裸族専門対策チーム(カポゥ)
出すタイミングを逃した、
短い話です(笑)
※ニャンゴの名前、間違えてました(笑)(^_^;)
※前話にユービーちゃんの挿し絵を追加。
「ほーなの!?」
『C7:ほうなんにゃ……』
ミャナミが限界らしい。
もぐもぐ。
箱庭フォートレスの、ぶっ壊れた船体が、
まーた変なカタチで自動修復されているらしく、
その報告をニャーナから受けた時に、発覚した。
原因は、シーニャとかいう、
ネコミミ痴女のせぃらしい。
『C2:正直、手に負えませんみゃ……』
マイスナと、
箱庭ドロップの白玉餡蜜を食べながら、
痴女の身内から話を聞く。
「そ、そんなにヤバいの?」
『C7:幼女だからユルされにゃい事と……幼女だからユルされてたことがあんのにゃ……』
「もぐもぐ……なぞなぞですか?」
『C2:オクさま……そのまんまのイミですみゃよ!』
ちょっと何言ってるか、
よくわかんなぃけんども……。
ともかく、
素っ裸に白衣を羽織っただけの、
おっぴろげネコミミ妖怪が、
箱庭を、ちょくちょく徘徊しているようだ。。。
『C7:やっぱり、ヒトマエでハダカって気持ちいいんにゃ?』
『C2:ブふぉッ』
「きひっ……しばいたろけ! ナニをヒトのコトまっすぐ見て言うとんの──じゃいッッ!!」
「アンティの裸を見たヤツなんか、全員炭化させるよ」
マイちゃん、やめてぇー。
『C7:シーニャの肉体年齢が上がった理由は、ワタシらにも、よく分からんのにゃ……。んにゃが、服を着せる作戦は尽く失敗したにゃ。マイクロビキニもダメで……。風呂あがりとか、たまに白衣すら着てにゃい時もあんのにゃ。あいつアホにゃ……』
『C2:本当は、クラママや、クルパパに、お願いしたいレベルなんみゃが……。みなさん、クィクィさんのボディ改修で忙しいみゃし……。頼みの生徒指導室も、先生やローザさんまで駆り出されてるから、お手上げなんみゃあ……!』
ぬぉあー……。
どうやら止められる者がいなく、
箱庭で天災と化しているようね。
『C7:ミャナミのやつ……最近、深夜に"シルバーグレイ"で、ニャンゴに泣きついててにゃ……?』
──酒に、溺れかけてるッッ!?
『C2:言わずもがな、男のネコ兄弟チームは、接近されたら、サッ……と逃げるしかないのみゃ……///』
目の前から、裸体が歩いてきたらなぁ……。
「あいわかった。クィクィさんのニューボディは他の皆に任せて、アンタたち二人は妖怪シーニャをやっつけなさい。裸女が原因で身内の精神を壊させてたまるか。寝込みを襲ってでも服を着せなさい」
「あのふざけたニョロニョロの隔離は順調ですか?」
『C2:おえかきゴーストは、シゼツさんがヨシヨシしてたら、喜んでヒザの上に収まってるみゃ。なんか相性いいみたいみゃ。ペット的に』
『C7:不幸中の幸いにゃんな……。わかったにゃ! 何とかミャーツとやってみるにゃ! ところでドン! 同じ裸族として、人前でハダカを見せる精神状態を、参考程度に聞いときたいんにゃが──』
「──私が意図的に見せんのは、この女の前だけじゃ、ばーか!! シゼツにはペロペロキャンディ差し入れとけっ、ばーか!!」
「そーだぞ、そーだぞーっ♪♪♪
お互い、見せほうだいなんだぞーっ☆
つ・つ・み・か・く・さ・ず・・・ちゅっ♡」
『C7:いや、だって……にゃんかいか、箱庭側が見てるの分かってても、脱いでたにゃんかぁー!』
『C2:みゃはは、たしかに……』
「──チッ。次それ言ったら、二人で隠れてイチャコラしてんの、バラすかんな」
△△ △△
『『C2+7:──Σ(ⓛωⓛ;) Σ(ⓛωⓛ;)──ッ……!?』』
──そうして。
裸女専門対策班となり、
追い込まれた、ミャーツとニャーナによって、
とある"ビーム兵器"が開発されるのだが……。
ソレが、新たな波乱を巻き起こすことを。
今の私たちは、誰も、
知る由もなかった──。
『C7:ダメにゃ……子供ボディに、戻すしかにゃい……!』
『C2:ゃ、やっぱり……"アレ"しかないみゃ!?』
(*´ω`*)!?