プ(飲み)会・開催!
マイちゃんが語り手です(ノ≧∀≦)ノ.*・゜
「……」
「あわわわわ……」
マイスナです。
起きたら子供がいたので、
捕獲しました。
「にょきっとなぁ!」
「かんかんくゅ」
カンクルたちと、遊んでたようです。
……アンティは?
「……ぬぁぁ、乳が、乳がぁ……!」
横で寝ぼけています。
珍しいですね。
私たち、だいたい同時に目が覚めるのですが。
「じー」
「あぅ、わわわ……!」
桃色の髪の女の子……。
リビっちに少し、似ています。
大きなガラス玉の首飾りをしていますね。
「にょきっとにょんにょん……」
「くゆっー!!」
「……とらえた」
「にゃあぁ……!」
私の顔を見て、「やっちまった!」みたいな、
顔をしてるのは、何故でしょうか。
「ぁ、あのぉ……」
「なに」
「き……狂銀さん、ですか……」
「そうです」
アンティの隣は、誰にもわたさん。
「ふあぁ……!」
涙目になりました。
不本意です。
私は絶賛、子供奉仕活動実施中です。
ここはひとつ、サービスしましょう。
折りたたまれていた銀の仮面の、
二つ角が、ジャギンと伸びました。
──ジャギィイイン・・・!!
「ひ、ひぃ……!」
余計に怖がられました。
おかしいです……。
男の子には、ウケがいいんだけど。
足音が近づいてきます。
「くまー、やっぱり遠距離でもいけそうだってー」
「この機能、やべぇよなぁ……。おーい、エコープル。どだー? 絵本チームのお二人さんは起き──」
誰かが、部屋に入ってきました。
「く、くまさぁんん……」
「! 起きてるじゃねぇか!」
「あら、ホント」
「──くまが、しゃべってる!!!」
私が叫びます。
「……くまだって、しゃべりたくなる時はある」
「あら、元気そうじゃない」
「──おっぱいが、しゃべってる!!!」
「──なんですってッッ!?」
アンティが、起きました。
その後、たくさんの人が集まります。
おっぱいは、よっつに増えました。
何故か……アンティはガクブルしています。
集団で襲われたら、暴れますよ。
「だからですね、アンティ……。その神官服は、本来は無断で着たらマズい代物ですのよ……」
「うぅ……だって、知らなかったんだもん……」
アンティが、おっぱい2号に怒られています。
なんという事だ。
私の最強のアンティが。
迎撃した方が良いでしょうか。
〘#……ゃ、やめなさい……。この者たちは、冒険者の長たちなのだろう?〙
〘------うへぇ;厄介なことになっとるのんなぁ──☆☆〙
まとめて倒すには、いい状況だよ?
「うえぇ……なんで皆さん、いるんですかぁ……」
「おぅ。夏休みだ。いいだろう」
クマに夏休みがあるなんて。
ここは、さっきの薬屋さんの二階のようです。
店長のお爺さんが、アンティと話しています。
「ほ、ホントにこんな物を頂いてよいのかね!? これは……とんでもないものじゃぞ……!?」
「あ、はい、すません、すません。ですからどうか……私らが持ち込んだことは、ご内密に……」
「なんという事じゃ!」
お爺さんは、ブルブル震えていました。
ローザの体流が、すでに国を飲み込むレベルの体積になっているのは、秘密にした方がよさそうです。
「古代の遺物レベルのエリクサーなんか、どぉーこで手に入れたんだ、おま……」
「の、ノーコメントで」
「マジかこいつ。マジ売ったらマジすげぇんだぞ」
「からからから♪ 義賊たらしめる秘密、ということでござるかな?」
むっ、このロン毛。
アンティを笑ったな。
──バチバチバチチチ……。
「おい、おま……アンティよ。隣のライバルが、角に帯電してるの、なんとかしてくれねぇか……」
「ちょ、や、やめなさい、マイスナ! このクマさんは、いいくまさんだから……!」
…………。
「……熊肉は、主食でした」
「なにこの子、こわい……」
「にょきっとなー……」
雪山にいた頃みたいに、
食べちゃうぞ。
「アンティ、それに、マイスナさんも……。体調は如何ですの?」
「へっ?」
「体調……?」
どうやら、私たちは"睡眠のジェム"、
というのを投げられたようです。
箱庭の皆も、一緒に寝てたみたいです。
『────う:ぅむむ……。
────対抗策を強化せねば:なりませんね……。』
『>>>まじかぁ……。うーん、なんか変な夢見た気がするなぁ……?』
黄金夫婦さんも、寝ぼすけですね。
「本当に……大丈夫ですの?」
「……? 別に、変なとこはないと思います」
「ど、どうしたのよ、ヒキ姉! なんともないってば!」
おっぱい2号が、
やたらと私とアンティの事を、心配しました。
「ほぅ。" ヒキ姉 "、などと呼ぶ間柄でござったか!」
「へぇー……。ヒキハちゃんの事、" ヒキ姉 "って呼んでんだぁー……。ふーん……ほぉー? へぇー???」
「ぐっ、なんですか、お姉ちゃん……!」
「なっ、なんすかオシハさん! 別に友達ってだけですよ!」
おっぱい2号が、
妙にアンティに馴れ馴れしいです。
……、……。
やはり……もぐしか……。
「ふーん……。私は、"オシハさん"、呼びなのにねぇー……???」
「マジおっぱい嫉妬乙」
「おい、おっぱいおま……。こんな時によせよ、バカ乳……」
「はははー!!! 何だか格差があるおっぱいですねぇー!!!」
この子、うるさい。
おっぱい1号が、
ベッドに座る私たちの方に、
しなだれかかってきました。
「──オ・シ・姉──って、呼んでもいいのよ?……♡」
「ひ、ひぃぃ……!」
「おっぱい、許すまじ」
歳とってから、垂れるがいい。
──バチバチバチチチチチ……!!
「あ、あわわわぁ……! き、狂銀さんが、おこってる……!」
「かんかーん!」
どうやら、アンティとは仲良し共みたいです。
〘#……共、とか言うのは、やめなさい……〙
しゃべるクマさんが食事に誘ってきたので、
奢りを期待して、ついていきます。
うぇーい。
外に出ると、けっこう暗くなっていました。
ぞろぞろと、大人数で移動します。
「ああぁぁ……ヒゲイドさんに、なんて報告すればぁぁ……!」
「大丈夫だよ、アンティ。別に、私たち悪いことしてないもん、たぶん。くまとおっぱいに会ったって言えばいいよ」
「……なんか、おれ達の扱い、辛辣じゃねえか?」
「ふふ、妬いてんのよ。可愛いじゃない」
私たちを見た、ホールエルの街の人たちは、
何やら変な反応でした。
「やべぇやべぇやべぇやべぇ……」
「うお!!?? あのおっぱいズは……!?」
「嘘だろ、あれ羊雲姉妹だぜ……!?」
「あ……あの、ナトリの方……! イケメン過ぎて、つらい……」
「熊だぁああー!!! クマが出たぞぉおおー!!!??」
「え? ユユユ・ミラーエイド……? ま、まさかな……?」
「コケシみたいな魔女が歩いてんな……」
「からから♪ 流石に目立つでござるな♪」
「おい、今コケシっつったヤツ、マジ出てこい。マジ最上位魔法、食らわし続けてやんよ」
「よせ……おま……。ホント、よせってアホ……」
「うっふ〜〜ん♪♪ くねくねぇ……♪ ちゅっ♪」
「やっ、やめてお姉ちゃん、はしたないですっ!!!」
にぎやかです。
うさ丸とカンクルは、
さっきの小さな女の子に乗って、
運ばれています。
「にょきっとなんなん♪」
「くゆーっ!」
「あの、くまさん……さっきの事、クルルカンのお姉ちゃん達に、聞かなくていいの?」
「あっ、いや、そうだよなぁ……」
「バカねぇ、くま。こんな街中で聞ける事じゃないでしょ……。聞くなら、部屋を出る前に聞くべきだったわ」
「……! お、おま、そうなら早く言ってくれよ……!」
……?
アンティと私に、聞きたい事……?
じ〜〜〜〜……。
「き、狂銀のお姉ちゃんが、こっち見てるよ……!?」
「お、おぅ……。後で、後でちゃんと聞くからよ……」
「もぉー! なっさけないクマさんねぇー!」
「アンティ。なんかクマさんが聞きたそうだよ」
「く、熊神様がっ……!? おお、恐ろしや……」
くまに神がいたとは。
「──マジカさんっ!! あなたのファンです!! サインくださいっっ!!!」
「おうおうおぅ。マジわかってんじゃねーか。ほらよっ」
「ぶひぃぃぃいいいいいいい!!!」
「にょわーぁ……」
「く、くまさん? なんであの人、オークの鳴き真似してるんだろぅ……??」
「……おぅ。前世が豚だったんだろ」
神様、てきとーだな。
「いやー!!! はやめに聞いといた方がいいと思いますよー!!!」
「マジ、国が揺らぐレベルのアイテムだぞ」
何やら、周りから質問したそーな、
雰囲気を感じながらも。
お食事処に着いてしまいました。
ていうか、私とアンティがバカにされた、
イカのたれ船のお店です。
「ぃ……いらっさ、いませぇッッ、えぇぇぇぁッ……!?」
店長さんの顔は、引きつっていました。
おっぱい1号さんが、けらけらと言います。
「ふふふっ♪ 人間7人と熊1匹、等身大コケシと小動物2匹よっ♪ すぐに空けなさい♪ 街の存亡に関わるわよぉ〜〜♪♪」
「お姉ちゃん……」
「おま、やめろって……」
「マジいつか滅ぼすぞメス乳」
「よ、よろこんでぇえええええええええええ!!!??」
店長さんは、店の真ん中の円卓席のお客さんを、
蹴散らしていきました。
「どけ、ゴッッルァァああああああああぁぁぁ!!!!!」
「──ぬぉああ!? なんだなんだッッ……!?」
「──なんだ!? マスターのご乱心かッッッ!?」
「──おまえ、女房とは最近うまくいってんだろっ……!?」
お皿を持ったお客さんが、
空いている席に移ってくれました。
アンティが、しみじみ言います。
「権力者って、怖いわねぇ……」
「あのおっぱい、たぶん やり慣れてるよ」
「からからから♪ いやー、平和的でなによりでござるなぁ♪」
「侍。目ぇマジ腐ってんのかテメー」
「にょっきにょきぃ……」
「……ヒキハちゃん、うさ丸が耳で目隠ししてくる……」
「……グッジョブですわ、うさ丸……」
「くゆー」
私たちで、空けてもらった席を占領します。
周りのお客さんたちは、
明らかに、どよめき始めていましたが、
おっぱいのお姉さんの方は、
手馴れた様子で注文を始めます。
「あ、ビア20杯くらい氷の魔石と一緒に持ってきて、全部無くなるから。エコープル?」
「あっぷるー!」
「アップルジュース、メニューになければ今つくりなさい♪ だし巻き玉子5つと燻製盛り合わせ6つと串焼きマウンテン3つ、これソースついてんの? ツイてる? あっそう。レモン別皿で山にしといて。チーズ盛り合わせってどんくらいの大きさ? あ、切り分けんの? じゃ、それで。トマトある? スライス3つ。この鍋飯ってどんな料理?」
「お姉ちゃん……」
「おま、自分が食べる分だけ頼みやがれ!」
「……なんで、こんな事に」
「アンティ、やったね! タダ飯だよ!」
「……某も、お金払わなくて良いでござるかな……?」
「ははは!!! 後でオシハさんが怖いですよぉー!!?」
お酒が超特急で運ばれてきて、
バンバン並びます、多いです。
「はぁーい♪ じゃ、大集合を祝して!! グラス持て、ごるぁー♪♪♪」
「お姉ちゃん、は、恥ずかしいですから……」
「……こいつ、基本的にこういうの好きだからなぁ……」
熊神様も、苦労しているんですね……。
今からするのは、乾杯というやつでしょうか。
経験がないので、少しドキドキします。
「これお酒じゃないですか! 私らは飲めませんよ!?」
「今だけ、今だけ持ってりゃいいから♪」
アンティが、オシハさんに言いくるめられます。
ほぅ……これが、お酒か……。
「はーい♪ じゃ、かんぱ────……」
「 ガ オ オ ォ ゥ ゥ …… 」
背後から、凄い音がしました。
みんなで、振り向きます。
「「「「「 …… 」」」」」」
「 ── ガ オ オ オ オ ォ ォ ォ ォ ォ オ オ オ オ オ オ オ ── !!!!! 」
訳:まぜてください。
「あっ、ども。ちゃーす」
「ゴウガさん、ちゃーす」
私とアンティは、挨拶しました。
「ガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ──!!!!!」
「びゃぎぁぁああああああああああああぁぁあああ──!!!!!」
エコープルちゃんが、ギャン泣きしました。
(^_^;)あぁ……(笑)










