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⚙⚙⚙ 私たちのABC ⚙⚙⚙

久しくひどい(;´༎ຶٹ༎ຶ`)(笑)




  わいわい────・・・!


    がやがや────・・・!




「帰って、きたわね──……」

「きたー」

「……ねぇ、うさ丸。やっぱアンタ熱いわ。頭が暑い。うぬ、聞いてる? ちょ……」

「マフラーつらい」

「ごめ……ごめんって……あ、行っちゃった……」

「涼しい」

「絶叫してたな……後で謝っとこう……」

「冬は重宝する」

「ぅ、うん……」



  わいわい────・・・!


    がやがや────・・・!



「……さっきから、私たち見た人が目を背けるね」

「まぶしいんでしょう。陽射し、乱反射してるもの」

「そんなにまぶしいかな?」

「見てみ。影が光に食われてる」

「ぬわぁー」

「ふっふっふ……いいキミだわ……。いつも絵本ごっこと称して、キャットファイトを期待される身にもなれってんのよ……」

「どこでもキャットファイト受付」

「やめぃ。内でも外でもやってたまるかぁ!」

「アンティ。あそこの路地裏きれいそうだよ」

「絵本のカッコで行っちゃダメ……」

「どこかの屋上とか」

「発想が狂ってる」

「……アンティのそゆとこ、私はズルいと思います」

「なにがぁ」

「いっつも私からですが、気づくと上下が入れ替わってます」

「……しらね」

「全力を出して、今襲おうか?(にこっ)」

「……──── 」

「えっ──ぁ……!?」




 ※アンティが反射速度(クロックダウン)を発動して、

  目視不可のスピードでマイスナを連れ去る。

  どっかの屋上に押し倒し、覆い被さる。


 ※いつも優しい表情のアンティが、

  逆光で目だけが黄金に光っていて、

  マイスナがびっくりする。




「えっ、ちょ、あ、アン──…… 」




 ※しばらくお待ちください。




「ひゅっひゅ〜〜♪ ひゅひゅひゅひゅ〜〜♪♪(口笛)」

「……今日という今日は許さないぞ、クルルカン」

「あら、そうなの?」

「帰ったらギッタンぎったんだ、覚悟しろ」

「ほほほほ、正義は必ず勝つ」

「せんそうだ。うわぁぁあわぁぁあぁ」

「ちょ、変な声ださないの……! 親子さんに見られたでしょ」

「あ、あんなの卑怯だ、う、いつも受けのクセに、ぐあああ」

「わ、悪かったから……落ち着いてって……」

「あんなの卑怯だぁぁぁぁぁ」




 ※屋台でトルティーヤに、

  ミンチにしたソーセージと、

  野菜が挟まれた物を購入して半分こする。




「……もぐもぐ」

「せめられるのも、いいな……」

「──ブォッッ……」




 ※とんだ具は歯車で回収しました。




「……」

「……」

「「……(しまった。続きがしたい……)」」




 ※ここでお互いにちょっと見つめ合い、

  だいたいの相手の気持ちがわかって、

  さらにまずいと思う。




「……」

「……」

「あ……、アンティ、そこの路地裏、きれいだよ……」

「じょ……、冗談でも、今、言わないで……!」




 ※スタスタ、キンギンと歩く。

  ドニオスギルドまで無言。




「──おっ! 戻ったか! ゆっくり帰ってきおって……!!」

「あー!! アンティさん! マイスナさん! おかえりなさい! ついさっき、うさ丸が水バケツに飛び込んで──」


「「──ヒゲイドさん!!」」




 ※アンティとマイスナが、

  ギルド内によく響く声で、同時に叫ぶ。

  建物の中の冒険者一同が、ギョッとする。




「な…………なんだ……?」

「……色々、聞きたい事はあるでしょうが……ッ!」

「私たちは今……けっこう限界です……ッ!」

「………………う、うむ……?」

「ちょ、、、っとだけ、休憩させてもらっていすかッ──」

「おお、おおお、お願いしますッ──」

「……………………う、うむ……。ゆっくり……してこい」

「「 あざっす!! 」」




 ※アンマイが、けたたましい足音と共に、

  龍見台の塔へと登っていく。




「…………………いいんですか?」

「いや……あんなの、仕方ないだろう……」

「…………どうしたんでしょね?」




 ※当然、しばらくお待ちください。

 ※私たちの戦いは、これからだ。




「……お。降りてきたか!」

「アンティさん、マイスナさん? けっこうゆっくりしてましたねぇ〜〜。もう、日が沈みかけですよ? ふふ、仮眠できましたか?」

「えぇ……? あ………はぃ……。その……ごめん、なさい……」

「へ? えへ、へ……? その……すみません……」

「……。大丈夫か? ずいぶんとホケーッ、としているように見えるのだが……」

「──へっ!? い、いや、そんなこと、ないですよ……っ!?」

「──な、なんでもないもん! ふっ……、ふつうだよ……」

「?? ……そうか?」

「うーん???」




 ※今回も引き分けでした。

 ※神は失われた。ドローで。




「まぁ、よい……。さて、じゃあ……ちっと、顔を貸せ──」

「お茶、ご用意しますねぇ〜〜♪」

「「ふぁい……」」




 ※ギルマス執務室へようこそ。

 ※ドアを開くと、ある人物が──……、





「はぁ──い♪ こんばんは♪」


「「あぁ〜〜〜〜〜!!!」」





 ※アマロンさんが、お茶飲んでました。





「慈悲なし神官ねぇちゃんがぁぁあ〜〜〜〜!!!」

「口封じだ〜〜〜〜!!」


「ぶ、物騒なこと言うのやめなさい!!」





 ※事後のテンションは高い。





ユリナオール 1000イェル


 いくつ買いますか?▼


  [9999999]個


チ──────ン……!

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