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マジなイキサツ さーしーえー

◉コミックス第一巻、

 よろしくお願いします!(ノ≧∀≦)ノ.*・゜



●今日のマジふにゃホラー●


①引越しの時に、密林由来の未開封のダンボールを見つける

  ▼

②外国の箱で60cmくらい、かなり細長い。「んだコレ……」

  ▼

③開封したら、かなりデカめの球体関節人形。そういや昔、こんなの頼んだような……。

  ▼

④服を着せたら普通に美人。「エマさん」と命名。

  ▼

⑤ちょうど良い輸入品の小さな置き物の椅子に座らせて、本棚の横のテーブルに置く。良き。その後、かば就寝。

  ▼

⑥真夜中に、ふと起きると。ベッドのすぐ側の作業台の机(IKEAのデカいやつ。はぐどらの挿絵はこの机で描いています)にエマさん腰掛けて見下ろしていらっしゃるるるるるるるるる

  ▼

⑦恐らく恐怖のあまり失神

  ▼

⑧起きたら元の本棚のテーブルの椅子にいらっさる。夢であると信じたい



(((((((´・ω・`)))))))





 ──ホウキが、マジ逝キしやがった。




猫二:『C2:杖を……ひろってほしいんみゃ!』




 リスクのジイ様のメンテ途中で、

 マジ、かっぱらって来ちまったかんな……──。


 ウチは、飛行と魔法、

 どっちにもマジ魔力、流しまくるから、

 装備には、マジ負担がかかる。


 ホウキが、バツンといった時には、

 もう、マジで手遅れだった。


 ホウキが、マジ草の束になる直前に。

 何とか、ウチは────、



 ────その、杖の前に、たどり着いた。





挿絵(By みてみん)



 オ  オ  オ  オ  オ  ォ  ォ  ── 。 






萌殺:「まッ……じっ、か…………よ……、……ッ!」





 ホウキの残骸のうえで、マジ、足が震えた。


 冷や汗が、マジ止まらねぇ。


 マジで……なんでこんなモンがあんだっっ……!?


 ぞわぞわと止まらない悪寒が、


 マジ、内股(うちまた)から始まって、


 ぷにぷにの腹をつたい、


 真っ平らな乳の上をはしって、


 首の後ろから登り、


 何かが通り抜けるみたいに、


 頭のテッペンまで流れた。


 マジ、エグい……。





 ──黒い十字架は、


 ウチを誘うように、


 浮き上がっている。





 悪寒の後を追いかける、


 マジで謎の、高揚(こうよう)感────。


 からだが……あつい。


 おいぃ、猫ぉお……っ!


 マジでウチに、コレに触れろってかぁ……!!




猫二:『C2:お、お願いしますみゃ! だ、大丈夫みゃからぁー!』




 大丈夫なワケ、マジないからな……。


 これ、マジ世界を滅ぼせる杖だぞ。


 半分、魔族の血ィ入ってるし、


 マジ、ビンビン感じてっから……。




萌殺:「マジ、ありえへん……」




 ホウキはマジ、足元で草になりかけてる。


 あ、もう草なってるわ。マジ草。


 マジな話……この夜を切り抜けるには、


 マジ強力な装備は必要不可欠だわな……。


 ウチは、杖よりかは、マジでホウキ派やけど、


 背に腹は……変えらんねぇ──。




萌殺:「ひ、ひいえ……」




 なんか、マジ言い様のない不安と、興味で。


 ぷるぷると震えながら、手を伸ばし、



 杖をにぎる──。







 ──ぎゅむ……!







 マジ、問われた気がした。








{{  ──世界を、壊したい?  }}








 マジな話すると、空耳だったんだろ。



 たぶん、言われたワケじゃねぇんだ。



 杖を握りながら、感電したみたいに、



 ウチは、ありもしない問いに震える。



 マジで……この杖は……ダメだ。



 マジ……逸脱(いつだつ)してる。



 マジ、恥ずかしいけどよ、



 マジ、オトンとオカンの顔が浮かんだ。



 マジ、シビれながら、




 それでも、




 ウチは────独り言を、




 返答(かえ)す──。






萌殺:「ウチはッ……、……、そこまで、世界が嫌いじゃねぇ……!!」





 杖が、震えている。





萌殺:「たとえ……マジウチがハンパモノだったとしても……さいごまで、だれもうらまずに、死んでやらぁ……!」





 マジ、何を言ってんだ、ウチは。


 杖の力に圧倒されながらも。


 妙な声が、心に響く。







魔王:{{ ──? ふふ、貴女、妙な事を言うわね }}


黒鰐:『 がーるがる♪ 』







 しゃ……、しゃべった!!


 今のコレは……たぶん、マジで、


 しゃべったんだ!






魔王:{{ ──。魔族の血脈も、今では、そのような事を言うのね。いいわ、気に入った }}


萌殺:「う、ウチは──」


魔王:{{ ──貴女の持つ本来のチカラ、少しだけ、引き出すわよ? }}


萌殺:「──へ?」







 ──────で。




 ウチ、爆発。




 ポンっ、チュっ ポン。




 目の前にひろがる、




 マジ、ピンク色のスモーク。




 何だコレ……魔素の一種なの、か……ッッ!?




 ん、少し杖、小さくなったか……?




萌殺:「あ、あれ……?」


猫二『C2:──ミ"ャッ!? そ、そのお姿は……!?』









 そして、侍が来て。


 ウチが、まずしなければ行けない事。



 それは────。





 ──────マジ、口止めである。






萌殺:「──うわぁああああんんん──……!! ひ、ヒナワああ……!! マジ頼むからっ……! こ、この姿のことっ……!! ほかのヤツらには、マジ言ィわないでぇぇえええ……!!//////」


銃侍:「からからから♪ いやいや、何を恥ずかしがる事があろうか! このような立派なお姿……! 萌殺シ家当主様も、ご覧になったら、さーぞ、お喜びになると思うでござるよ♪」


萌殺:「──マぁあジ、バぁっキャロおおおおおおおめぇえええええええ!! こぉおおおんな姿、オトンにマジ、見せりゃれッかぁあああああ──ッッッ!? おまっ、こっ……もう、マジ……全然、ウチがッッ、跡形もねぇじゃねぇかあああああああああ──!!!」




 ──ふにゅっ!


 うおっ、マジ、何だこれ!?


 おっ、チチ!? これチチかっっ!?


 ひいぃ! なんか手足もなっげえ!!!


 き、キモチワリ!! マジきもちわりっ!!


 ウチ、けっこーあの体、気に入ってたんだぞ!?


 これマジ、元に戻ンだろぉぉなぁぁああ!?


 し……視界がッ、マジ高いぃぃ……!


 か、顔! 自分の顔は!?


 マジどうなってんの!?




萌殺:「ひっ、ヒナワ……っ!? マジ、手鏡とか持ってねぇ!?」


銃侍:「これこれ……マジカ殿! 今は有事・真っ最中でござる。我慢なされよ……。なぁに、安心めされい! 抱けるレベルには、ちゃんと可愛いでござるって」


萌殺:「おっ……────おあああええええッッッ!!! ドサクサに紛れて、マジにゃーに言ってやがんだああああああああ──ッッッ//////!!?」



猫二:『C2:あの……はやく行かないとみゃ……』

猫五:『C5:まったく、ヤレヤレだにゃ──』



魔王:{{ おらー。話きけ、暴れるぞこんちきしょー }}

黒鰐:『 がるぅーぅ 』






 ──で。


 マジずっきゅんカニさんが出て。


 魔王様が、作戦マジ説明しました。





 はーい、マジしんだー。


 ウチつんだー。





活動報告に……


エマさんの画像、のせときますね……



(;º言º)自己責任な

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― 新着の感想 ―
[良い点] やっぱり魔法少女は変身しないとですね。 魔法少女と言うより魔王少女の方が合ってるかも? [一言] 魔王:{{力が…欲しいか…}} 萌殺:「ひ、ひいえ……」
[良い点] イニィさんがカッコイニィさん状態をキープしてる!そんなバカなっ!? 魔王様に気に入られたんだからオカンには胸張って報告するといいよ!オムネがあるうちに! [気になる点] エマさん<お、新し…
[良い点] マジカマジ頑張れ [気になる点] うさ丸の到着まだかなー [一言] エマさん、どうか温かく見守ってくださいますように
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