表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
833/1216

" エックスリザルト " さーしーえー

ぐおお前話のアンちゃんの挿し絵

低画質版で表示されとるやんけ!

ダメだスマホ壁紙としてトリムるには

みてみんかpixivで高画質版をだな!?


ハッキリクッキリ晴れ姿ぁー!!

((((;゜Д゜)))).*・゜








      長かった戦いが、


     終わろうとしている。







姉乳:「 わ あ ぉ お…… ! 」


妹乳:「 あの技って、あんなに …… !? 」


熊神:「ぁー……、ほんっと、すげーなぁ、オィ……」


白童:「いやー!!! これは絵本、バカ売れですかねぇー!!!」


萌殺:「ぁの、つーか……。マジ、ハンパなくね?」


銃侍:「──お見事っっ!! よもや、あのような奥の手を、秘めておられたとはっ!!」


獣王:「 ガ オ オ オ オ オオオーッ !!! 」



聖女:「は、ははは、はっ……。いくら何でも──……ちょっと! 規格外すぎや!! しませんかッッ!!!? お ね え さ ま ああああああああ──っ!!!!!」


幼官:「すごぃ……キックで、穴が空いちゃった! ぁッ!? ほ、ほらっ! 崩れてくよッ──!?」







 ……どどどどどどどど ぉ ぉ ぉ ・・・──。


 ────ずぅどぁああおおおおおんん……!






 崩壊を始めた、甲殻で(つくろ)った(ニセ)の女神は、


 その破片を、大地に落とすことは無い。


 天と地に、大きな黄金の輪が顕現し、


 ふたつ、穏やかに反回転しながら、


 まるで、ハンバーガーのように、


 ひび割れ行く、女神モドキを、


 亜空へと、サンドしていく。


 ゆっくりと、ゆっくりと。


 歯車は、全て吸い込み、


 物語は、閉じていく。


 やがて、重なる時。


 大きな怪異は、


 手品の様に、


 空に消え、

 

 朝日が、


 残る。






 天高く回転する、大きな、黄金の輪。


 太陽光を乱反射する、それは。



 幻のように────消えた。







 ── き ゅ ぅ う うおおん・・・── ─ 。




 ────── ── ─、、 。




 ──。





聖女:「 な に よ 、 あ れ ェ …… ! 」


幼官:「消えちゃったぁ……!」


玉兎:『『 にょきっとなぁーい♪♪♪ 』』


花狼:『『 クルォン、クルォン! クロゥン……♪ プシッ! 』』







 黄金の義賊が、天空を見あげ。


 満足感のある、ため息と共に、


 文句を、言ってやろうとした。

 




金娘:「はッ──! "女神サマ"、(えん)じンならなァ──…… 」


陽神:『────色恋沙汰くらい:知ってこい☼』


金娘:「──、……ぅんッ!? え"っ……!?」


陽神:『────あ:いや、……☼』





 真の女神は。


 黄金少女と、共にある。





金娘:「ちょ……ちょちょちょ! えっ……今のなに!? 今のナニっっ!? え"っ……!?」


陽神:『────なっ:なんでもないっ☼

    ────何でも:ありませんっ☼』


金娘:「いやッ、ぃやいやいやィやッ!! ナンでもないわキャーなぃでしょうよォ!? え、へへぇええッ……(笑)!? きひひっ! ヒトのッ──アンタ、ヒトのキメゼリフ盗った?? ねぇッッ!? チョット今の何よ、クラウンったら──!!?」


陽神:『────もうっ:しつこいですよっ!!☼』


金娘:「いやそりゃ! シツコクもなるってもんよ ねぇ!! ちょっと!? 聞いたっ!? 今のクラウンの、キメゼリフぅぅ──!!!」


陽神:『────ぁ:アンティぃぃぃいいい──ッ///☼』


金神:『>>>はぁ、さすがに疲れたよ……。後輩ちゃーん、そろそろ勘弁してやってぇー』


陽神:『────カ:カネト!☼

    ────そもそも:あなたが私をですねっ……!?☼』




銀娘:「わー。アンティたち、ケンカしてるねー」


月神:〘------ふぃー……☪︎.*・゜

    ------今回;ヤバかったのんなぁー……☆.*・゜〙


水神:〘#……うまく、いったのかね!? ゃ、やれやれ……〙


旧水:〘++++++上出来よ・先生! 良かった・バッチリ間に合ったわ……!〙





 楽しそうに会話をする神々たち。


 至高たちも、武器を下ろす。


 皆、深く息を吐く。







白童:「ぃやー!!! どーやら、おわったようですねぇー♪♪♪」


銃侍:「いやはや……仏門も覚悟したでござるが──未来は、わからんものでござるなぁ」


萌殺:「てか、あのさぁ……。ウチ、マジでコレ、元に戻んないんダケドぉ……?((;º言º))マジで……??」


獣王:「ガーオガオ、ガオガオガーオガオ(はげまし)」


熊神:「はぁー。なァ……やっぱよぅ? 他の国の、英雄サンかなんかなんじゃ、ねぇのかぁー?? ホラ……顔とか隠してっしよォ?」


姉乳:「うーん……それは──どうかしらねぇ??」


妹乳:「──アンティ!! マイスナさぁん!」






 ヒキハ・シナインズを筆頭に、


 金と銀の乙女へと、


 近づく、至高たち。





 すると──、


 ────空から、人影が降り立つ。






 ──── ダ   ン  ッ ッ ッ ・・・ !!






妹乳:「──ッッ!?」





 大地に突如、降り立った、

 エックスの、メガネ・・・!


 それは──、

 バール・モンキーの親分であった・・・!

 




兄猿:「 …… 」


妹乳:「 っ!? なんて、ヒトに近い体なの……! 」





 アンティ・クルルの、すぐ目の前に立つ、

 明らかなユニーク個体のバール・モンキーに、

 ヒキハは警戒し、剣へと手を伸ばし──……、




金娘:「  待 ち な !  」


妹乳:「 ──!? 」




 義賊は、後ろに手をかざし、

 思いやりの剣士を抑止する!




妹乳:「ぁ、アンティ……、しかし……」


姉乳:「ヒキハ、大丈夫よ── 」





 至高たちが、後ろで見守る中。


 黄金の義賊と、サルの大将は、


 じっと、向かい合う。


 そこに、狂銀の娘と、


 小さな、お猿が、トコトコと近づく。





銃侍:「気づいておられるか」


熊神:「ああ。後ろの森の木の上に、随分と集まってやがる。だがよ──」


銃侍:「──うむ。敵意は感じぬでござる。じっと、こちらを見ておるなぁ……。ふーむ、こんな事は初めてでござる」





 見ると、ボスザルの後ろの森には、


 たくさんのバール・モンキーが、


 集まっていた。


 無数の、東の猿の魔物たち。


 だが、静かだ。


 一切、音を立てず、


 そっと──こちらを、見ていたのだ。

 




金娘:「……」


兄猿:「──……」


銀娘:「みんな、助かったね」


爪猿:「ウッキッキ♪」





 両手が爪の、小さな、おサルが。


 ボスザルのそばに寄り添い、


 行儀よく、座った。





金娘:「 ──、……あんたの 」


兄猿:「 ! 」





 アンティ・クルルは、


 言葉にする。





金娘:「 あんたの大事なモンは、届けられたかな? 」


兄猿:「 ──……! 」


銀娘:「 ふふふ── 」


爪猿:「 ウッキぃーっ♪ 」






 彼は──弟分のサルを見る。


 この小さな勇気がいなければ、


 もしかしたら、と──。





兄猿:「……、── 」





 言葉など、通じるはずは無かった。


 エックスメガネの下、


 彼の表情は、読めない。



 だが────。





兄猿:「 ──キ 」





 ボスが、巨大なバールを持つ方と、


 反対の腕を、天へと、伸ばす。


 後ろの、森の仲間から、


 ある物が、投げ入れられる──。





妹乳:「──……!」





 ヒキハは、一瞬、警戒したが、


 それは、攻撃とは、違った。


 お猿の(おさ)は、


 それを見事に、キャッチする。





姉乳:「ぁ、あれって──……」


妹乳:「ははっ。ぜんぶ、バナナね──」






 バルニキが手に受け取ったのは、


 バナナの果実の……"集合体"である。


 バナナの木から、


 そのまま食えるところだけを、


 まるまる、頂戴(ちょうだい)したかのような。


 すごい、量だ。


 100本は、ある。


 黄金の、ファミリーバナナである──。






兄猿:「──」





 右手には、バナナ。


 左手には、バール。



 彼は──────、、、……。





兄猿:「 ──キィっ! 」





 ──ブンっ、と・・・!


 バナナは、


 アンティ・クルルへと、投げられる──…>!





金娘:「──ぬ"ぉあ……ッ!? ぅお! っとっとっと……ッ!」





 さすがに驚いた黄金の義賊は、


 人生で初めて投げ渡されたバナナを、


 ガッシリと、受け止めるのだった!





兄猿:「──……」


金娘:「び、ビックリしたぁ……、あによ、コレ。くれンの……? めっちゃ、あるわよ……?」


爪猿:「キッキぃー♪」






──────────────────────


 《 デラックス・ファミリーバナナ(大) 》


  を てにいれた!●▼●.*・゜



  バナナコレクター   1 / 30


──────────────────────



     




 少し、後ろの森が、騒がしくなる。


 東のバール・モンキーたちは、


 嬉しそうに、カニの脚や肉を、


 しこたま、抱え込んでいたのだ。





陽神:『────食料に:するようですね☼』


金神:『>>>へぇ。カニ食べ放題とは、羨ましいモンだねぃ』


金娘:「む、ちょっとは私たちの分も、残しといてよ?」




兄猿:「──キ」


爪猿:「……! ウキウキ」




金娘:「っ! ……」






 爪のお猿が、

 アニキザルの脚に、

 器用に、しがみついているのを見て。


 アンティ・クルルは、

 もうすぐ、サル達が、

 去るのだと直感する。



銀娘:「バイバイ」

爪猿:「ウッキー♪」


金娘:「……」

兄猿:「──」





 そして、最後に。


 無表情だった、バルニキの顔に、


 変化が、おこる──。





兄猿:「 キ── 」


金娘:「……!」





 ──笑っていたのだ。




 侮蔑ではない。


 戦友に送るような、


 イタズラっ子のような、


 ニヤリとした、"笑い"──。





 彼は、ひと言だけ。


 クールに、残す。




陽神:『────ぁ──:☼』






 慌ててクラウンが起動したデバイスは、


 正しく、翻訳する────。









挿絵(By みてみん)


兄猿:「 ……ウッキウキ♪ 」

────────────────────



   じ ゃ あ な   兄 弟



────────────────────




「「「「「


    ウキキッ♪ ウキキッ♪♪


    ウッキウキぃいいいーッ♪♪♪♪♪


                  」」」」」







 サルの大合唱が、響き。







 ── ザ ・ ン ッッッ ・・・!!!







金娘:「 」






 ────サルらは、去った。










金娘:「……」

銀娘:「行っちゃったね……」

 




 それは、見事な、消えっぷりで。


 目にも止まらぬ、去り際だった。


 全ての、サルが去った朝の森で。



 ──アンティは、ポツリと言う。






金娘:「 ……私は、メスだ! バカヤロぉーッ!! 」






 森の陽射しは、とても穏やかである。





金娘:「 ちぇ……! だぁーれが、兄弟か……! 」

銀娘:「 よしよし♪ アンティ、よしよし♪ 」


月神:〘------魔物にも;旦那さんだと思われてるのんな──☆〙

水神:〘#……コレ、やめないか……〙


金娘:「しばくぞ精霊王」





 彼女たちが、クルリと振り向くと。


 至高たちは、にやにやと、


 そして、やれやれといった風に、


 こちらを見ている。





金娘:「むむっ……///」





 その様子に、


 少し、照れながら、


 義賊は、言うのだった────。







金娘:「

     あ──……、……。

     バナナ、(もら)いましたケド……、

     ……山分けします?

                   」




熊神:「はっはははは……!」


聖女:「はぁー……。ど──やったら、絵本から出られるのかしら……」


幼官:「たっっべるぅー♪♪」








 報酬は、山分けだ。


 協力プレイの、基本である。






 それは。


 勇敢なる者たちへの、


 天の恵みである────。

 











      ☬ レイドクエスト ☬

 ▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩

 □                   □

 □   ホールエルの街を防衛せよ!   □

 □                   □

 ▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩




 ▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩


 ▩▩▩ ▩   ▩▩▩ ▩▩▩ ▩▩▩ ▩

 ▩ ▩ ▩   ▩   ▩ ▩ ▩ ▩ ▩

 ▩   ▩   ▩▩▩ ▩▩▩ ▩▩  ▩

 ▩ ▩ ▩   ▩   ▩ ▩ ▩ ▩

 ▩▩▩ ▩▩▩ ▩▩▩ ▩ ▩ ▩ ▩ ▩


 ▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩




  ──経験値を取得しました!▼



 ● PL ●

 ❮ SD ❯ アンティ・クルル

 ❮ SD ❯ マイスナ・オクセン


 ❮ Lv.66 ▹▸▹▸ Lv.73 ❯ ヒキハ・シナインズ


 ❮ Lv.69 ▹▸▹▸ Lv.74 ❯ オシハ・シナインズ

 ❮ Lv.79 ▹▸▹▸ Lv.83 ❯ ベアマックス・ライオルト

 ❮ Lv.75 ▹▸▹▸ Lv.82 ❯ ゴウガリオン

 ❮ Lv.67 ▹▸▹▸ Lv.73 ❯ ヒナワ・タネガシ

 ❮ Lv.82 ▹▸▹▸ Lv.89 ❯ マジカ・ルモエキラー

 ❮ Lv.95 ▹▸▹▸ Lv.98 ❯ ユユユ・ミラーエイド


 ● ST・SA ●

 ❮ Lv.22 ▹▸▹▸ Lv.38 ❯ リビエステラ

 ❮ Lv.19 ▹▸▹▸ Lv.25 ❯ エコープル・デラ・べリタ


 ❮ Lv.333 + AP 1000 ❯ ウサマルオーブレイズ

 ❮ Lv.99 + SP 1000 ❯ トレニアイズカーバンクル



 ▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩


 ● 共通報酬 ●


 ❮ カニ肉(特上) ❯    ✕ 500

 ❮ カニメタル ❯     ✕ 500

 ❮ クラブの魔石(特上) ❯ ✕ 500

 ❮ カニのパン ❯    ✕ 50 


 ※フィールドから拾い集めてくださいね!▼


 ▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩


 ● パーティリーダー報酬 ●


 ❮ スキルダイレクト ❯ 効果が発動!▼


 ❮ 電鎖歯車法:Lv.3 >>>> Lv.8[+1] ❯


 ❮ スキル上限無効 ❯ が解放されました!▼


 ❮ わーぷどらいぶ ❯ を取得しました!▼


 ▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩


 ● サブストーリー解放 ●


 ──以下のストーリーが解放されました!▼


 ❮ BANANA・X ❯

 ▽ある日、東の冒険者ギルドに現れたのは……?


 ❮ 優しき賢者、バールクロー・ハヌマーン! ❯

 ▽森で、爪を持った頭のデカい白猿に会ったら……


 ❮ 勇者のお墓の??? ❯

 ▽エルフの村のお墓で、幽霊が目撃されたんだって!


 ❮ Qちゃんのヒミツ ❯

 ▽前の水の神様は、何やら秘密が多そうで……!?


 ▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩


 ●トロフィー●


 ──以下のトロフィーを取得しました!▼


 『 カニ食べ放題 』

 『 おれたちゃなかま 』

 『 エックスの誕生 』

 『 七壊絶殺 』


 ▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩▩



 ──ここまでの進行をセーブしますか?



  ▼はい    いいえ




 ──セーブしています・・・▼



 ■■■■■■■■■■■■■□□|




 ──セーブが完了しました!≧▼●.*・゜




  



 ──ドライブの本体が熱くなっています!▼


 ──電源をオフにします!▼




 ≧▲≦ ゴメンねー!!▼





 ブゥン……。








 ──|








(´◉ᾥ◉`)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『今回の目次絵』

『ピクシブ百科事典』 『XTwitter』 『オーバーラップ特設サイト』 『勝手に小説ランキングに投票する!』
『はぐるまどらいぶ。はじめから読む』
― 新着の感想 ―
[良い点] ギガなドリルをブレイクしたくなる
[良い点] niceなリザルト [気になる点] カオコ様がオチャメすぎる [一言] 一読者として応援させてもらってます
[気になる点] プレミオムズの中でマジカのレベルが元々上から2番目なのに一番レベルの伸びが良かったってことはパーティプレイでもキルボーナスみたいなのがあるのだろうか…ゲームだとギスギスし始めそう…(´…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ