カニと狂乱 さーしーえー
けっして かばたれは、
飲み会の話を書く才能が
あるワケやないんやよ……?
≧[ ゜д゜]≦
熊神:「ちったァ考えろォ、おまーよォ……。こうなるって、分かってたろォォー……!?」
金娘:「えぇっ……、ゃ……そなこと、言われても……ですねぇ……?」
萌殺:「──マジうめぇえええええてえええええええええええええ──っっっ!!!!!」
獣王:「──ガオオオオオオオオオオオおおおおおおおおおおおお──っっっ!!!!!」
姉乳:「──ちょっとおおおおおおおおおおおおおおおお!? このお酒もらうわよ!? あけるわよッッ!? いいわねっ!!?!?!?!? おゥぅるれぇええええ──ッい♪♪♪」
妹乳:「ハ、はフッ、ほふっ♪ ふぁふ♪ ふふふ……っ♪♪♪」
聖女:「お姉様……。この味、巨額の金を動かせます……」
幼官:「ん──っ♪♪ エコ、カニさん初めて食べたぁ! おいしぃんだねーっ♡」
白童:「ほんとうにすみません義賊さん、白ライスありますか? これはガマンやめます、ボク。え? ぁ、はい待ちます」
銃侍:「ふぅ……至福ナリ。ぁ、網とかあれば勝手に焼きますゆえぃ♪」
玉兎:「にょ、にょんやぁぁ……?(避難)」
花狼:「くゆっくゆーっ??(興味)」
熊神:「ふぅ……いいか、アンティ……」
金娘:「は、はぃっ」
熊神:「おれにも僅かに、クマの本能は残っている……食とは命だ。おれの中で食いもんは、けっこうなウェイトがあるんだぜ……。これがおま、食えなくなるなんて事が万が一ありゃァ……! おれは……お前たちを世界中から守らにゃあならねェ……!!!」
金娘:「は…………、はぁ……」
銀娘:「──ぅえ──いっ!! 腹を空かした、ゾクブツどもがーっ! 白ぉい・ご飯のお通りだーっ! かしずけ! うやまえ! もってけドロボーっ♪♪♪」
熊神:「おまっ♪ ドロボーはテメーの相棒だろーが、こんちくしょおおおお──♪♪♪♪♪」
金娘:「な、なんなの……!? この……クマらしからぬ、ハイなテンションは……? ん? ……、──ぅんッ!? ベアさんっ!? そッ、それっ、何ですか!? その後ろの空瓶ッ!? おあっ……、もう空けたんですかッ!? ラッパ飲み!? だっ、ダメですよォー!? いくら体が大きいからって、ガブ飲みしちゃあああ──ッッ!!!」
姉乳:「──ぷっっっふぁぁああああああ──ィィイ♪♪♪」
妹乳:「ぁ、お姉ちゃん、私にも少し♪」
姉乳:「おーゥ飲め飲めぇ!! 姉ちゃんの酒だーっ!!」
金娘:「な、なにを……言ってんだ、あの乳は……?」
萌殺:「な、なんだ!? このマジデカいのは!? ネギか!? マジでネギなのかっ……!? マジ・バケモンじゃねぇか……! おぉ……しんなり、トロトロぉ……。……パクっ。──まっ、マジうンめええええええええええええええ!!!??」
獣王:「ガオガオガオガオガオガオガオガオガオガオガオガオガオガオガオガオガオガオガオガオガオガオガオガオガオガオガオガブガブガブガブぶちぃいい──ッッッ!!!!!!!」
熊神:「──ぅぅううおおおおいいグオオオオオオオ──っ!!!!! ナニやってんだ・おま!! そのライオン止めぇるうぉぉぉおおお──!!! ぜんぶゥ食われちまうぞおおおおおおおお!!!??」
姉乳:「──らっ、ライオンてめぇえええええっ!!! 私のカニぃ鷲掴みたぁァ、いィィ度胸してんじゃねぇえかぁああああああ──!!!!!」
熊神:「すぐ入れろぉぉおおおお!!! カニ沈めろぉおおおおおおお!!! 無くなっちまうぞぉおおおおおおおおお──!!?」
金娘:「あの、落ち着きましょう……? ね……?」
銀娘:「カニさんパニックだねー。もぐもぐうまー♪」
熊神:「オシハ!! そこのギャップ・ライオンにゃータマネギでも詰め込ンどけェェ!! そこにデカいのあんだろ!! フタしとけ・フタぁあああああ──ッッッ!!!!!」
姉乳:「うるあああああああ!!!!! 草でも食ってやがれ、このガオガオヤロォーがああああああああ!!」
獣王:「──ガオオオオオオオオオオオおおおおおおおおおおおお!?」
聖女:「いいから、机から足おろせって……」
幼官:「り、リビお姉ちゃん……? もちろん、隠蔽のジェム、使ってるよね……?」
白童:「ははは、まずいなぁー。美味いがマズい。白ご飯の食べ過ぎで、ボク、死ぬかもしんない。ボク、おかず1に対してライス2なんだよねーっ♪♪♪ パクパクパクパク──」
銀娘:「へぃ、アミできたよー。こんなんでいーい?」
銃侍:「おぉ……。鎧下にも余裕で使えそうでござるなぁ……。あっソレお醤油でござる?」
銀娘:「これポン酢。こっちがショーユ」
銃侍:「な、にィィイ……!? 薬味も、既に用意されておる……だと……!! しゃぶしゃぶ・待ったナシなり……!!」
金娘:「ぅ! うぅ、う……! ひ、ヒキ姉えぇ……カニ、さばくの手伝ってぇええ……!」
妹乳:「ん? えぇ、いいですわよ♪ って、……何を泣いているんですの……」
金娘:「だ、だってぇぇ……! わ、私のお酒ぇ……お酒がぁ、ホームランバットみたいにィィ……!」
妹乳:「!? ──ちょっとォ!? お姉ちゃんと、ベア殿までッッ!? 酒瓶を教会内で聖剣のように振り回さないでくださいましっ!? プレミオムズ、クビになりますわよっ!? こっ、聞いてますっ……!?」
熊神:「はっはー!! うるせーっ!! おれは今、気分がいいんだーっ♪♪♪」
姉乳:「ひゃっほーぅ!! タダ酒、タダメシ、タダ接待だーっと!! ほぅれ、そこのロリビッチぃー♪ お酒つげよーぅ♪ 絵になんわよーっ♪♪」
萌殺:「モグモグモグモグモグモグマジ鏡みてからほざけや暴れ駄乳女がモグモグモグモグモグモグモグモグぅ──」
聖女:「エコ……あんな大人に、なっちゃダメよ……?」
幼官:「な、なり方が……わかんないよ」
金娘:「えと……私、歯車で殻剥ぐから、ヒキ姉は、この包丁、使って、ね……?」
妹乳:「こっ、これは──ッ!! い、いいんですの──ッ!?」
金娘:「とっ、特別だかんねッ!? ホント、家族だと思ってる包丁だかんね? 丁寧に使ってよね!? あと、ケガだけは気をつけてね、あと落とさないで、床に沈むから」
妹乳:「では、ど、どのようにカニを……?」
金娘:「ちょ、輪切りだけはガチで許さねぇ。んもぅ、タテに切りゃーいーのよぅ!」
幼官:「ねぇ……リビお姉ちゃん」
聖女:「もぐもぐもぐ、ずずーっ♪ んっ? なにぃ?」
黒鰐:『 ガルンガルン、がーるんるん♪ 』
幼官:「……エプロンつけた、黒いおっきなのが……お皿、片付けてくれてる……」
聖女:「……、……ほんとうね」
黒鰐:『 ガルンガルン! 』
幼官:「ひっ……!」
聖女:「おおぅ!? こっちきた……!」
黒鰐:『 ガルン……? がるんがるん! 』
銀娘:「なにー? このグラスに氷いれるの? はい」
黒鰐:『 がるーん♪ がるがるん! 』
幼官:「あっ……アリガ、とぅ……?」
聖女:「……お酒?」
黒鰐:『 ガッ……!? ガルーン!! がるがるがるぅ!=3 』
姉乳:「──ぬおっ!? なんだぁ、エプロン魔獣!? 私と、やろうってんのかぁーっ!?」
熊神:「がはっはっは!! いーぞいーぞ!! おっぱいのチカラ、見せてやれぇえええ──っ!!」
姉乳:「ぜったい私のほうが、エプロン似合うんだからなぁ──っ!!!」
黒鰐:『 が、がるーんぅ……!? 』
幼官:「これ……お酒なの……?」
聖女:「……ちびっと、飲んでみなさいよ」
幼官:「えっ……。つぷ……、……こくごくこく」
聖女:「おぉ……」
幼官:「──ぷはぁ! アップルジュースだった♪」
聖女:「よかったわね」
妹乳:「あ、ぁああアンティ……!? こっ、この包丁、ダメっ、国宝級! 殻、あんな、あんな手こずったのに……! 水! まるで……水、通してるみたい……!! 最高……!」
金娘:「いーから手元見ろバカぁー! アレ見ろアレ!!」
獣王:「ガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブ」
金娘:「……カニ、死すとも安息など無い」
妹乳:「ちょ、ちょやああああああああ──っ!!!」
銀娘:「こやってね。甲羅のお皿に、カニの死骸と……カニの臓物入れてね」
銃侍:「うむ、うむ」
白童:「ほぅ」
銀娘:「網でね、こやってね……醤油と、お酒入れてね……」
銃侍:「あぁ、これはアカンヤツでござるな……」
白童:「……白ライス、まだあります?」
銀娘:「網焼きでね……クツクツしてね……スプーンか、カニの死骸つっ込んで食べるの」
銃侍:「贅沢……極まりないで候……」
白童:「そっちの甲羅のも、一緒のヤツなんですか???」
銀娘:「こっちはチーズ入ってる。アンティが青のりかバジルぶっかけとけって言ってた」
銃侍:「からからからから……♪ 義賊──おそるべし……ッッ!」
白童:「どちらも、ご飯にかけたら天国にイっちゃうヤツですよねぇー???」
金娘:「ちがうちがぅ、刃を入れるのはソッチ側から……そーぅそう! そ、そ、そ、そぅそぅそぅ……!」
妹乳:「ふむふむ……こう、ですわね?」
萌殺:「ゲプ……たまにゃあマジ、メシで報酬もらうのも、マジイケてんなぁ……」
魔王:{{ あら、千年前は現物支給も多かったけれどね? ずずずーっ }}
萌殺:「ぁーマジっすか……──、、、って、まおおさまあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ──ッッッ!!!」
魔王:{{ こりゃーガルンっ!! エプロンで張り合ってないで、私にッッ!! バランスよく!! お野菜を!! おつぎなさぁ──い!!! }}
黒鰐:『 ガガっ!? ガルン・・っ!? 』
姉乳:「ふっ……! 今宵はここまでのようね……!!!」
熊神:「くぁーっ!! この出汁、マジうめぇーなぁー……!!」
銀娘:「エコたんとリビっち、ちょっとおいで」
聖女:「……??」
幼官:「……??」
銀娘:「これ食べてみ、臓物」
金娘:「えーっ!! そ、その2人には……カニミソはやくなぃ……?」
聖女:「……グロいですわね」
幼官:「…………ぞうもつ、なんですか……?」
金娘:「んー、お酒、どんくらいいった?」
銀娘:「こんくらーい。こーんな感じ」
金娘:「ふむ……うん。くさみは飛んどんな……。
ん、許容! 自由意ッ志!!」
聖女:「えええぇぇぇ……」
幼官:「これ、食べられるんですか……?」
金娘:「チーズグラタン好きなら、たぶんイケる」
聖女:「それなら……キライじゃないですが」
幼官:「グラタンがキライな子供は、いないと思いまっす……!」
金娘:「エコちゃん、それは極論よ……。マイスナッッ、レッツ、スプーゥン──!!」
銀娘:「しゅたっ、すでにここに」
聖女:「えっ、ちょ……、今?」
幼官:「ひえぇ……!」
熊神:「おっ、なんだなんだ?」
姉乳:「けらけらけら♪ 初体験ねぇー♪」
金娘:「ほーら、口あけな。あーん……!」
銀娘:「食べ物は臓物でできているんだー」
聖女:「お、お姉様の、あーん……!? くっ……ど、どうぞ!」
幼官:「ふ、ふえぇ……! ぁ、ぁあん……!」
魔王:{{ ……くすくす。平和的で、ステキな余興だこと♪ }}
黒鰐:『 がるがる♪ 』
聖女:「──ぱく……っ!」
幼官:「──あむ……っ!」
金娘:「……どーぅ?」
銀娘:「ドキドキ」
……………………………●▼≦.*・゜
聖女:「……、……──っ! く、クリーミー……っ♡♡」
幼官:「ん──っ♡ うまみぃぃ────っ♡♡」
金娘:「ほっ……。イケるクチだったみたい」
銀娘:「ゾウモツえらいなー」
玉兎:「にょきっとぉぉおぉ……(恐怖)」
花狼:「かんかん……(においがムリ)」
教会で飲み会すんなよ(笑)(^_^;)