表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
839/1216

オーバーキル? さーしーえー

これは連投になるんだろうか……。


あ、今回の挿し絵はリサイクルっす!(笑)




 ぼく達は、自分の仮面を拾い上げ、

 光が少し落ち着くのを待ち、


 そして、表情を覆うように装着(エクイップ)する──。




 ──おぅら、


 黄金の義賊の、おでましだぁ・・・!!




 ──きぃいいうおおおおん……ッッ!!

 ──ギィィあぁぁあンンン……ッッ!!




 少し、懐かしい、感覚がした。







挿絵(By みてみん)


金神:『>>>やれやれ──ショータイムかな!』

水神:〘#……くくく。子供向け番組のかね?〙







 ふん、そうならば、


 いいんですがね────、、、




          ……って、ぅおい?




 ……。




金神:『>>>……』

水神:〘#……ん?〙




 いや……。

 " ん? " じゃ、ないっスよ……。

 何、しれっと同時に実体化してんスか……。

 一応、意思確認しとくか。




金神:『>>>……止める気ですか?』

水神:〘#……何がだね?〙



 あれっ? 笑ってやがる……。

 あっ、刀持ってる……!!

 しかも、結晶のヤツじゃん!!

 これ……先生、止める気ねぇぞ。


 つーか、この人、もしかして……。

 ぼくより、やる気、

 マンマンじゃあなぃか……?



水神:〘#……く、く、く。どうしたのかね、カネトキよ?〙

金神:『>>>……あんた、ホンっト時々、おっそろしい顔で笑いますよね……』



 なんか、呆れていると、

 最前列で見ている子供たちから、

 早くも声援が送られてきた。



幼官:「く、クルルカンと、狂銀のユーレイっ……!!? ひ、ひいぇぇえええ……!?」

聖女:「まっ、まさか、ゴースト憑き……ッッ!? ここ、いちおー教会なんですのよ……ッ!?」



 まさかの先生ご登場で、

 確実に子供チームが恐怖しているな……。


 そっか、そうだなよぁ。

 ぼくら、ガチゴーストだもんなぁ。



水神:〘#……くっくっく。見ろ、カネトキ。子供たちが喜んでいるぞ?〙

金神:『>>>先生……仮面のせいもあるかもですけど、アンタ……今、すげぇ悪役っぽいです』



 チラリと、すぐ後ろにいるクラウンを見た。



陽神:『────ふふふ──☼』

金娘:「むにゃむにゃ……」

銀娘:「たらふくぅぅ……」



 ホッ、良かった……とても、元気そうだ。

 後ろで裸サンドウィッチしてる2人も、

 まぁ、この調子なら……大丈夫なんだろぅ。




熊神:「──ほぉう。男の……クルルカンと、オクセンフェルト、か。アンタ方が、そのよ──"先代"って事なのかぃ?」



 ……!

 ……本当に、知的なクマだな。

 こちらに半実体化して会話するのは、

 やはり、中々に新鮮な感覚がする。


 手を、ギュッ、ギュッ、と握る。

 お……鎧も、マフラーも、

 昔の……"あの時"の形が、

 そのまんま再現されていやがる。

 すごいな……。


 変な感動をしていると、

 クラウンと目が会い、口パクで言われた。



『──── お て や わ ら か に ♪ ☼』



 わーってるよ、可愛いな……。



 ──はぁ……。

 実を言うと、だ。


 頭じゃ、わかってはいるんだ。

 彼らには、彼らの立場があるんだろうし……。

 仕方なしに、

 今回のような状況になったってのは、

 ま、あるのかも、ってさ……?


 ぼくの方にも、

 至らなかった点は大いにある。

 自身も、反省すべきなんだろう。


 ──だが、それでも。


 怒った人間の頭ってのは、

 正論だけで、そうそう簡単には納得できない。


 そうだろう? そうだとも。

 ふふ……これは、経験談ってヤツかな?


 何回、そんなこんなで、殺しまくったか……。

 覚えていないくらいに、な──。

 ま、バチがあたって、

 見事に死んではいるケド。

 因果応報、ってヤツだ。



陽神:『────(にこにこ、キラキラぁ)☼.*・゜』



 でも、まぁ……なんだ。

 大切なモンが無事だと分かれば、

 だいぶ、溜飲って下がるモンだな……。


 あの頃の ぼくに比べたら、

 ずいぶんと、オトナになったって事なんだろぅ。

  

 いや……ぶっちゃけね?

 ついさっきまでは、

 怒鳴りつけてやろうかとも、

 思ってたんだけどさ──?



水神:〘#……く、く、く。こちらに構えるのも、気分が良いものだ……! なぁ……? カネトキよ……? くっくっくっくっく──!〙


金神:『>>> 笑 い 方 ァ ぁ…… 』




 この人、さぁー。

 ぼくが止めなきゃ、ダメっぽくなぃ?

 ヤベェよ……。

 先生の狂銀形態、アウトすぎんだろ。

 いや、刀の柄から、手ぇ離せよ……。

 流石、氷のボスキャラだ……。

 こっちの頭が冷えやがる。


 どうも、まったく予想だにしない方向から、

 ぼくは、冷静さを取り戻しつつあるらしい。




幼官:「ひえぇええっっ!? ぅぉ、オトナの狂銀が、笑ってるぅぅうう……ッッッ!?」


妹乳:「アンティたちの仮面に、このような……!」


熊神:「あのよ……ちょっと、そこの長髪のオッサン、止めてくれねぇか……。相当、ヤバい顔になってやがるぞ?」


萌殺:「ま、マジ、サイコ野郎じゃねーかぁ……!!」



 いや……確かに、

 ぼくも、そう思うけどサ……。



金神:『>>>……絵本の悪役なんだ。仕方ないだろぅ?』


水神:〘#……くっくっくっくっくっくっくっく! 怖くないよぉ、お嬢ちゃん……!〙




 アンタ、どうしちまったんだ!?

 う、うわぁ……。ホレ、見ろよ。

 目の前のお客さんが、失禁寸前だ……。




幼官:「ぶるっ、ぶるぶるぶるぶる……っ!!」


聖女:「ぁ、アブないですわぁ……!」



 オィ……見てばっかいないで、

 ぼくと協力して狂銀を倒してくれ。  



姉乳:「あっはは! 絵本と違って、仲がいいのねぇ?」


金神:『>>>──!』




 明るい声を上げた、女剣士に振り向く。

 ……。

 

 ま……正直に言うと。


 今回、一番ムカついてるのは、

 この女の態度だったりする。


 彼女は、腰に両手を当てて、

 胸を突き出しながら、言いやがった──。



姉乳:「──……それで? 許しては、貰えるのかしら?」


金神:『>>>……』



 ……うん。

 こーゆー態度だ。

 ……。



金神:『>>>……何故、ぼくが怒っていたのか、わかっているのかぃ?』


姉乳:「? 好きな人が危険に晒されたからでしょ?」



 くそ…………こーゆー態度なワケだ。

 めんどくせぇ。


 コイツは……ヘラヘラしてるけど、

 状況は、よく把握できてるヤツなんだ。


 恐らく……自分の失敗も分かった上で、

 笑っていられるタイプだ。

 ……ちくしょう。


 こんなヤツに、ぼくがブチ切れたら、

 まるで……こっちがガキみたいじゃないか。



金神:『>>>……よくわかってるじゃないか。まったくその通りで、ぐうの音がでないな』


姉乳:「……これでも、悪いとは思っているのよ? でも、こちらも未知の情報が危険であるかどうかは、調べる必要はあったわ」



 ……。

 …………。

 やれやれ、合わないタイプだよなぁ……。




金神:『>>>……アンタみたいなヒトは、どうやら苦手みたいでね。したたかな女だよ、まったく……』


姉乳:「あら……そうなの? 私も、絵本になった義賊さんが、こんなに可愛い男の子だとは、思わなかったわ?」


陽神:『────むっ☼』



 てめ……だいたい同じ歳のはずだろ……。

 あ、いや……200歳くらい、ぼくが歳上か……。



姉乳:「素敵な恋人さんね。頬、膨らんでるわよ?」


金神:『>>>うるせぇよ……』



 はぁ、いけない。

 どうも……性格的なレベルでは、

 この女に負けてるっぽい。


 くそ……怒りに任せて怒鳴ってりゃ良かったか?

 いや、もう遅いか……。


 まるで歳上のお姉さんに、

 負けたような形にはなったが。


 どうやらぼくは……、

 もう、そんなには怒れないらしい──。




姉乳:「これ」


金神:『>>>ん?』




 唐突に、姉剣士の方は。


 ミャーツ達が造ったアイアンソードを、

 ドン、と地面に立ててみせた。




姉乳:「とても、気に入ったの。運命だとも思ってる……。ね? 彼女たちの事を秘密にする代わりに、やすく、譲ってくんなぃ?」


妹乳:「お、お姉ちゃん……!」


金神:『>>>……、……』




 ……。

 当然、無礼な態度だとは思うが……、むむぅ。

 たぶん……これが、この人の魅力の、

 ひとつでも……あるんだろうよ。


 減らず口も、立派な生き様ってことか、ふん。

 ぼくは、クラウンちゃんの慎ましい性格の方が、

 だんぜん好きだけどな。


 ……。

 複雑に思ったが、怒鳴るような事はしないよ。

 が、そうだな……。


 せっかく、こちらの技術で造った剣をやるんだ。

 相応の実力が無いと、譲りたくはない。


 少し……試すとしよう。

 手の中で、ナイフを積層化する。


 すると、隣からも殺気のようなモンが走った。

 は、先生も、ヤる気だね。


 オーケー、腕試しだ。

 先生は、妹のほう、頼みますね────。





 もちろん、


 そんな本気では、しなかった。






 地面を蹴り、


 髪をあげ、


 後ろから、首を狙う。



 ──オーソドックスな、やり方だ。





 面白かったのは、

 

 先生も、相手さんの髪を持ち上げていた事だ。


 ははっ! 女性の髪を切ったら、


 後が、うるさそうですもんね。




 ──ぎぎぎいいいんんん・・・!!!




 ────鈍い、金属の摩擦音。



 予想通り、積層アナライズの金のナイフは、


 大きなアイアンソードの腹で、弾かれる。




金神:『>>>──うん。やはり、これくらいは防げるな』




 元の位置に戻り、素直な感想を言った。

 さすがだな。

 あんな大きな剣を、

 即座にナイフと首の間に、滑り込ませやがった。


 これなら……しょうがねぇ、

 譲ってやってもいいかな。


 そんな風に思っていると、

 何やら、周囲からの目線がおかしい事に気づく。



金神:『>>>……ぅん?』



 全員が、ソファやベッドから、

 立ち上がっている。


 いや……姉妹の剣士は、へたりこんでるな。

 ぇ……なんだ……?



姉乳:「……、……、……」

妹乳:「……、………、、……」


銃侍:「──マジカ殿。(それがし)のそばから離れるな」

萌殺:「なっ!? ま、マジなんだっ……急に? おっ!? おい……!? そんなっ……ギュウギュウ、すんなって……!? なんなのっ、マジでさぁああ……っ!?///」

銃侍:「良いから! 言われた通りに──頼む……」

萌殺:「へ、へ……っ!?//////」



 さっきまでヘラヘラしていた、

 両腕を銃器にできる、お侍さんが、

 魔女っ子を背に隠すようにして、

 こちらを睨んでいた。


 な、なんだよ……。



金神:『>>>どうした、急に、なんなんだぃ?』



 先生は、ぼくの隣で静かにしている。



熊神:「おまえ、今のは……」

銃侍:「やりすぎでござる」


金神:『>>>……何を言ってる?』



 手は抜いた。

 ちゃんと防御できる程度にしただろ。

 そりゃ、ちょっとは真面目にやったけどさ。



姉乳:「……」

妹乳:「……」


金神:『>>>何を、へにゃへにゃになってんだ??』



 コイツら、冷や汗をかいている……?

 目は、かっぴらかれている。

 先生を見た。



水神:〘#……くっくっくっくっくっく〙



 ……?

 どういう事だ?


 戸惑いが大きい。

 空気が変わってしまった?

 何やら、恐れられているようだ。

 そりゃ、こちとら"暗殺かぶれ"だが……、

 アンタたち、けっこうな実力者だろう。



金神:『>>>おい、本気は出していないよ。変な勘ぐりはよせって。何をビビってる?』



 目線が、イヤに厳しい侍に言ってやる。

 返礼された。



銃侍:「……恐怖して、当然であろう。其方(そなた)たちの業は……実際に人を殺して得たものでござろう。非常に……洗練されておる」


金神:『>>>否定はしないさ。だが、きみたちの方が圧倒的に強い。でっかい魔物と戦ったろ? ぼくでは、アレには勝てない』


銃侍:「そうではない……。お主たちは……対人戦では、恐らく無敵であろう。並では無い……。(それがし)は、目には自信があったが……先の初動は、全てを見逃した」


金神:『>>>……? よく分からない。彼女たちは、ちゃんと防げてただろう?』


銃侍:「そのように……見えましたかな? 思うに……あれは、とっさに防いだに過ぎぬ」


金神:『>>>……?? いや、防御って、そういうもんだろう。いい反応だ、ぼくは見たいものが見れた』


銃侍:「……お聞きくだされ、初代・黄金の義賊よ。(それがし)はAランクの冒険者であるが……その目から見ても……お主たちは、そう、言い表すなら……Sランクの剣技職と、Sランクの暗殺職が混ざったような存在だ」


金神:『>>>む……。それが、なんだっていうんだ』



 そんな、大それた実力は無いとは思うが。



銃侍:「人のカタチをしたモノの、隙や死角を、盗み斬ることに長け過ぎておる」


金神:『>>>そうだ、ぼくは弱い。弱者は、相手のスキルの溜め時間や、一番最初の隙をついて、やらなきゃいけない』


銃侍:「それは、弱さではない……。この部屋で、全員でお主と、やり合ったとしても……間違いなく、こちらは全滅するでござろう」



 いや、そんな事、しないだろ。

 なにを……怖がってんだ?

 え? 怖がってんだよな?

 なんだってんだ。



熊神:「キョトンとしていやがる……。ナルホド、常識が少し、トンでやがんだな……」


銃侍:「……懇願する。二度と、かのような攻撃をしないでいただきたい」

萌殺:「ぉ、おい、ちょ、お……///」


金神:『>>>大袈裟だな。きみ達なら容易く防げる。証明されたろ』


熊神:「あー……。わかりやすく言うぜ? さっきの、アンタらの"腕試し"の一撃はよぅ……。コイツらの剣士としての人生、経験と反射、感覚……全てを総動員して──"偶然"、防げたんだ」


金神:『>>>はぁ?』



 ……。

 いや、だから……。



銃侍:「聞け。先の攻撃を、もう一度、放てば……恐らく、彼女たちは受けられぬ」


熊神:「そういう事だ……わかっか、兄ちゃん? "すっげぇビギナーズラック"だった、ってこった……」


金神:『>>>……』




 実は、今もよく、分かんないんだが……。

 つまり、彼らの説明を鵜呑みにすると──。




 ぼくらは、今。


 うっかり彼女たちを、殺そうとした。


 そういう事か?




金神:『>>>……ちゃんと、さばけていたよ? 剣は譲ってもいい。経験が豊富なんだろう』


熊神:「あのなぁ……見ろよ、この震え上がった同じ顔をよぉ……。コイツらは今、死ぬとこだった恐怖に、ブルってンだよぉ……!」


金神:『>>>や、生きてっし。なんの心配があるのさ』


熊神:「だぁかぁらぁ、たまたまだったっつーの……!!」


銃侍:「……ぉ、お主は……お主が思うより、遥かに強く。こちらは、主が思うよりも、遥かに弱いという事を……理解して欲しいと、申しておるのでござるよ……」



 いや、そっちが強いと思うよ?

 え、そんなにギリで、防いでたかぁ?

 なかなか、上手かったけどなぁ……。



姉乳:「……」

妹乳:「……」



 ……。

 ちょっと先生、なに笑ってんすか。



水神:〘#……くっくっく、くっくっくっくっくっく……!〙


金神:『>>>……ぼくは、ウッカリってヤツですが……先生。アンタ、わかって やってましたね?』


水神:〘#……綺麗事を言っても、この子たちが危険な目にあったのは事実なのだ。実に腹立たしい。こちらも改善はせねばならんだろうが──ナめたクチを聞く小娘を指導するのは、先人として、当然だろう──?〙



姉乳:「 (びくぅッッ)

妹乳:「 (ひいぃ……!)



水神:〘#……何度、連続で防げるか試してやっても良いな? くっくっくっくっくっくっ……!〙


金神:『>>>アンタ……鬼畜野郎ですね』


熊神:「ぁー……頼む、クルルカン。その狂銀さん、止めてくれぇ。おれは、そこのおっぱいとは、まーまー付き合いが長ぇが……今のアレは珍しく、心から泣きかけてる」



 いや、確かに涙目にも見えるが……。

 ええ……ぼくが、おかしいのかぁー?

 つーか、悪いの先生だろ。

 確信犯じゃねぇか、この人。



 ──ポカッ。


 いって。

 わきばらを、小突かれた。



陽神:『────こらっ☼

    ────やり過ぎですよ:カネト!☼

    ────ぷんぷんっ☼』


金神:『>>>いや……っ、悪いの、ぼくかぁーっ!?』



 一応、かなーぁり、

 怒りは抑えたんだよぉ!?

 そんな……。


 だって……パッと動いて、

 髪もちあげて首狙っただけじゃん!?

 死角が一番守る所って、

 決まっているから防ぎやすいのに……!



白童:「いゃー……、寒気がしますねー。神さま以外にも、強力な召喚術をお持ちのようだー……」


獣王:「ガオっ……」


聖女:「最高峰のアサシンクラスの英霊召喚など、各国の王族が聞いたら、震え上がりますわ……」


幼官:「ガクガクブルブルブル……! ゆ、ゅ、ゆるして、くださいぃ……! 私が、悪いんですぅぅぅ……! びぇえええええええええええ」



 うわ、ちょっと泣いちゃった!?

 うわわ、クラウンちゃん!

 なんか泣いたから!



陽神:『────まったく:

    ────あなたは怒りっぽい所が:

    ────たまにキズだと言うのですっ☼』


金神:『>>>や……! そんな、行き当たりばったりには怒ってないだろぅ……!?』


萌殺:「神サンとクルルカンが、マジ痴話ケンカしてるぜ……」

銃侍:「……世界の真理を見たでござるよ」


聖女:「なんなの……お姉様たちって、死霊使いなのォ……!?」

幼官:「びぇええええええええ……!」


金神:『>>>うわっ……!? ちょ、泣くなってぇええ……! わ、わかった! もう、怒ってないから……! な!?』


玉兎:「にょわー……」

花狼:「くゆくーゅ」

獣王:「ガオーゥ……」


白童:「あ、初代クルルカンさん、子供には優しいんですねーっ!!!」



 やかましい。

 泣き止ますの、お前も手伝え。

 先生、こら、生徒が困ってんぞ。



水神:〘#……くっくっく。これくらいは可愛い指導の範囲だろうに〙


魔王:{{ いや……高速で女性の首の後ろ狙うとか、明らかに、やり過ぎだと思いましたけど…… }}


黒鰐:『 がるるぅー 』




 うぉう。


 よく見ると、魔王さんが、

 わがままボディで座ってらっしゃる。





萌殺:「ま、マジかああああああああああああああああぁぁぁ!!!??」


聖女:「──ッッ!?」


魔王:{{ うるさくて、眠れやしません }}






 やー。


 ……もう一悶着、ありそうだなぁ。






魔王と聖女ぉー(´^ω^`;)(笑)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『今回の目次絵』

『ピクシブ百科事典』 『XTwitter』 『オーバーラップ特設サイト』 『勝手に小説ランキングに投票する!』
『はぐるまどらいぶ。はじめから読む』
― 新着の感想 ―
[気になる点] どちらかと言うと自分たちのスキルレベル(経験値?)が下がったことに気づかないことのが大問題な気がするから八つ当たりしてるように見えてしまう
[良い点] 2人の属性組み合わせると… 某ゲームのグランドアサシンに‼︎
[良い点] 先輩の「俺、やっちゃいました?」は仕方ない部分ですかねー 全盛期の頃だと技術的には完成形だったとしても、肉体的には能力侵食によるデバフかかりまくってたろうし デバフ無しのフルスペックでの戦…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ