シンにモエをコロすモノ さーしーえー
みてみんメンテの前に、
心に焼き付けるがァヨイサ乁( ˙ ω˙乁).*・゜
──世の中、わからん事だらけでござる。
猫五:『C5:リロードは、こちらでやるにゃ。ヒナワ殿は──タマをアテる事だけ、大切にせよ』
銃侍:「ふ、む……」
……わからん。
わからん、わからんのぅ。
某の肩にチョコンと乗るは、
黒き帽子の、黄金猫──。
面妖なれど、言葉は通る。
悪意、微塵も発せられず。
猫五:『C5:戸惑うにゃろうが……オレは味方である。安心されませにゃ』
銃侍:「──ふ、承知」
心強くすらある、眼光の鋭き猫。
刀の切っ先を"帽子"と呼ぶが、
ふふ……それは興が乗り過ぎたか。
さて、火は灯っている。
考えるより、まずは走るか。
猫五:『C5:髪を燃やし、弾とするにゃか』
銃侍:「お恥ずかしながら」
猫五:『C5:にゃむ……にゃるほど。髪をアナライズ化し、それを消費する際に、炎上現象が発生するにゃか』
銃侍:「ふ、む……?」
猫五:『C5:ヒナワ殿よ、朗報にゃ。その髪の消費、抑えられるやもしれんにゃ』
銃侍:「……」
正直に言うと、
わからんまみれでござる。
が……この猫の眼光。
嘘偽りを鳴くものではごさらぬて。
猫五:『C5:オレ達が開発途中のデバイスに……"髪を自由に伸び縮みさせる"、というモノがあるにゃ』
銃侍:「──むむ……っ!? "でばいす、……という物は、わからぬが……。何故に、そのような……?」
猫五:『C5:オレらのボス達が、髪型を楽しむためであるにゃ』
銃侍:「な、なん、と……。で、では……? よもや……アンティ殿と、マイスナ殿のために──?」
猫五:『C5:──待て。今、介入するにゃ』
銃侍:「──……っ!!」
某の束ね髪の火の粉に、
パチ、パチ、と。
たびたび、輝く淡い蒼が、混ざり出す。
はて──……と思うた刹那。
燃ゆる髪──、
一尺ほど、伸び賜る。
──この、驚き。
言葉に、成らず。
銃侍:「──な……」
猫五:『C5:喜ぶにゃ、ヒナワ殿。実質、弾の制限は無くなったにゃぞ』
銃侍:「……、……」
今ほど、エコープル殿に、
そばに寄うて欲しい時は、あるまいな……。
ボォボゥと燃ゆる髪は、
確かに……伸び足された様に見受けられる。
猫五:『C5:ヒナワ殿は、両腕を銃に化かすか。実に面白い武装であるにゃな』
銃侍:「……お褒めに預かり、恐悦至極」
まだ……、現を……。
少々……受け止めきれぬ。
猫五:『C5:む、どうやら痛覚は非常に鈍いようにゃ……。トランスジェネレーターの様な部位があるが、少々、不効率のようだにゃ。改良しても?』
銃侍:「……お任せいたそう」
──ガチャ……、きゅぅういいいんんん・・・!!
──カチ、ガチん。きゅるる……!
言うと同時、腕の銃身が外れたが故、
流石に苦笑いが浮かぶは道理。
銃侍:「は、は……。真、語るより奇なり」
猫五:『C5:アナライズ弾を装填できる弾倉に換装したにゃ。左腕銃身をサブマシンガンに。右腕銃身は無反動砲を搭載したにゃ』
銃侍:「すまぬ。某にも解る様に──」
猫五:『C5:──左手は連射型、右手はドカンと一発にゃ』
銃侍:「承った」
さて……冷や汗は捨て置き。
ちょうど良い所に、
化けガニが、たむろしておる。
猫五:『C5:左から試すにゃ。残弾は気にするにゃ』
銃侍:「……──推して参る……!」
自らの腕の音と光に、
少々──、気圧されり。
──バララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララッッッ……っううゥンぅぅぅん…………、……カラカラ。
銃侍:「…………。……、……」
猫五:『C5:──三体を撃破。マズル・フラッシュからの視覚保護、聴覚保護も施してあるにゃ。最新型にゃ、そんな反動も無かったはずにゃ? ヒナワ殿は、素早い動きが得意なのにゃろう、合わせて軽量化もしているみゃ。いかがだろうかにゃ?』
銃侍:「……、……」
いかが、と言われても、の……?
" むちゃくちゃ "………………、としか……。
猫五:『C5:あそこに、カニのカモが集まっているんにゃ。右手を試すにゃ。バックブラストに気をつけるにゃ』
銃侍:「解るようにお願いいたす」
猫五:『C5:右腕部は、前方への大型弾の射出の勢いを相殺するため、肘の部分から後方に爆風が発生するにゃ』
銃侍:「な、るほどでござる」
肘が脇腹に掠れたら、
無くなりそうでござるな。
──……。
カ、チっ……ッッッ!!
──── ぱ ぁ あ あ ん !
────────────。
ばごぉぉおボオォオオオオアアアアアあ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
ぁ
ぁ
ぁ
ぁ
ぁ
ぁ
ん
ん
ん
!
!
!
銃侍:「……、……」
猫五:『C5:……む、思ったより抵抗されたにゃ。軽量化した小型の無反動砲では、あのカニ共の装甲をまとめて撃ち破るには、少々、力不足のようであるにゃ』
銃侍:「力、不足……。その、十分なのではござらんか?」
猫五:『C5:にゃむう。直撃したカニ以外は、まだ歩いているのもいるにゃ。他の9体は、炎が燃え移っただけにゃし……。ヒナワ殿の特性で、どうしても燃焼弾に近くなってしまうようにゃな!』
銃侍:「……阿鼻叫喚という言の葉が、相応な図なのでござるが……」
一発撃っただけで、
カモのカニがヒダルマでござる。
猫五:『C5:にゃるほど、それは良いにゃ。ヒナワ殿、中距離の統率の取れたカニ軍隊を発見したら、右腕の無反動燃焼砲で攪乱し、左腕のサブマシンガンで近接射撃するといいにゃ』
銃侍:「……」
猫五:『C5:先ほどから、ヒナワ殿の移動速度を観測しているみゃが──軽やかな、良い動きにゃ! その速度で、その火力レベルの銃器を運用できる者は、そうそういないにゃ。パニックになった焼きガニ共を、後ろから蜂の巣にする、簡単なやり方にゃ! 弾は、オレがほぼ無限にするにゃ。湯水のように、カニに叩き込むにゃ!』
銃侍:「そっ、そうで、ござるなぁー」
この猫、恐ろしい戦法を語る。
故に、頭脳明晰なり。
アンティ殿……。
なんという猫殿を、飼っちょるのでござるか。
猫五:『C5:説明が多くて済まないにゃ! オレはアクマで、サポート猫にゃ! 後は──自由にやってくだされにゃ!!』
銃侍:「──詫びられる理、微塵も無し。聡明なる猫殿よ。ひとつ、問うてよろしいか?」
猫五:『C5:にゃんにゃりと』
銃侍:「名を教えていただきたい」
猫五:『C5:オレのにゃは、ニャンゴ。銃を愛す、いつつめの猫にゃり──!』
銃侍:「──ふむ、では、ニャンゴ殿……。──共に、参ろうぞ──!!」
ニャンゴと名乗る猫の戦法、
凄まじく敵を屠りける。
炎の着いた化けガニ、
泣く赤ん坊の如く。
撃ち殺すが、忍びなくさえ感じけり。
銃侍:「我ながら、無慈悲にござるな──」
猫五:『C5:にゃ。マモルために、血に濡れるんにゃ……!』
──ほ!
この猫、聡明なだけでなく、
心構えも志道である。
侍の端くれとして、
昂らぬことがあろうか──……!!
銃侍:「──然り!! 某の炎……! 渇く、血の紅と洒落こもうぞ──・・・!!」
猫五:『C5:──にゃふふ。熱いモノ言いにゃな──』
我が炎髪、
月忘らるほど、
輝けり。
猫五:『C5:よいペースにゃ。もうすぐ──』
銃侍:「──ニャンゴ殿よ」
猫五:『C5:呼び捨てでよいにゃ』
銃侍:「この、光る絵巻に映る地図──名が表記されておる」
猫五:『C5:にゃむ? これは──』
光る地図、驚くべき仔細な地形の絵巻に、
見知った名を浮かぶる光点を見つけたり。
猫五:『C5:──"マジカ・ルモエキラー"殿が、近くにいるようにゃな。すまんにゃ……アナウンスするのは、オレであるべきにゃったにゃ──』
銃侍:「なん、と……。本当に、遠くの仲間の位置も察知できるのでござるか────」
そのような技能、見たことも、
聞いたことも無かったのだが──。
やれやれ……アンティ殿よ。
絵巻の力、身をもって痛み入る所存にござる──。
銃侍:「──ニャンゴよ。すまぬが、一度マジカ殿と直接お会いし、情報共有と……お姿を拝みたい。プレミオム・アーツで遠距離通話ができることは、重々、承知してはいるのでござるが──」
猫五:『C5:──無理もないにゃ。いくが良いにゃ!』
銃侍:「──かたじけないッ!」
燃える双対の銃身に尾を引かせ、
木の股という股、くぐり抜け参ず────。
猫五:『C5:──ちかい。後、50メルトルテほどにゃ!』
銃侍:「──恐れ入る!」
──いよいよか、と思う所で。
目の前より、
大きな、魔力の爆発を、
感じ取ったのだ────。
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銃侍:「──!?」
猫五:『C5:──突風がくるにゃ──!!』
それは、まるで"魔力の爆発"のようであった。
魔素を孕む強き風は、すぐに収まる──……!!
銃侍:「よ、よもや……」
猫五:『C5:ほ、方向は……、一致してるにゃ。反応はあるにゃ!』
銃侍:「──マジカ殿っっ!!」
残りわずかを、全速力で、駆ける。
夜に跳ぶ、その姿。
ホウオウの如くであろう────。
だが、この加速よりも、はやく……!
その声は、届いたのでござる────……!!
萌殺:「──な──。なん、じゃっっっつつつ!!??? こりゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁ!!!!!!!!??????」
猫五:『C5:──にゃ、今のは!?』
銃侍:「──マジカ殿の、声──!!!」
あの驚き様は────、
ただ事ではござらん──ッッッ!!!
どのような、事態になっておられるのか──!!!
銃侍:「ま──マジカ殿ぉおおおっっ!!! ヒナワでござるぞぉおお──ッッッ!!!」
柄にも無く、腹から吼えにけり。
古い考えやも知れぬ……──が。
女を守れぬ男子にッッ──……!!
なんの士道が燃えよううか──っ……!!!
──そして、某。
魔女の元へと、着きにけり─────!!!!!
──── ザ ッ !!!
銃侍:「 マジカ殿っ────…… !? 」
────。
──。
─。
萌殺:「 あ っ ・・・…… 」
銃侍:「……」
猫五:『C5:……』
── 。
…… む ぅ ?
萌殺:「 ……ぅ、 」
銃侍:「 む────ん? 」
う ー ん ?
だ ぁ れ ぇ え ー ???????
萌殺:「 ひっ……ひにゃ、わぁ……っ! 」
……にゃわ?
萌殺:「 みゃっ──……、 」
…… 宮 ?
萌殺:「────みゃジっっっっっっっつつつ!!!////// 見んっぅっっつつつうつつつつッッッ──……!!! ──なぁぁああぅうううううにゃゃややああぁァァあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁ──っっっ──!!!!!??//////////////」
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ほぅら、月夜も笑ってござる。
猫二:『C2:今日、満月みゃよ……』
魔王:{{ はぁ…… }}
黒鰐:『 がるぅーん♪♪ 』
萌殺:「うわーん、ヒナワしねー、マジちねーぇぇぇ……/// ちねちねちねちねちねちねちねぅぅうわわわわわわわわぁ〜〜ん……っ//////」
魔王:{{ ちょ、ちょっとやめなさい。ちょっとやめなさいって }}
ガンガンガンガンガンガンがんゴン、げしげし──。
猫五:『C5:──ひ、ヒナワ、殿よ……。どうやら、名を呼ばれているようにゃがぁ──その、知り合いにゃのでは、にゃいのかにゃ……?』
銃侍:「 ぃ、いやぁー……。マジで、わからんのぅー♪ 」
萌殺:「──……! うわああああああんんん……!//////」
あっ、さらに泣いた。
マジ泣きでござる。
これは────笑って誤魔化すに限る・・!!
それ──!!
にっこり── ─ ─ ♪
アーツ描き足しました!(笑)(ノ≧ڡ≦)☆
無しバージョンは、
みてみんとpixivに置いときますꉂ(ˊᗜˋ*)










