んだ。
おかげで俺は、頭がおかしいヤツの、
息子ってことに、されちまった。
なぁに、バカなこと言ってんだ、親父。
海の底に、火山なんて、
あるはずが、ねぇじゃねぇかよ………。
唯一の誇らしい場所を、
まっすぐ見れなくなっちまった俺は、
荒ぶれ、彷徨い歩く日々を送った。
ケンカっぱやい毎日だったが、
たまに親父の優しさを思い出し、
それが、ふとした瞬間に、
俺から湧き上がるのを感じた。
俺をグレさせたヤツの血が、
何故か、仲間を集めていく。
皆は、俺をユニヘッドと呼んだ。
俺たちは、叫びたかった。
でも、方法が分からなかった。
ただ、叫んだだけでは、
バカ野郎だと思われるだけだと、
俺のウニ頭でも、分かっている。
ある日、クールな演奏をするヤツを見た。
俺たちにとっては、衝撃だった。
ナトリという街から来た演者で、
キャットをブレイクした弦楽器を弾いていた。
俺は、確信した。
そうだ……音楽に乗せればいい。
ミュージックで、叫べばいいのだ。
俺たちの、戦いと葛藤が始まった。
カネはねぇし、楽器なんて弾けねぇし、
そもそも、やり方が、分からねぇ。
見かねた村 唯一の鍛冶屋が、
ぶっ壊れた槍に弦を張り、
俺に、くれてやると言った。
俺の親父がとる貝で、
一杯やるのが好きだった、と言っていた。
俺たちは、積み重ねた。
練習し、理想を追い求め、
聞かせ、何とか金を貯め、
ガラクタから、音楽を作り出す。
皆の楽器を作る頃には、
仲間は、更に増えていた。
皆、"叫び方"を、求めていたのだ。
俺はヘッドになる気は無かったが、
皆、ヘッドは、お前しかいないと言った。
俺は、やみくもに走るしかなかった。
聞かせてみせ、感じ取り、
自分のソウルに響く音を、奏でるしかねぇ。
教会さんから、デカい話が来た。
黄金の義賊の劇の、音を奏でてほしいという。
ダメ元で声を上げたが、
なんと、採用だと言う。
マジかよ……。
台本を見たが、この大人しいセリフに、
果たして、俺たちの音楽が、
通用するだろうか……?
俺たちの話し合いはギリギリまで続き、
けっきょく、ずいぶん静かな曲に決まった。
何人かは、納得していないようだったが、
俺の顔を立ててくれたのだ。
正直に言う。
俺は、心のどこかで、ヒヨっていた。
俺は、真剣に取り組んできただけで、
それが、大衆に受け入れられるとは、
限らねぇと、よく分かってた。
ましてや、今回の主役は、
俺たちじゃねぇ……。
目の前にいる、マブいヨロイを着た、
あの、子猫ちゃんたちだ。
俺たちは、裏方だ。
わきまえなきゃ、なんねぇ。
失敗は、できねぇ。
俺は、ビビっているのか……?
迷いが弦をハネようとした時、
ぶっ飛んだ事が起こった。
オクセンフェルトが、
クルルカンに、
斬りかかったのだ。
俺たちは、唖然とした。
未来が、金属音と共に、動き出す。
まったく台本に無い、掛け合いが始まる。
まるで、モノホンのような、
狂い笑いを浮かべる、花の狂銀。
それを、小気味よい軽口で皮肉る、
黄金の義賊。
とても、10代の子猫ちゃん達から、
ヒネり出ているとは思えねぇ、
予測不可能な未来の、はじまり──。
「 ふ、ははは……! どうか、してるぜ……! 」
なんだ、このキモチは。
……おもしれぇ。
おもしれえ、な・・・!!
俺の、このウニ頭にだって、
わかりきっている。
コイツらは────、
こんなトコロで、
おっぱじめる、つもりだぁア・・・!
隣にいた、ソギンが、俺に言った──!
「──なぁ、ユニヘッド。
オレたちの、今のソウルを──、
信じてやっても、いいんじゃねぇのか──?」
──!
──。
……あぁ、そうだな!!
俺は、今のキモチに、
俺のソウルに、ウソは、つけねぇ。
いつだって、そうしてきた。
ダメなんだ。
こんな静かな曲じゃ、
俺は、納得できねぇ。
この、胸の高鳴りを。
俺の中の真実を。
俺は、表現しなくちゃ、なんねぇぜ──。
チャキ・・・!!
俺は、ランス・オブ・マリンダイバーを構えた。
「「「「 ……! 」」」」
バッグの連れ合い達は……、
すぐに、分かったはずだ。
この槍の構えは──俺が、酒を飲んだ後に、
よくカマす、ヤリ方だからな──……!!
「──はっは……! そー、こなくっちゃなぁ!!」
「オホホ……! オデ、ワクワクすっぞ!!」
「ふぅん? ひとかわ、むけたじゃない♪」
「祭りらしく、なってきたじゃねぇかよ……!!」
ぉ、俺は……。
俺は、ニヤけているのか……?
ハハハ……ハハハハハ!
なんて、こった。
目の前で、誰もが知る、
敵、味方が、睨み合っている。
俺のソウルの中に。
ワクワクと、ドキドキと、
説明できねぇ、激しいビートが、生まれる。
わかんねぇ……。
未来っつーのは、
どうなっていくか、わかんねもんだ。
世界は、ひれぇし、不可解だ。
さっきまで、ビビっていたのに、
いきなり奮い立つかもしんねぇし。
クルルカンとオクセンフェルトが、
いきなりドンパチ始めっかもしんねぇし。
海の底に……火山なんてもんが、
いきなり、噴き上がるかも、しれねぇぜ……!!
そうだろ──……?
親父────。
「 いくぜ、お前ら 」
「「「「 おうよ 」」」」
俺は、誓っていた。
約束だ。
必ず、俺たちが──、
お前たちの海に、
炎を、灯してやる。
──さぁ、始めようぜ。
「本当のロックってヤツを、聞いてきな──」
──ギュゥゥオオオアアアンンン・・・!!!
" 燃え広がる海 " は、火を噴くぜ。
((o(。>ω<。)o)).*・゜










